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いざとなったら辞任で逃げればいいという話ではない

2021.05.26(16:54) 833

 これまでも無能な総理大臣はいくらもいました。しかし、ガースーほどそれに加えて病的に頑固で態度の硬直した総理大臣は、少なくとも戦後はいなかった。そのためコロナ対策は進まず、いたずらに混乱とストレスが強まるばかりで、国民にとってはコロナ以上にこの政権の存在が深刻なストレス因になっていると言っても過言ではないでしょう。

「菅総理は五輪やる」複数の関係者が証言 中止なら決定時点で「辞任」予測も

「仮に中止、延期は想定していないにしても、そうなった場合のシミュレーションは内々に作っておくもの。今回は議論になったこともないというのです。つまり、同じ理屈で、開催期間中に例えば選手村でクラスターが勃発して競技が中断した場合、政府がどう対応するかなどのシミュレーションもできていない。それは、日本オリンピック委員会(JOC)と東京都が決めることと高をくくり、政府としては何も想定していないというのです」

 一事が万事、菅政権の対応はそうだ。「仮定の質問には答えられない」のではなく、「仮定そのものがないのではないか」とすら疑ってしまう。


 見通しも計画もシミュレーションもなく、何から何まで自分の甘い希望的観測による「運頼み」なわけです。だからこの政権は行き当たりばったりの「混乱製造機」になる。ゴーツーから東京五輪強行開催まで、全部そうです。コロナ対策はそのときそのときの思いつきで泥縄式の対応を繰り返しているだけ。緊急事態宣言なるものを出しながら、水際対策はいい加減で、だから変異株はおかまいなしに入ってきて、PCR検査もきちんとしていないからその実態はわからず、またぞろ緊急事態宣言を繰り出すが、効果は疑わしくて感染は拡大する。そこらの素人のおっさんがやってもガースー程度のお粗末な対応なら誰でもできると皆が思ってしまうのです。

 いや、素人でもふつうの常識と危機管理意識をもっている人間なら、とうの昔に五輪中止を決断している。「諸般の事情」に鑑みても、です。そうすれば、コロナ対策におかしな条件なしに集中できたわけで、手当をしなければならない問題は他にたくさんあるのに、ゴリンゴリンで浮足立って、それにばかり気をとられて朝令暮改の一貫性のない指示を連発して社会を無駄に混乱させる一方、そちらは完全にほったらかしなのです。

 やってることにおよそ整合性がないのは、

「7月末までに高齢者のワクチン接種を終える」がお題目のように唱え続けられている。無論、早く接種を終えるのに越したことはないが、他の世代へのワクチン接種は始まってもいない。

 というところにも出ていて、「五輪は7月23日に開幕するので、実質的に菅政権では五輪開催とワクチン接種は何も関連性なく進んでいる」と言われてしまうのですが、彼の頭の中ではそれが「安全・安心な五輪開催」の根拠となっているわけで、自分でも何が何やらわからなくなっているのでしょう。

 もし7月までに新型コロナのまん延、拡大が収まらず、東京の緊急事態宣言を解除できなかったら、どうなるのか。複数の政府関係者、与党関係者に取材したところ、いずれも「それでも菅総理は五輪はやる」の一点張りだ。「中止や延期の選択肢は、絶対にあり得ないのか?」と畳みかけると、大多数が「ない」と回答。ある関係者は「理由が何であれ中止・再延期が決まれば、その時点で菅総理は辞任されるでしょう」と語った。

 辞任して済む話かと思うのは僕だけではないでしょう。彼は際限もなく無用な混乱をつくり出して日本人及び日本社会を疲弊させているので、そもそもこの馬鹿者は総理大臣の仕事は自分の愚かな我を通すのが仕事だと心得て、国民の代表としてその利益のために権力を付託されているのだという自覚が全くないのです(理由を明示できずに終わった、初めのあの学術会議新会員任命拒否事件からして、権力におごった彼の我意に基づくものでしかなかった)。

 コロナが沈静化しないと不利益を被るのは国民なので、ごく一部のノータリンは除き、各自それなりの用心をして感染が広がらないように気をつけるでしょう。そしたら、ガースーはそれを自分の手柄のようにして、望まれてもいない五輪開催に利用し、そこで感染者が出てトラブった場合には、「何とかしろ!」と準備も何もないまま、またわめき散らして周りの官僚や関係者(多数の五輪ボランティアも含む)を右往左往させて疲労困憊させるだけになるのです。どこの民主主義国にそんなアホなリーダーがいるでしょう。

 たとえオリンピックが開催されても、僕は一切テレビ観戦もしないつもりです。こんなアホな国のアホな政治によって強行されるオリンピックなど見る気にはさらさらなれないからです(僕はスポーツ観戦は本来好きなのですが)。国民の良識より一民間組織でしかないIOCの意向を尊重する政府なんて、日本にしかなく、世界へのこの上ない恥さらしです。ガースーだけでなく、彼の暴走を支えてきた自民・公明も同罪なのだから、日本の有権者は今度の選挙で明確な意思表示をしないと、この国は腐り切ってもはや手の施しようがなくなるでしょう。野党が頼りなくても、いったんこの自公支配を断ち切らないと未来はない。そういう自覚を高めてくれたことが、このお粗末政権の唯一の功績と言えるかもしれません。

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祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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