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診断名ソシオパス~「正義の味方」挺対協・元代表、尹美香の正体

2020.05.13(16:40) 719

 前々回の続きです。朝鮮日報が関連記事を続々載せていて(中央日報も批判記事を出していますが)、どれも興味深い。欲をかきすぎて、国会議員にまでなり上がったのが彼女の運の尽きだったと言えそうですが、社会正義の見地からすれば、おかげで正体が暴露されることになって、韓国社会がこれをどう受け止めるかはまだ分かりませんが、挺対協=正義連がどういう団体であったか、疑惑の目を向けられることになって、韓国内部における信用は大幅に低下し、それは今後の日韓関係改善にはプラスに働くでしょう(文政権は内心、まずいことになったと思っているでしょうが)。

 前々回、ご紹介した彼女の嘘は――尹美香率いるこの団体が、2015年の「最終的かつ不可逆的な解決」を謳った日韓慰安婦合意を反故に追い込んだ――詳しい話を事前に韓国政府関係者から聞いていながら、「核心的なことは何も聞いていなかった」「慰安婦側の意向を無視したもの」と主張していたのに、実はそれは嘘で、伊本人は詳しい説明を受け、日本政府が拠出する10億円の基金についても、ちゃんと知っていながら、慰安婦たちには故意に伝えなかったというものです。これが元慰安婦の李容洙さんから暴露されると、「いや、ちゃんと伝えた」と言ったが、伊は「何も聞いていない」とその当時マスコミ向けに嘘をついていたのだから、何をかいわんや、ということになるのです。都合の悪いことを指摘されると、その都度違った嘘をつく。それが前の嘘とは矛盾するのだから、笑えるのです。

 伊・元代表は、立候補時に「李さんが支持してくれている」と語ったが、これも真っ赤な嘘だったとのこと。

慰安婦団体の前理事長 比例立候補時は疑惑提起の被害者が「支持」と主張

 尹氏によると、比例代表に立候補する前は李さんらと議論できず、立候補した後に李さんに話したところ「よくやった」と言われ、「支持を受けて飛び上がるほどうれしかった」という。
 だが、その後、尹氏がメディアとのインタビューで「李さんが私を支持してくれた」と発言したことについて、李さんが尹氏に電話をかけ「(慰安婦問題を)解決してから(政界に)行け。死ぬまでに解決しなければならないのにどこに行くのか」と話したという。
 尹氏は李さんに「喪失感、名残惜しさ」があったとして、「この問題を解決するため(政界に)行くと話しても受け入れてもらえなかったと思う」と述べた。


 何を言いたいのかよくわかりませんが、この件、嘘をついていたのが李さんではなく、尹美香の方だったということだけははっきりわかります。「元慰安婦の支持を得ている」と言わないと選挙に不利だから、嘘をついたわけです。

 また、この団体は元慰安婦たちをダシに、事あるごとに寄付や募金を募り、それは莫大な金額に達しているのですが、前々回も見たように、実際はそのうち僅か18.5%しか元慰安婦たちの手には渡っていなかった(中央日報によれば、過去3年間では10%未満)。一方、尹代表は、自分の娘をアメリカのUCLAの音楽学部に留学させていた。日頃反米のアジ演説ばかりぶっているにもかかわらず、何でその目の敵にしているアメリカに娘を留学させるのだという批判の他にも、申告している自分の所得額は僅か(それに関しては後述記事)なのに、どうして多額に上るはずの留学費用が捻出できたのだ、という疑惑が出てきたのです。

 これに関しても、尹美香は嘘をついていた。次は5/11の朝鮮日報の記事です。

発言が変化した尹美香氏「娘の留学費、夫のスパイ事件の補償金で」

 初めは「奨学金を支給してくれる大学を探して進学した」と言って、娘が優秀だから大方は奨学金だけで賄えている、みたいなことを言っていたわけです。しかし、それは嘘だとバレそうだと思ったのでしょう、今度は、

「『兄妹スパイ団事件』の再審で一部無罪の判決を受けた夫の刑事補償金などを使って、娘の留学資金を準備した」と党に釈明

 することになったのです。この「兄妹スパイ団事件」とは何か?

「兄妹スパイ団事件」とは、1993年に反戦平和運動連合研究委員の金三石(キム・サムソク)氏とデパート従業員だった妹の銀周(ウンジュ)氏が北朝鮮のスパイに抱き込まれ、工作金の支援を受けるなどの活動を行ったとして起訴された事件だ。金三石氏は尹氏の夫だ。翌年、大法院(最高裁判所に相当)は兄の金三石氏に懲役4年、妹に懲役2年(執行猶予3年)の確定判決を下した。
 しかし、金三石氏と妹は、スパイ行為をしたことはないとして再審を請求し、大法院は2017年5月、金三石氏にはスパイ容疑はないとして、不法拘禁など国の不法行為があったと判断した。
 ただし国家保安法違反は認められ、金三石氏に懲役2年(執行猶予3年)が言い渡された。一部無罪となった結果、金三石氏は1億9000万ウォン(現在のレートで約1700万円、以下同じ)の刑事補償金を受け取った。また、18年7月にソウル高裁は、金三石氏と家族らが「スパイという烙印(らくいん)を押され、苦痛を受けた」として国を相手取って起こした損害賠償訴訟で、国に対し、金三石氏の母親、尹美香氏、尹氏の娘に8900万ウォン(約780万円)を支払うよう命じた。夫の金三石氏は05年に京畿道水原でインターネットメディアを創刊し、運営している。(※夫のその会社に当該慰安婦団体が不可解な業務委託をしている疑惑もある。)
 家族が受け取った賠償・補償は総額2億7900万ウォン(約2400万円)に達する。尹氏が党に釈明した娘の留学費用の内訳は、総額8万5000ドル(約920万円)ほどだ。


 親北朝鮮の文在寅政権の成立と同時に「一部無罪」判決が言い渡され、刑事補償金と、それとは別に損害賠償訴訟を起こし、夫の一家は「総額2億7900万ウォン(約2400万円)」を手にしたという話です。すべてがその夫のものになったわけではないはずですが、とにかくそれで「娘の留学費用…総額8万5000ドル(約920万円)」を賄ったというのです。

 むろん、これも本当かどうかは疑わしい。5/12の朝鮮日報社説「飲み屋で1日3339万ウォン使った慰安婦団体、寄付金の内訳公開は拒否」は、そのあたり端的にこう指摘する。

 元正義連理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)共に市民党当選人夫妻は、その所得税の納付額から推定される年収が2人合わせて5000万ウォン(約440万円)にしかならない。ところがその娘は1年の学費が4万ドル(約430万円)に達する米国の大学でピアノを勉強している。生活費まで合わせると年間7000万-8000万ウォン(約620万-700万円)はかかるはずだ。留学費用の出所について疑惑が指摘されると、尹当選人はインタビューで「娘は1年の全額を奨学金として支援される大学を選んで行った」と説明した。しかし米国の州立大学が外国人に全額奨学金を支払うケースはほぼないとの指摘もある。すると尹当選人は「スパイ捏造(ねつぞう)事件で一部無罪判決を受けた夫の刑事補償金などで留学費用を工面した」と説明を変えた。「全額奨学金」が「刑事補償金」に変わったのだ。「全額奨学金」がうそだったのであれば「刑事補償金」は本当なのだろうか。   ※ 前回僕は「私立」と書きましたが、UCLAの場合はこの記事のとおり「州立」が正しい。

 いい加減きわまりないのです。次は本日5/13付の社説です。

【社説】元慰安婦の「だまされた」発言を「親日勢力の攻勢」と主張する韓国与党勢力

「慰安婦被害者支援団体という正義記憶連帯(正義連)の寄付金使用の内訳が不透明」だと批判されると、「疑惑の当事者である尹美香(ユン・ミヒャン)『共に市民党』当選人も『私に対する攻撃は保守メディアと統合党が作った謀略劇』『親日勢力の不当な攻撃』と主張した。『6カ月かけてごっそり暴き立てられたチョ・グク元法相を思い出す』とも発言した」というのですが、都合が悪くなると、全部「敵側の謀略」のせいにするのはあのチョ・グクと同じだとの指摘です。この中にも、

・正義連が飲み屋で実際にはおよそ430万ウォン(現在のレートで約38万円。以下同じ)使ったのに「3300万ウォン(約289万円)使った」と申告していた疑惑

・元慰安婦らの葬儀を受け持ってきた互助会社に1170万ウォン(約102万円)払ったと言っていたが、同社は「無料で行っただけで、お金を受け取ったことはない」と主張した。そのカネはどこに行ったのか


 といった不審点が次から次へと出てくるのです。この互助会社も、善意で無料でやっていたのに、正義連がカネを払ったことにしていたのにはびっくりしたでしょう。韓国と日本ではいくらか法律も違うでしょうが、「正義の財団」である正義連は営利法人ではなく、NPO扱いされているはずで、税制でも優遇されているはずが、その帳簿は出鱈目そのもので、「使途不明金」がたくさんあるということです。次のような話も呆れる他ない。

 正義連は、元慰安婦女性らをたたえるとして立ち上げた奨学金も仲間内で分け合っているとの批判を受けている。故・金福童(キム・ボクトン)さんが「在日朝鮮人学生のために使ってほしい」として寄付した資金から始まった奨学金は、金福童さんの生前は在日学生らに支払われた。ところが昨年金福童さんが死去すると「正義連理事」だった関係者や市民団体、民主労総、農民団体などの関係者の子息らが支給対象となった。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長を「偉人」とたたえ、駐韓米国大使館の塀を乗り越えて無断侵入した「大学生進歩連合」に所属する2人の大学生も奨学金を受け取った。それでも正義連は「おばあさんの遺志」と開き直っている。これは故人を利用しているのではないのか。

 慰安婦団体に入ってくる資金はそのほとんどが国民の寄付だ。使い道がはっきりしていて、会計が透明であれば国民に隠す理由はない。ところが正義連は「企業には(使い道の公表を)なぜ要求しないのか、あまりにも過酷だ」として公開を拒否した。企業は国民から寄付を受け取っているのか。詭弁(きべん)を弄(ろう)して寄付金の使い道を隠そうとするべきではない。ところが正義連は疑惑を提起した国民に向かって「反省してほしい」と逆に声を荒らげている。正義連はこのような形で「正義」を独占してきた。しかしその背後では被害者女性が「だまされるだけだまされ、利用されるだけ利用された」と訴えている。「正義」「公正」「民主」「人権」を掲げる集団の破廉恥さとネロナムブル(自分のことは棚に上げて、他人を非難すること)は今や国民の誰もが知っているが、「正義連」の場合は慰安婦女性たちの苦しみを利用したという点で度が過ぎている。
(前出社説「飲み屋で1日3339万ウォン使った慰安婦団体、寄付金の内訳公開は拒否」)

「元慰安婦を食い物にしている」と批判されるのは当然で、今後も「ああ言えばこう言う」で、嘘の上塗りを重ねるのでしょうが、そのボスである新国会議員、尹美香のツラの皮の厚さは半端ではありません。嘘はつき放題で、何一つ釈明にはならないことを平然と並べたてながら、「こうしたことはすべて親日派の謀略だ」主張して、とかえって攻撃に出ようとする。

 僕の診断は「ソシオパス」です。説明が面倒なので、何か代わりに説明してくれているサイトがないかなと思って見ると、こういうのがありました。ご参照ください。

ソシオパスを見分ける方法

 とくに「方法3」のところをご覧ください。尹美香には申し分なく当てはまることがお分かりになるでしょう。これが「虐げられた元慰安婦のおばあさんたちのために戦う」と自称し、激烈な日本非難を繰り返してきた団体のトップを務めてきた“正義の味方”の正体なのです。国会議員になって、さらなる日本攻撃に出ようとした矢先、自ら馬脚を露わしたことは、日本にとっては幸いなことでした。朝鮮日報や中央日報には今後も頑張っていただきたいと思います(ハンギョレなどは率先して「親日派の謀略論」を唱えていますが、数々の嘘がそれで正当化できるわけはないので、自社の信用を損ねるだけになるでしょう)。
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