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久しぶりに安倍政権

2020.02.21(16:55) 692

 最近の世論調査では不支持が支持を上回っているそうですが、その理由として挙げられるのは、例の「桜を見る会」の公私混同だとか、消費税値上げによる経済の悪化だとか、新型コロナウイルスの件で習近平に“忖度”しすぎて対応が後手後手に回りすぎたせいだとか、たんに国民がいい加減飽きてきたからだとか、色々あって、どれが理由なのだかわかりません。僕自身は前から全く支持していないので、「桜を見る会」の一件にしても、いかにも安倍がやりそうなことだと思って、ほとんど関心をもちませんでしたが、この前の黒川検事長の定年延長の件は、彼が安倍政権べったりだから法や慣例を無視してまで特別待遇をしたのは間違いないので、その韓国文政権顔負けのお友達人事にはあらためて呆れました。「あんたら、似た者同士なのだから、もっとうまくつきあえるんじゃないの?」と皮肉の一つも言いたくなるほどです。

 次は、ハーバー・ビジネス・オンラインの記事です。これを見ると、あの「桜を見る会」のひどさがよくわかるので、関心があまりなくて細かい点をよく知らなかった僕には勉強になりました。ヤンキー政治家・安倍晋三の面目躍如といったところで、これならあのトランプの方がなんぼかマシかもしれないと思えるほどです。二階のじさまなど、まだ「安倍四選もありうる」なんて言ってるんでしょうかね?

「私」のために「公権力」を行使する安倍総理<小川淳也氏>

小川:いま安倍長期政権の澱や膿が噴き出しているが、それらは安倍晋三という個人から出てきたものだと言わざるをえない。森友・加計・桜にしろ、法制局・検察人事への介入にしろ、一連の問題に共通するのは権力の際限なき広がりです。安倍晋三という人物の根底には、あらゆる領域に自己の権力を拡大していくという拭い難い傾向がある。しかも厄介なことに、本人はその傾向に無自覚なのです。だからこそ、安倍政権の権力は自制が利かず、半ば無意識的に際限なく拡大している。
 森友・加計・桜で言えば、安倍総理の権力志向に身内びいきが相まって、お友だちに便宜を図るために公権力が行使されている。安倍総理は公私の区別がつかず、権力を見境なく広げているのです。


 これは尤もな指摘ですが、常習的な嘘つきである彼は、悪びれるふうもなく、その場しのぎの嘘をついたり、論点をずらして別のことを言い、相手の発言に下等なヤジを飛ばしたりするので、それで問題が際限もなく長引き、それを見てウンザリした国民は、「野党もしつこすぎる」と思ってしまって、結局は安倍に有利に働くのですが、このあたり、オウムの麻原とほんとによく似ています。麻原は総理大臣になりたかったのですが、安倍のように名門政治家の家に生まれていれば、殺人の指揮者になる必要もなくそのポストに就くことができ、総理大臣になったら、今の安倍とそっくりのやり方をしていたでしょう。違いは、麻原は“性豪”で、女性信者相手に「セックス・イニシエーション」を繰り返して、たくさん子供を産ませていたが、安倍はその方面はおとなしいということぐらいです。

――世論調査では大多数の国民が「総理の説明に納得できない」と回答しています。しかし、政権支持率は落ちない。国民は安倍総理が嘘をついていると知りながら、安倍政権を支持せざるをえない状況です。
小川:それは野党が安倍政権に代わる選択肢になりえていないからですよね。そのため野党がいくら安倍総理の嘘を暴こうが、国民は安倍政権を支持せざるをえない。その意味では、与野党問わず日本の政界が国民を傷つけているのかもしれない。

――乱暴な例えですが、父親(自民党)は家庭内暴力を振るう。母親(野党)はそんな父親をヒステリックに罵る。しかし子供(国民)は母親と家出しても生活できるとは思えないから、父親の暴力に耐えながら生活する道を選ぶしかない。そういう状況に見えます。
小川:何となれば、国民は一度野党に政権を任せて失敗しているわけです。そのトラウマがあるからこそ、自民党政権のもとに留まり続けている。その中で野党が自民党を批判すればするほど、自民党以外に選択肢がない国民は惨めになり、諦めを深めるのではないか。現在の政治不信はここから来ているのかもしれません。


 これも冷静な分析です。質問者の「たとえ」がうまくて、思わず笑ってしまいますが、こういう政治状況はアメリカや韓国でも共通していて、アメリカの場合、民主党は、この前のオバマの例を見てもわかるように、「リベラル」だの「社会的弱者の味方」だのはたんなる看板にすぎず(オバマ最大の“功績”は、ドローンで最も多く人を殺した大統領ということだけでした)、共和党と似たり寄ったりだから、期待はできないと国民は思っていて、韓国の場合、最大野党の自由韓国党は、「腐敗した既得権益層の代弁者」というイメージがつきまとっているから、いくら文政権の腐敗・堕落ぶりが明らかになっても支持率があまり上がらないのです。わが国の立憲民主党なども、大手労組が支持母体になっているのが逆に災いしているので、大企業の正社員とそれ以外の賃金格差が拡大する中、「あんなのに任せても、大手労組の言いなりになるだけで、他には何もできやしない」と思われているのです。労働者の中でも、大手労組の加入者はごく僅かでしかないのだから、恩恵には乏しい。だからゲリラ的なれいわ新選組の山本太郎の株が上がったりするわけです。

 だから、結局のところ、自民党内での「政権交代」しかなさそうだという話になって、しかし、あまりぱっとしたのがいない。主体性がなく、優柔不断で“禅譲”を待つ岸田文雄あたりは、頼りなさすぎるというので支持は上がらず、「反安倍」の“軍事オタク”の石破茂なども、最近はあの妙に勿体ぶった語り口が前よりはマシになったようですが、党内支持が弱く、こう言っては失礼ながら、女性に好かれるタイプでもなさそうなので、「選挙の顔」にするのは難しい。小泉進次郎は若すぎる上に、大臣をやらせてみたら下手な英語で「セクシー」とか何とか、よりにもよって環境問題を話し合う国際会議で洒落にもならないことを言ったりするだけで、たんに人気が先行していただけなのではないかと疑われるようになった。年上の「おもてなし」アナウンサーと結婚したのはいいが、ついでに女性スキャンダルが続出して、それも恰好のいい性質のものではなかった。…というふうに見てゆくと、「どれが比較的マシか」というレベルの選択にしかならないので、有権者の憂鬱は深まるわけです。だから、今までマスコミに取り上げられなかっただけで、「おお、こういう人がいたのか!」というダークホースの出現が待たれるのですが、今の自民はかつてないほど人材が枯渇しているように見えるので、それもあまり期待できないかもしれない。

 僕が不思議に思うのは、イギリスのジョンソンなんかもひどいものですが、政治がうまく機能していると見える大国はほとんどないことで、経済的な行き詰まりと同時に政治的な行き詰まりも深刻化していることです。それでどの国の国民もイライラと欲求不満を募らせているが、その挙句出てきたのがヒトラーみたいな政治家だったということになると、洒落にはならない。

 ある友人が言うところでは、「こういうのは行くところまで行かないとどうしようもない」そうですが、行くところまで行ったら救世主が出てくるわけではないだろうから、安倍にはオリンピックを花道として引いていただくとして、その後始末が大変だろうなと思います。別に飛び抜けた政治家が出てこなくてもいいが、もっと「ノーマル」な政治家に総理大臣はやってもらいたいと思うので、友人にそう言うと、「今は政治も経済もアブノーマルなのだから、ノーマルな人間がいると思うのがそもそもの間違い」だと叱られてしまいました。

 じゃあ、どうすればいいんですかね?

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祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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