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コロナの寒風吹きすさぶ中で垣間見えた菅家のお花畑

2021.02.04(17:18) 800

 久々に「文春砲が炸裂」したそうですが、野党の無能のおかげでかろうじてもっている菅政権に、これは痛い一撃になりそうです。次はヤフーのニュースサイトに出ていた、「ネッシーのフェイク記事だけではないぞ(実際、僕は昔、駅の売店で大きな写真付きの「ネッシー発見!」の記事を見かけて、「ほんとか!」と喜んで買ってしまったことがある)」という東スポの力の入った関連記事です。

長男の〝コネ入社疑惑〟で…菅首相吹っ飛んだ「改革派、叩き上げ」イメージ

 僕もこれは、違法接待の問題以前に、「コネ入社」であることは間違いないだろうと思ったのですが、下のコメント欄の一番上に、

 菅総理の弟も、自身が事業に失敗し自己破産した直後にJR系企業の役員に就任している。
「困った奴には、生活保護がある」と言い放った割には、身内に甘いよな。

 とありますが、国民一般の感想としてはそれに尽きるだろうと思います。元々有力政治家の子弟の大企業への就職などは、「親の七光り」によるコネ入社、忖度入社がほとんどですが、新卒ならそれはまだ目立たないとして、菅総理の弟の、自分の会社を潰した後のJR系企業への幹部待遇での就職や、明治学院卒、ミュージシャン、自分の政治秘書だったこの長男の東北新社への転身(入社は08年で、今は高い地位にいる)など、ふつうなら「ありえないこと」で、「ほとんど韓国」と言いたくなるような「外は地獄でもうちの敷地内だけお花畑」の光景です。自身とその身内は既得権益にぶら下がって甘い汁を吸いながら、改革がどうのと言えた義理ではないので、ゴーツーでも国土強靭化でも、オリンピックでも全部同じですが、スポンサーたちとの持ちつ持たれつの関係を維持するための税金のお手盛り分配の口実でしかありません。目下コロナ倒産は激増中で、それに関連する解雇は8万5千人に達するという話ですが、それは厚労省の統計によるので、実数はそんなものではないでしょう。それについて問われると、「いや、生活保護がありますから」なんて、じゃあ自己破産したおまえの慶応商学部卒の弟には何でその手を使わなかったのだと、皮肉の一つも言いたくなるというものです。

 彼は自民党総裁になったとき、「私が目指す社会像。それは自助、共助、公助、そして『絆』であります」と演説したのですが、自身、元々が小此木衆院議員の威光を借りてのし上がったのであり、それが「自助」であったかどうかは疑問です。潔癖な人間はそういう虎の威を借りる狐的なふるまいを嫌いますが、彼にはそれこそが政治だと思い込んでいるフシがあって、その後も寄り添った上位権力を利用して自身の権力基盤を拡大したのであり、彼に「自助」を語る資格など初めからなかったと言うべきでしょう。笑えるのは「絆」で、たしかに菅家のそれは強力であるように見える。「私は身内やスポンサーとの絆は何より大事にしてきました」と言っているようなもので、それは十分証明されている。批判に対する耐性が異様なまでに低く、周辺の官僚たちがイエスマンだけになってしまって官邸がまともに機能しなくなってしまったのも、排他的利己的な「スガ的絆」の賜物なのです(学術会議の任命拒否事件も、批判勢力を根絶やしにしたいという彼の無意識的願望の反映だったのでしょう)。

 いつまでこういうしょーもない男に総理の座を預けておくのか? 最近は「ボロクソに叩かれてばかりで、一生懸命やっているのにかわいそうではないか」という同情論も聞かれますが、それは見方が甘いので、彼が民主党政権時代、どれほど激しく政権攻撃をしていたかを調べれば(それは彼のブログの過去記事を検索しただけでもある程度分かる)、そういうのは馬鹿馬鹿しいことだとわかるでしょう。敵視する相手には彼はとことん冷酷な男なのです。今さら「だけどボクには、皆さん甘くしてね」は通らない。

 カネをばらまいて(検察によって立件されたのはその一部にすぎない)有罪判決を受けた河井案里がやっと議員辞職したそうですが、あれも菅と二階(案里は二階派所属)が通常の10倍の1億5千万という破格の選挙資金を投げ与えて、自ら応援にも出向き、無理やり当選させたことの副産物なので、追及の手が案里と亭主の克行止まりになって、菅や二階がその落とし前をつけさせられないというのは妙な話です。自民党内からその責任を問う声が上がらないのは、二階という老いたドラ猫が党を支配していて、鈴をつけに行く勇気をもつ者が誰もいないからなのでしょう。政党としては完全に終わっている。

 それにしても残念なのは野党の情けないありようで、「自分たちならこうする」という将来を見据えた全体的なグランドプランを示して、有権者にオルタナティブを提示するのが、今の時期の一番大事な仕事です。蓮舫なんて下らないことにエキサイトするばかりで、かえって立憲の支持率を下げている。あんなのが幹部では政権担当能力はゼロだろうなと有権者は思い、自浄能力の全くないヨレヨレの既得権益政党の自民の方が「まだしも」だと、浮かない顔で「消極的支持」を表明することを余儀なくされるのです。

 何にしても、政治がこれなら、可能不可能はともかく、コロナで苦境に陥っている人たちは必死に「自助」の道を探すしかないわけで、国会議員を無駄に税金で飼っていることには納得は行かないとしても、そんなことを言っても始まらないので、「共助、公助は政治家たちの身内だけの話」と割り切って、菅家の「お花畑」を横目に、寒風吹きすさぶ中でサバイバルの道を模索するしかないでしょう。その際は、あの北朝鮮を思い浮かべてみることです。「あれよりはマシだ」と思えて、いくらかは元気が出てくるかも。あの国ならこんなことを書いただけでも即処刑ですが、幸い日本ではまだお咎めなしですからね。習近平の中国でも、書いた三日後には行方不明になっている。そうならないだけでも幸せだと、僕ら日本人は思わなければなりません。

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