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やはり結論はそういうことになるか…

2019.09.17.14:28

 次の近藤大介氏の記事を面白く読みました。稀にインタビュー記事を装って自分の主張を書く(つまり、中身は創作)人がいますが、これはそういうものではないと解した上でのことですが…。ともかくこれによれば、日本人にとってのみならず、まともな韓国民にとっても、今の文政権は「悪夢に近い」ものになっているということです。

ある韓国人外交官が明かした「文在寅政権と外交部の意思不疎通」

 笑いごとではないが、笑ってしまう箇所もいくつかある。たとえば、次のような箇所です。

――日本から見ていると、あれだけ多くの疑惑を抱え、妻が在宅起訴までされている人物が、法務長官(法相)に任命されること自体が信じられない。ソウルでは、納得して受けとめられているのか?

「われわれのオフィスでも、正直言って、『それはないだろう』と考えている官僚が多い。口では言わなくても、ソウルの官庁街にはそういったムードが漂っている。
 だが、よく考えてみてほしい。現在、曹国新法務長官について言われていることはすべて、あくまで『疑惑』であって、確定した犯罪ではない。
 では確定した犯罪は、誰によって定められるかと言えば、裁判所だ。だが裁判所は現在、文在寅政権が完全に掌握している。
 裁判所に被疑者を持って行くのは、検察だ。だが文在寅政権は、『検察改革』を掲げて、徹底的に検察を弱体化させようとしている。
 そうなると、曹国法務長官の疑惑は裁かれるだろうか? むしろ、すべての疑惑に『無罪判決』が下されて、曹国長官が『疑惑はすべて晴れた』と、胸を張る日を迎えるのではないか」


 これは今の「文在寅の国」では十分ありうることです。それで、「裁判で潔白であることが証明された」ということで、チョ氏が堂々と次期大統領候補に名乗りを上げ、左翼市民団体や労組などの組織を結集して、選挙に勝ち、次も左翼政権が続けば、文在寅は大統領退任後逮捕されることはなく、安心なわけです。むろん、その場合には、韓国は左翼洗脳独裁政権の国であることが明らかになって、ある意味「終わった」ことになるのですが…。

――それでも、あの「タマネギ男」が次期大統領候補など、日本から見ていると、とうてい理解不能だ。

「もちろん私も、個人的には理解不能だ。だが文在寅政権には、日々仕えていて実感しているが、正直言って理解不能なところがある政権なのだ。
 例えば、ある外交政策について、われわれが青瓦台から『提案を出すように』と指令を受けたとする。するとわれわれは習慣として、最低二つの案を持参する。『A案がベストと思います。なぜなら……だからです。しかし、もしA案がお気に召さなければ、B案という選択肢もあります。その際には……という展開になります』。こんな調子で、青瓦台へ行ってプレゼンテーションを行う。
 だが、結果はどうなるか? 思いもよらないC案が青瓦台から降ってきて、『これでやってくれ』となるのだ。そのC案とは、われわれが内部で『最悪のケース』として、絶対に青瓦台に上げなかったような類いのものだ。そんなことが、この2年あまりで、もう何度も起こっているのだ」


 これも爆笑ものですが、文政権のあの相次ぐ度外れな「非常識対応」からして、これは官僚の言い訳ではなく、事実そうなっているのでしょう。近藤氏が、日本でも民主党政権時代、同じことがあったと合いの手を入れていることはよけいに思われますが、たしかにあのカン・ハト政権時代などはかなり恐ろしい感じではあったので、あの二人がいなければ、もっと成功していたかもしれません。

「外交安保分野で文在寅政権の最大のキーパーソンは、文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐官だ」という言葉も重要で、彼のこのインタビューにも出てきているような「ありえない発言」はすでにニュースになって出ていますが、彼が前に仕えた政権はもっと主体性をもっていたが、文在寅はその言いなりになっているだけらしいので、それで従来の外交関係の基盤が破壊されても、「望むところだ」という感じなのでしょう。そこから先をどうするかは、イデオロギーに頭をやられた観念家の見通しはつねに甘いので、大混乱を巻き起こしてややこしいことになり、一貫性もヘチマもないこれまで以上の韓国の「狼狽外交」に周辺諸国も付き合わされることになるのだろうと思いますが、「二人の文」は韓国外交官たちにとっても頭痛の種になっているわけです。

 昔、小説家井上ひさしの『ブンとフン』というナンセンス小説がありました(調べてみると、今でも文庫で出ている)。売れない小説家のフン先生が、超能力をもつ大泥棒のブンを主人公にした小説を書いたところ、これがどういうわけだかヒットして、現実世界にそのブンが出てきてしまって大混乱に陥るという筋立てでしたが、今の韓国は「ブンとブン」で世界に大混乱を惹き起こそうとしているわけです。こちらは諷刺ナンセンス小説ではなくて、二人の主人公にはユーモアのかけらもなく、大真面目なので、それがいっそう恐ろしい。

 話を戻して、このインタビューの最後がまた何とも言えないのです。

――最後に、日韓関係を好転させるには、どうすればよいのか?

「結論はただ一つ。2022年5月10日まで、じっと待つことだ。この前日に、文在寅大統領が青瓦台から出ていくことが決まっているからだ。
 つまり、文在寅政権が続く限り、韓日関係が好転することはないだろう。せめてこれ以上悪くならないよう、韓国と日本の外交当局者同士が、意思疎通を図っていくことが大事だ」


 韓国の外交関係者自身が、文在寅が大統領をやめるまで待つしかないと言っているのです。「明けない夜はない」と言いますが、この「悪夢」も、文が大統領の間だけの辛抱だということで、日本側は韓国と文政権を同一視せず、韓国のまともな人たちとのコンタクトを失わないようにして、「悪夢(=文政権)」以後に備えるべきだということなのでしょう。

 やはり、結論はそうなってしまうのか、という感じです。

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