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非日常の日常化

2020.07.10(13:15) 738

 コロナは湿度と高温に弱いので、6月にもなればいったんは収まるだろうと、専門家の先生には言う人もいたような気がしますが、全然そんな気配はないようで、東京は昨日7月9日、一日当たり感染者数の過去最高を記録したとか。インフルエンザと違って、これは年間を通してずっと続くということなのか? あんまり騒がなくなったのは、人間は慣れる生きものなので、だんだん鈍感になってきたからでしょう。アメリカあたりと較べると、感染者数の規模が全然違うといったこともある。

 尚、あれは脳に深刻な障害をもたらしうるという、こういう記事があります。

新型コロナ、軽症でも脳に損傷の恐れ 英研究

 まだ未知の要素が多いので、若い人も自分はまだ若いから重症化する危険は少ないなどと安易に考えすぎない方がいいということですが、最近はこれに加えて連日の大雨で、これは温暖化も関係しているという話ですが、線状降水帯だか何だか知らないが、集中豪雨が一過性に終わらず、長引くのです(中国も同じで、この前も書いたように三峡ダムは決壊の危険にさらされている)。これに地震も重なったりすると、目も当てられないことになりますが、他にもバッタの大量発生でアフリカやインドなどはコロナとの二重苦にさらされているようだし、次のようなニュースもありました。

北極を襲う熱波が記録破りであることを示す6つの事実

「北極がうだるように暑くなっている。6月後半、北極圏の町で気温38℃を記録した」なんて、極地は寒いものだと思い込んでいた僕には理解し難い話ですが、記事を読んでみると嘘ではないようです。何で温暖化のスピードが他より早いのかというと、

 雪に覆われた海氷は、地球の気温の調節において重要な役割を果たしている。白い雪と氷は太陽光を最大85パーセント反射する。氷と雪に覆われた部分が減少すると、色の濃い海水面が増加し、以前より多くの太陽光を吸収する。

 この現象によって海が暖められると、海から暖かい水分が大気中に蒸発し、気温も上昇する。この悪循環が、地球のほかの場所よりも北極で温暖化の速度がかなり速くなっている主な理由である。


 むろん、それは地球全体に影響するわけですが、“地元”ではそれがよけいに顕著に出て、だから他の2倍以上の速さで温度上昇している、ということなのでしょう。こうなると悪循環はとめどがなく、

 北極の永久凍土の凍った土は有機炭素の世界最大の貯蔵庫である。ところが、〔気温上昇で〕この凍土が融解し始めると、凍土に含まれている炭素が微生物の働きによって二酸化炭素(CO2)とメタンガスに変化する。こうした温室効果ガスが大気中に放出されて地球温暖化がさらに進む。

 メタンガスの放出が特に心配されているのは、このガスの場合、地球の温度を上昇させる恐れが同量のCO2の28倍もあるからだ。今年2月に公表された米航空宇宙局(NASA)の研究によると、北極の約30,000平方キロメートルに及ぶ地域にメタンガスの発生場所が200万カ所あることが判明した。

 また、18年8月に公表されたNASAの別な研究によると、極地湖の一種サーモカルスト湖(融解湖)の下で発生する突然の融解と呼ばれる過程によって、現在は段階的な温室効果ガスの放出が21世紀半ばまでに劇的に加速化する可能性があるという。


 メタンガスの「温暖化効果」はCO2の5倍だと僕は聞いていたのですが、この記事では28倍になっていて、どちらが正しいのか知りませんが、いずれにせよ有難くない話なのははっきりしています。そうすると、温暖化のスピードについてのこれまでの予測は甘すぎたということになるかもしれない。

 一体これからどうなるのか? 近い将来起こると予測されている日本の大地震では、それに連動して富士山が噴火するだろうと言われていて、その火山灰は東京にも当然ながら降り注ぎ、数センチ積もって、首都圏の機能はほぼ完全にマヒしてしまうだろうと言われています。地震と前後してそれが来るのだから、そのときの混乱は想像を絶したものになるでしょう。これはSFではないので、僕らの経験値の範囲は長くても100年なので、それを超えた事態には現実味が感じられないというだけなのです。

 こういうのはいつ来るのかわからないので、事前の備えはしておくに越したことはないとしても、10年後、20年後かもしれず、今心配しても仕方がないと言われるかもしれませんが、僕は最近よく祖母の「夢見が悪い」という言葉を思い出すので、昔の人は別に個人的に思い当たるフシがないのに、目覚めたとき暗い気分になっているとき、よくそういう言い方をしたものです。信心深かった祖母はそういうとき、仏壇や氏神様に特別長い祈りを捧げて、溺愛の対象だった僕にも、「どうも夢見がよくなかったから、今日は危ないところには絶対に行かないように」などと言っていたのです。彼女にはいくらか霊能者的素質があったので、僕もそう言われたときは気をつけるようにしていたのですが、それは大きな災害の予兆でもありうると考えられたのです。

 実は僕も最近ずっと「夢見がよくない」ので、これは何なのだろうなと、身内や知り合いに電話をしてさりげなく様子を聞いたりするのですが、今のところ該当するものがないので、漠然とした不安が消えずにいるのです。人間のプシュケは寝ている間に肉体を離れてどこかに行っているのだろうと僕は思っていますが、そのときの記憶は定かでないまま、目覚めて妙な印象だけ残っているときに、そういう感じになるのではないかと思います。僕にそれが無視できないのは、それが当たっていたということが過去にあるからなので、それらはいずれも僕個人の身の上とは直接関係がありませんでした。僕自身に危険が迫っているときは、自分ではそれはわからないのです。人間は概してそういうもののようで、アーサー・ガーダムは致命的なものになりえた最初の心臓発作に見舞われる少し前、若い頃からファンだった女流小説家ロザモンド・レーマンにあるパーティで隣り合わせて、大喜びだったが、レーマンの方は彼に恐ろしい危険が迫っていることを直観的に察知して驚いたものの、初対面でそんなことを言うわけにもいかず、黙っているしかなかったと、後でガーダムに語ったと自伝に書いています。レーマンはただの人ではなく、彼女に小説家としての大きな成功をもたらしたその鋭く繊細な感受性は、晩年、ある種の霊能の域に達していたのです(いくらかオカルト色が強すぎて、従来の読者がついていけなかった『夜の白鳥』にその一端が示されている)。

 まあ、これだけ異常なことばかり続けば、誰しも夢見は悪くなる。そういうことなのかなと思うのですが、気がかりは気がかりです。病的になられては困りますが、皆さん、それなりにお気をつけください。ガーダムによれば、今生では一度も会ったことがない人でも、波長が同じなら、相互のプシュケには過去世の深い縁があって、その場合、一方が危機にあれば、他方は意識人格の知りえないところでその苦悩や衝撃を共有するということがあるそうなので、僕が全然知らない誰かに助けられていたり、その逆のことが起きたりすることもありえるということです。何ぴともその意味では孤独ではない。

 尚、ガーダムは1970年代から80年頭にかけて、繰り返し「暗黒時代の到来」について語っていて、これはたんなる天変地異のことではなく、人間が隠し持っていた善悪がむき出しになって、その二つのエネルギーが激しいせめぎ合いを見せる時代の様相のことを言うのですが、どうやらそうなりつつあるようなので、次回から「ハルマゲドンの時代」というタイトルで何度かに分けて書いてみたいと思います。
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