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ついに化けの皮がはがれ始めた挺対協=正義連

2020.05.10(17:22) 717

 新型コロナウイルス対応の成功で韓国の文在寅政権は支持率を上げ、野党保守党の不人気にも助けられ、この前の国政選挙では圧勝しました。それまでの相次ぐ経済政策の失敗で批判が高まり青息吐息だったのに、「コロナに救われる」かたちになったわけで、「最悪の日韓関係」にさらに拍車がかかると心配されました。中でも僕が一番驚いたのは、このブログでも「札付きの反日愛国左翼団体」として何度も言及した「挺対協」改め「正義連」の元代表・尹美香〔ユン・ミヒャン〕が与党の比例候補として出馬し、当選したことでした。もしも元慰安婦のおばあさんたちを徹底して政治利用してきたあの独善的イデオロギーと日本憎悪に凝り固まった自称「市民団体」がなければ、慰安婦問題がここまでこじれ、ひいては日韓関係が悪化することもなかったでしょう。その中心人物がとうとう「国会議員先生」にまでなってしまった…。最悪の展開だと思わざるを得ませんでした。

 ところが、皮肉なことに、ここに来てずっと行動を共にしてきた元慰安婦からも「日本への憎悪と敵意を煽るため、自分たちを政治利用してきただけ」という批判が起きたのです。それは外部から見れば「客観的な事実」で、何を今さらと思いますが、彼らは「元慰安婦のおばあさんたちの守護神」を気取って、それを盾に悪意に満ちた日本攻撃を続けてきたのに、当の元慰安婦にそう言われてしまったのだから、面目丸潰れです。慌てたこの正義連元代表と仲間たちは、今度はその元慰安婦の人間性を問題にするようなことを言い始めた。認知症を匂わせたり、誰か裏でけしかけているのではないかと示唆したり、甚だしきは、「「(30年前に)李さんと最初に電話で話したときは『わたしではなくわたしの友人が…』だった」と述べ、李さんが元慰安婦ではなかったとも受け取れる反応を示した」(5/9朝鮮日報社説「『利用されるだけ利用された』との主張に対し慰安婦団体は問題を全て明らかにせよ」)というのです。

韓日合意金10億円、知っていたのに慰安婦被害者に言わなかったのか

 これは同じ朝鮮日報5/9の記事ですが、このサイトの記事はしばらくたつと消されてしまうようなので、念のため全文をコピーしておきましょう。記事はまず、ポイントを4点挙げています。

・尹美香氏「前日連絡受けたが、核心的な内容はなかった」
・日本の強制動員被害50団体が主張した尹美香氏めぐる4つの疑惑
・尹氏、反米唱えるも娘は米国留学…夫は親北朝鮮団体の工作金受け取る
・夫が運営のネット・メディアに広告も…正義記憶連帯「広告費執行していない」


 本文は以下の通り(一部日本語訳がおかしいところは修正)。

 50以上の日本による強制動員被害者団体が8日、先月の国会議員総選挙で「共に市民党」の比例代表候補として出馬し、当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏の当選辞退を要求する声明を発表した。これら団体は与党「共に民主党」と「共に市民党」の党本部(ソウル・汝矣島)を訪れ、「恥知らずな人間が国会内に入ることに絶対反対する。国会議員を辞任させるよう要求する」と抗議した。

 日帝強制動員犠牲者遺族協同組合(イ・ジュソン理事長)などは同日、尹氏をめぐる4つの疑惑を提起した。第1の疑惑は「少数の慰安婦を懐柔して反日に逆利用した」ことだ。これと関連して、慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは7日、「2015年の韓日(慰安婦問題)合意時、10億円が日本から入ってきたことを知っていたのは、尹代表だけだった」と言った。尹氏は、市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(現:「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」、以下、「正義記憶連帯」)代表だった2015年の韓日慰安婦問題合意の主な内容に関し、韓国外交部の事前説明を聞いていながら、慰安婦被害者たちに伝えていなかったというものだ。

 だが、2015年の合意発表直後、尹氏はメディアのインタビューに、「(政府の相談は)なかった。被害者たちの意思も全く聞かれていない」と答えている。日本が10億円を拠出するという事実を「事前に知っていた」という現在の主張とは対照的だ。これと関連して、当時の交渉過程に詳しい複数の消息筋は「韓国外交部は合意発表前に尹氏に主な内容を説明した」と語った。これに対して、尹氏はメディアのインタビューで、「前日、連絡をもらったが、核心的な内容は抜けていた」という趣旨の説明をした。

 第2の疑惑は、日本による強制動員被害者団体の関係者たちは「尹氏は骨の髄まで反米・反日で、その運動の先鋒(せんぽう)に立っていたのに、娘を米国に留学させた」ということだ。尹氏の娘Aさんは現在、米ロサンゼルスのカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)音楽学科に留学している。同校の1年間の授業料は非市民権者の場合4万ドル(約430万円)前後と言われている。米軍の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に反対するなど、反米の先頭に立っていた尹氏が娘を米国に留学させたのは、「ネロナムブル」(自分のことは棚に上げて、他人を非難すること)だというのが関係者たちの批判理由だ。

 第3の疑惑として、尹氏の夫キム氏がかつて「スパイ事件」に関与していたという前歴にもあらためて視線が注がれている。キム氏は1993年、いわゆる「兄妹スパイ団」事件時に国家保安法違反で懲役4年を言い渡された。妹と一緒に軍事機密を在日親北朝鮮団体に渡して工作金を受け取ったという容疑だった。それから20年を経て再審が行われ、一部容疑については無罪が宣告された。
 ※「文政権になってから」ということでしょう。

 第4に、キム氏が運営するインターネット・メディアに、尹氏が10年以上代表を務めていた韓国挺身隊問題対策協議会のバナー広告や多数の広報性記事が掲載されたことにも注目が集まっている。これについてキム・ソンシル前正義記憶連帯共同代表は本紙の取材に「ホームページのバナーなど広告費の執行はなかったと聞いている」と語った。 ※これはちょっとわかりにくいが、亭主のネットサイトに挺隊協の広告を出して儲けさせていた、という疑惑なのでしょう。


 いかにも韓国らしい内輪揉めと言ってしまえばそれまでですが、日頃激しい反米アジ演説をぶちながら、裏で自分の娘はちゃっかりアメリカの名門大学に留学させていたというのは笑えます。表向き言ってることと、自分が私生活上やっていることが180度違うというのは、あの法相を辞任させられたチョ・グクなどとも共通していますが、彼女の場合、チョと違って資産家の家庭の出ではないはずなので、アメリカの大学、とくに有名私大は学費が馬鹿高いのに、一体どこからそんなお金が出てきたのかという疑惑も出てくるわけです。こう言えば言葉は悪いが、元慰安婦に行くはずの募金・寄付金のピンハネや、慰安婦本の印税や講演料で資産を築いたのか、というニュアンスが感じ取れます。

 彼女が嘘つきなのは何も今に始まったことではありません。この自称「市民団体」が女子挺身隊と慰安婦を混同したまま、「20万人もの“少女”が無理強い慰安婦にされた」という途方もない嘘を世界に広め、それが虚偽であることを指摘されても長く改めようとしなかった(「挺身隊問題対策協議会」の名称を「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」に変えたのは、そのあたり、具合が悪くなったからでしょう)のは有名な話だからで、「反日ならどんな嘘でも正当化される」という風潮を韓国に広めるのに与って力があったのです。例の慰安婦合意の10億円のことまで、自分は事前に聞いて知っていたにもかかわらず、元慰安婦たちには伝えなかったというのは驚きですが、それは「反省も謝罪もしない日本人」を強調して、「慰安婦のおばあさんたちは納得していない」という方向にもって行くのに、その方が好都合だったからでしょう。

 尤も、この記事の「慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん」自体、彼女は映画『アイ・キャン・スピーク』のモデルにもなっている「慰安婦の代表格」で、文政権がトランプ相手に開いた晩餐会にも呼ばれて、トランプに「抱きつきパフォーマンス」を行なったというのでも有名なあのおばあさんなのですが、言うことがコロコロ変わるのでも有名で、最初は「『国民服を来た日本人の男から、ワンピースと革靴をもらってうれしくてついて行った』と話していた内容が『日本の軍服を着た男らが家にやってきて、男から何かとがったものを背中に突きつけられ船に乗せられて行った』と“軍による強制連行”を主張する内容に変更している」(ウィキペディア)など、信憑性が疑わしい証言を連発しているのです。「連行」された年齢だけでなく、彼女が受けたとされる「電気拷問」にも様々なバリエーションがあって、最初は拷問の主が「慰安所の主人(業者)」だったのが、いつのまにか「日本の軍人」にすり変わってしまったりした。先の引用にも「「(30年前に)李さんと最初に電話で話したときは『わたしではなくわたしの友人が…』だった」ことが暴露されていますが、そのため「ニセ慰安婦」なのではないかという疑惑までもたれてきたのです。

 さらに、以前にも李さんは、挺対協がまとめた慰安婦の証言集を「出鱈目だ!」と批判したことがあるそうなので、今頃になってその団体の元代表は李さんの慰安婦話そのものが疑わしいと示唆し、他方、「慰安婦の代表」視されている李さんの方は、「慰安婦証言集」全体に対して疑義を表明していたことになり、両者相まって「主張の真実性」を損ね合うことになっているのです。

 むろん、だから慰安婦は存在しなかったとか、「あんなものはたんなる売春婦」などと、僕は言おうとしているのではありません。李さんが最初、「私ではなく、私の友人が(尹・元代表自身の言葉として「蚊の泣くような声で」という表現が他の記事では付け加えられている)」と言ったのは、当時は韓国内部でもそれは「日本軍兵士相手の恥ずべき売春」という見方が強くて、元慰安婦であることを告白するのに恐怖とためらいが強くあったことを示すものでしょう。その後、挺対協が元慰安婦を担いで日本攻撃にそれを政治利用するようになると、その地位は「唾棄すべき売春婦」から「鬼のような日本軍に無理やり連れ去られて慰安婦にされた無垢の少女たち」の代表となり、韓国人好みの「悲劇のヒロイン」となって、「かつて邪悪な日本軍の性奴隷にされた過去を勇気をもって語り、その非道を告発する聖女」として国際的にも注目を浴びるようになり、話が周りの期待に合わせてどんどん膨らんでいった。他の慰安婦たちの「証言」がいい加減なものだと彼女は言ったわけですが、自分のそれも「いい加減」な、多くの誇張を伴うものだったのです。日陰の身が、いつのまにかVIP使いされるようになったのだから、それは人情の自然というもので、僕はそれを深く咎め立てする気にはなれませんが。

 問題は挺対協、今の正義連の方で、李さんや他の団体にあれこれ言われて旗色が悪くなった、今や国会議員となった尹・元代表とその仲間たちは、当時は「私ではなく、私の友人が…」などと言っていたと暴露しながら、しかし、当時は李さんの体験談の変遷については何も言わず、むしろそれがエスカレートするよう誘導し、他の慰安婦たちの体験談にしても、その信憑性を疑うような態度自体が冒瀆だとして、裏取りの努力などはほとんど何もしないまま、それを使って日本に対する一方的な非難と断罪を続けてきたのです(李さんの激しい「日本批判」自体、挺対協のそれに合わせたものだった)。

 この手のファナティックな個人や団体は、何か問題を解決しようとして批判を加えるのではない。それは対立を強化すること、憎悪を煽り立てること、それ自体が目的なので、「解決」などされては自分たちの存在意義が失われてしまうので、かえって困るのです。だから彼らの主張はつねに批判というより一方的な非難・断罪となる。これは完全に精神病理学の範疇に入るので、成育歴まで辿って「尹美香の精神分析」を試みれば、彼女のパーソナリティの異常性が発見できて興味深いものになるだろうと思いますが、今のところ、僕にはその材料がない。ともかく、この手の人間の場合、相手は彼らが主張する嘘も誇張も全部受け入れて「全面降伏」する以外の態度は許されないし、身内であってもそれに同調しないと裏切り者呼ばわりされるので、それまで好都合だから利用してきた元慰安婦のおばあさんたちも、彼らの意に沿わない動きをしたとたん、手のひら返しで敵とみなされ、人格攻撃に近いものにさらされるのです(かつて村山内閣当時設立されたアジア女性基金から一時金を受け取った元慰安婦7人は挺対協から「自ら売春婦だったと認めるのか!」と非難され、激しい国内バッシングにさらされて、孤立化させられる羽目になった)。

 国家や社会がこの手の病的な人間や団体に牛耳られることになると、非常に危険なことになる。韓国でこういうのがはびこると、日本ではそのカウンターで嫌韓一途のネトウヨがはびこることになり、両者とも、その憎悪に自己同一化してそれを煽ることそれ自体が目的みたいになってしまうから、その批判が客観的な妥当性をもつかどうかというようなことはどうでもいいことになってしまって、関係は悪化するだけになるのです。

 そのメンタリティにおいて、今の文政権と挺対協改め正義連はよく似ています。没理性的で頑固な反日・反米・親北朝鮮感情、桁外れの独善性、イデオロギー先行で、現実をそれに合わせて都合よく解釈してしまう性癖、いずれも同じです。だからその団体の元代表を与党の比例候補にして、「反日攻勢」の尖兵にしようとしたのでしょう。彼らが考える「日韓関係の改善」なるものは、一方的な日本側の屈服によってのみ可能になるのです。なぜなら、それのみが「正しい」のだから。

 しかし、身内から「反日を煽り、自分たちの金儲けや社会的栄達に利用してきただけで、元慰安婦はその食い物にされてきた」という批判の声が上がってしまった。次は同じ9日付の朝鮮日報の記事です。

慰安婦被害者のために集めた募金4年間49億ウォン、昨年の受取額は一人106万ウォン

 李さんは7日の記者会見で、「(ソウルの日本大使館前で慰安婦問題の解決を求め定例で行われる)水曜集会で集まった募金は慰安婦被害者たちのために使われていない。どこに使われているのか分からない」と言った。正義記憶連帯の前身である「韓国挺身隊問題対策協議会」は1992年から28年間にわたり水曜集会を開いた。慰安婦被害者たちが参加する水曜集会などを通じて、慰安婦問題に対する社会的関心が高まり、募金に賛同した人々も慰安婦被害者たちに対する切ない思いから財布を開いたのだ。

 本紙が分析した正義記憶連帯の寄付金活用内訳によると、正義記憶連帯はこの4年間で49億7344万ウォン(約4億3500万円)の寄付金を受け取った。2016年(9-12月)から12億8806万ウォン(約1億1260万円)、16億3291万ウォン(約1億4300万円)、12億2696万ウォン(約1億730万円)、8億2550万ウォン(約7220万円)だ。このうち、26億5765万ウォン(約2億3230万円)を使った。残りの約23億ウォン(約2億円)は現金資産として保有している。4年間で集まった寄付金収入49億7344万ウォンのうち、慰安婦被害者に支給されたのは9億2014万ウォン(約8000万円、18.5%)ほどだった。慰安婦被害者8人に1億ウォンずつ支給した2017年を除くと、2018年は27人に2320万ウォン(約200万円、1人当たり86万ウォン=約75万円)、昨年は23人に2433万ウォン(約213万円、1人当たり106万ウォン=約9万3000円)を支給した。


「4年間で集まった寄付金収入49億7344万ウォンのうち、慰安婦被害者に支給されたのは9億2014万ウォン(約8000万円、18.5%)ほどだった」――要するに、「元慰安婦のおばあさんたちのために」という名目で集めた寄付や募金の僅か18.5%しか、元慰安婦たちには渡っていなかったというわけです。どんな悪辣な団体でもこれほどひどいピンハネはしない。それで団体の代表は自分の娘を学費が馬鹿高いアメリカの大学に留学させているのだから恐れ入る(音楽学科ならなおさらカネがかかる)。しかし、彼らは恥じるふうもなく、次のように反論するのです。

 これについて正義記憶連帯は8日、コメントを発表し、「(李さんの発言には)誤解を招く素地がある。募金は慰安婦被害者を支援し、関連本を出版するなど、日本軍性奴隷制問題解決のための活動全般に使われてきた」と述べた。ハン・ギョンヒ正義記憶連帯事務総長は「私たちは救護団体ではなく、慰安婦問題解決のための市民運動団体だ。慰安婦被害者たちに対する直接(現金)支援は初期に集中していた。それ以降は直接支援よりも警護同行支援などの費用に使った」と説明した。

 これには「関連本」だけでなく、「醜い過去を隠蔽して今も全く反省しない日本」をアピールするためのあの「慰安婦少女像」を世界中に“建立”して回る費用なども、むろん含まれているのでしょう。尹代表をはじめとするこの団体の職員が、元慰安婦を連れて国際機関などに一方的かつ誇大な嘘を吹聴して回る(「警護同行支援」とはそれを指すのでしょう)費用も、その「活動全般」に含まれる。「救護団体ではなく、慰安婦問題解決のための市民運動団体だ」とのたまうが、事実としては、それは日韓対立を煽り、日本の国際的信用を落とし、和解を困難にして「解決」を遠ざけるための「市民運動団体」でしかなかったのです。この団体によればそれこそが「正義」なので、朴裕河さんの『帝国の慰安婦』のような和解を模索するために書かれた良心的な研究書は言語道断であり、元慰安婦を焚き付けて訴訟攻めにするのに何のためらいもないのです(こういうところにもあの団体の悪辣さがよく出ている)。

 朝鮮日報は周知のとおり、保守派の新聞なので、日本語版を調べてみると、左派のハンギョレなどは申し訳程度にしかこの「内紛」問題を報じていないようですが、『反日種族主義』以来、客観的な記述とはほど遠い洗脳的な歴史教科書や一方的なプロパガンダから自由になろうとする新たな「正常化」の動きが、韓国社会には出始めているように思えます。同時に、海外メディアも、韓国自身の問題、ベトナム戦争当時の韓国兵の女性暴行の問題を大きく取り上げたりするようになった。たとえば、次の記事。

・ライダイハン ベトナム戦争時の韓国軍の所業を英BBCが報道

 もう一つ、こちらは虐殺事件に関するものです。

軍の虐殺で韓国政府に賠償請求 ベトナム戦争、生存者の女性

 これらはどちらも今年4月になってからの記事で、新型コロナ騒ぎがなければ、もっと大きなニュースの扱いになっていたでしょう。慰安婦問題でも、徴用工問題でも、韓国は自分は正義のかたまりで、日本人ほど悪辣なものはないといった単純な図式で日本非難に精出してきたのですが、時代的にはずっと新しい、「民主化」意識も世界的に広がっていたはずの時代に、自国の兵士はこういうおぞましい蛮行をやっていたわけです。

 これはむろん、日本軍の第二次世界大戦中の行動が正当化されるという意味で言っているのではないので、そこは誤解のないようにしていただきたいのですが、こういうのが続々出てくると、韓国特有の「ダブル・スタンダード」もそれだけ際立つことになるわけで、独善的な自民族性善説、日本性悪説は維持し難くなって、戦前戦中の日本による朝鮮半島植民地化時代の認識の仕方にも、今少し公平、客観的な見方、評価が出てくるようになるのではないかと期待されるのです。慰安婦問題に関しても同様、そこにある悲劇は挺対協改め正義連が主張するような単純な図式で説明できるようなものではないので、元慰安婦の記憶が曖昧だったり、変遷しているからそれは全部嘘だというのは明らかに行き過ぎですが、そこにはこの団体の誘導による「記憶の歪曲」が働いているだけでなく、彼らの主張には政治的・イデオロギー的なあからさまな虚偽と自己欺瞞があって、それが逆に問題をこじらせているのです。

 今回の足元からの批判にはそうした話までは出ていませんが、挺対協改め正義連とその代表者の「善意」に大きなクエスチュンマークがつけられたことはたしかで、これまで彼らの言うことを鵜呑みにしてきたのが果たして正しかったのか、これからそれが韓国社会でも問い直されることになるでしょう。「挺対協、出てこい!」という『反日種族主義』の著者たちの呼びかけにも、彼らは応じなかった。それにはそれだけの理由があったわけで、その元代表が国会議員になって、得意の絶頂に達したときに「元慰安婦を利用しただけ」という批判が身内の中からも強く出てきたことは、皮肉でもあれば、興味深いことでもあります。

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