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コロナ感染爆発のさなか、胃カメラを飲む

2021.08.13(14:54) 857

 個人的なことながら、おととい、僕は胃カメラを飲んできました。症状が出たのはもっと前からですが、医者に行く前の一週間余りは食欲がゼロになって、毎日おにぎり一個程度しか食べておらず、みぞおちの違和感と軽い吐き気が収まらず、何とも言えない不快感が続く。市販の胃薬も全く効かない。何も食べないままでは衰弱するので、これではどうもまずいなということになって、胃腸科を受診したのです。十何年前、その病院でピロリ菌を除去してもらったことがあって、僕は若い頃から無理をすると胃に来るたちで、これは癇癪持ちの父親から受け継いだ遺伝体質なのだろうと思っていたのですが、原因はどうやらそのピロリ菌だったらしく、以後、すっかり胃腸のことは忘れられるようになっていたのです。「ピロリ菌を除去しても、胃がんになる確率は初めからそれがない人の2倍です。毎年検査を受けないと駄目でしょう!」と早速先生に叱られる羽目になったのですが、僕は昔から医者を怒らせる名人で、三十代の頃痛みで夜も眠れなくなって仕方なく医者に行ったときなど、胃カメラ検査のとき、あまりに不快だったので医者と看護師を押しのけて胃カメラを途中で引き抜いてしまい、「あなたのような乱暴な患者は見たことがありません!」と医者を怒らせ、それでも最低限の画像はとれたのですが、医者はそれを示しつつ、「こんなひどい状態になるまでほっとく人間がどこの世界にいますか!」とさらに叱られ、「以前ならこれだと即手術で、胃の三分の二を除去しています。幸いに今はいい薬があるので、それで治せます」と言われ、おお!と喜んで、早くそれを出して下さいと言い、「あなたは一生薬を飲み続けねばならない病人です」というような脅しは無視して、数日で痛みは取れたので医者にはそれきり行かなくなったのですが、あのときは背中にも激痛があったのに、今回はないので、むしろもっと厄介かもしれないと思ったのです(喫煙等の悪条件も揃っている)。それで苦しむのは嫌だが、もう十分生きたので、死ぬこと自体は何ら問題ではない。僕にとってそれはむしろ「解放」なので、気がかりはかんたんには死ねないということだけです。

 前夜八時以降は何も食べてはいけないというのがあれの決まりですが、食欲が全くないのだから、それを守ることは造作もないことです。まず、血圧検査を受けましたが、驚いたことに上は100に届かず、下は50台しかない。僕は元々低血圧ですが、ここまで低いのはしばらく食事をほとんど取っていなかったことが関係するのでしょう。それから喉にシュッシュッと麻酔剤を噴霧され、胃の緊張を取るための筋肉注射を受ける。麻酔で一時間寝てから、というオプションも提示されましたが、それはいりませんということで早く検査に入れた。この病院は胃カメラが上手で、そんなに苦しくないのですが、長引くにつれだんだん苦しくなって来た。「もう少しです」という声に励まされて無事終了したのですが、昔の十二指腸潰瘍が治癒した跡のふくらみがあるくらいで、後はきれいなもので、異常は何ら発見されませんでした。潰瘍も癌らしきものもないのです。ピロリ菌の復活もない。先生も「問題ありません」と安堵の表情でした。

 それで、消化剤を二種もらって帰ってきたのですが、不可解なのはそれではこの何とも言いようのないむかつき、不快感はどこから来ているのかということです。僕は夏には強いので、たんなる夏バテとは思えない。しばらく前までは一人暮らしの郷里の母親のことがいつも気がかりだったが、今は施設に入所できたので安心できるようになった。身内の病人も、今は比較的安定しているので、一時ほどの心配はしなくなった。ストレスの結果というのは、その最中ではなく、一息ついた頃出てくるものなので、そういったことが無関係とは言えないが、僕は元々そんなにストレスに弱い方ではありません。目下、僕にとっての最大のストレスは、あのガースーの出鱈目な施政です。「制御不能」レベルに達した今のコロナの感染爆発と医療崩壊は、「独善的な希望的観測と愚劣な政治的打算に基づいて、しなくてもいい余計なことばかりして、するべきことは何もしてこなかった」あの無責任で愚かな男による人災の側面がかなり強いので、あのアホ面をニュースで見るだけでムカムカすると言う人は多いが、僕もその一人です。

 それで僕はこれを「ガースー胃炎」と命名しました。あの馬鹿が政権を率いているかぎり、完治することはない。吐き気、むかつきが消えることはないのです。IOCのバッハの厚顔や、あの面相からして不潔で汚らしい名古屋市長の「メダル噛み事件」(後藤投手、新しいのと取り替えてもらえるようになって、ほんとによかったですね)も僕を憤慨させました。二階や、麻生、安倍などの馬鹿面も耐えがたい。ああいうのを全部集めて無人島送りにし、二度と日本に戻ってくれなくすれば、たちどころに食欲は回復しそうです。ああいうクソ連中だけに感染して死に追いやるというコロナ変異株はどうして出現しないのか? それなら流出元の武漢ウイルス研究所も少しはほめてもらえるでしょう。

 こう言えば、「エビデンスが明確でない」と言われるでしょうが、今の感染力が並外れて強いと言われるデルタ株も、ストレスで免疫力が低下している人が多くなっているから、なおさら感染しやすくなっているのではないか? 日本の場合でいえば、ガースーが国民にストレスを与え続けていて、それで免疫力が一層低下して、感染爆発を助長してるという側面はないのか? 「デルタ株の感染力は麻疹や水痘と同レベル」だと言われますが、この麻疹というのは「はしか」のことです。あれは小学校に上がる前だったと思いますが、周囲ではしかがはやったことがありました。当時はワクチン注射などはまだ行われておらず、罹患して免疫力を獲得するというのがふつうで、あれは年齢が低い方が軽症で済むと言われていました。これは実話ですが、いつも一緒に遊んでいた近所の同い年の子もはしかになり、考えることがいつも乱暴な僕の母親は、これを千載一遇の機会と捉えました。母親同士も友達だったので、発熱して寝込んでいるその子の隣に布団を敷いて、数時間そこに寝かせ、わが子を強制的にはしかにかからせるという名案(?)を思いついたのです。彼女にはこれは「絶対確実」な方法と思われたのです。その後、母はわが子の発症を今や遅しと待ち構え、毎朝「調子はどうか?」とたずねましたが、一週間たっても十日たっても何ら発症の兆候は見えず、「どうしておまえははしかにならないのだ?」と不満げに言いました。それは後年の「どうしておまえは受験生なのにそんなに怠け者で勉強しないのか?」と同じような非難がましいものでした。地域の免疫のない子供たちが次々発症したのに、母の努力にもかかわらず、僕だけ罹患しなかったのです(数年後学校でもらったのか、やっと罹患した)。

 今はコロナの家庭内感染が激増していますが、そういう中でもなぜか一人だけ感染しなかったというような例はあるでしょう。それは謎ですが、感染力が高いから必ず感染するとは限らず、逆に、ストレスなどで免疫力が大きく低下しているとたやすく感染するのです。そして今の日本社会は、コロナそれ自体とはまた別に、政治の支離滅裂と無能無責任に対する怒りとストレスで、人々の免疫力はかつてないほど低下している。そこにデルタ株が襲ったものだから、ひとたまりもないことになっているのです。

 だから、ガースーはコロナの感染拡大をその存在自体によって助長していると考えられるので、一刻も早い退陣が望まれるのですが、その思い込みと安易な希望的観測は現実離れのした方向に向かう一方なので、その自覚はない。いまだに「オリンピックでは過去最高のメダル数になり、『やってよかった』が5割を超えているのに、なぜ支持率が上がらないのだ? これは左翼マスコミの煽動のせいに違いない」とか、「ワクチン接種が進みさえすれば問題はすっかり解消する(それまでの多少の不具合はどうでもいい)」とか、とにかく周りには竹中平蔵とその子分とか、さざ波笑笑の元参与といった類の、彼の愚かしいバイアスを強化してくれそうな取り巻きしかおらず、「国民の間でも菅政権続投への声が高い」という二階の何の根拠もない妄言を真に受けたりするので、国民の高まるばかりの政治ストレスはよそに、「私はまだやれる」という傍迷惑な意欲をもつのです(一段落したら懲りずにまた新ゴーツーを計画しているというのだから呆れます)。

 こんなのをまともに相手にしていたのでは、誰でも病気になる。コロナにはかからなくても僕のように胃カメラを飲む羽目になる人間もいるので、皆さんもお気をつけください。ガースーが退陣して、僕の吐き気や胃腸の不調がすっかり治れば、これはエビデンスとして採用されますかね? 他にも「ガース―うつ」とか、「ガースー心身症」とか、ガースーが原因の病気はたくさんありそうです。コロナとガースーという二大災害(今は大雨も降っていますが)が、今の衰弱した日本を襲っているのです。コロナには感染しないよう細心の注意を払うとして、ガースーに対しては、ニュースを一切見ないようにするのが効果的かもしれません。ガースーのあのトンチンカン会見や虚ろな顔つきを見ることは、あなたの健康を阻害し、免疫力を確実に低下させるのです。見ても得られるものは何一つありませんしね。
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