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韓国・文政権のおかげで安泰の安倍政権の弛緩ぶり

2019.09.12.12:18

 新内閣がスタートしたそうですが、相変わらずのお友達内閣、子分政治で、なかでも僕が一番驚いたのは、萩生田の文科相就任です。あんなアホを教育行政の長にするとは、国民をなめ切っている。そう思っていたら、次のような記事が出ていました。

・萩生田氏「新時代に対応」 新文科相、加計問題再燃も(共同通信)

 安倍晋三首相の側近で文部科学相として初入閣した萩生田光一氏(56)は11日、首相官邸で報道陣に「新しい時代に対応できるよう、子どもたちの教育に力を入れていく」と意気込みを語った。学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡り、文科省に働き掛けをした疑惑が国会で再三取り上げられた経緯があり、省内では「なぜわざわざ大臣にするのか理解できない」との声も上がった。
 萩生田氏は大学入学共通テストに導入される英語民間検定試験の延期問題を巡り「簡単に変えることにはならない」ときっぱり。その上で「いい制度になるようブラッシュアップしたい」とも付け加えた。(09/11 17:40)


 この男は議員落選中、加計学園の千葉科学大の危機管理学部なるところの「客員教授」にしてもらっていたという“ご恩”もあって、加計の獣医学部新設では脅し、ゴリ押しなど半端でない“尽力”をしたのですが、大体、ご面相からして教養とか学問とかは無縁の人間であることは明らかです(僕ぐらいの年齢になれば、顔で大体人物がわかるので、リンカーンのあの言葉は真実なのです)。せいぜいがネトウヨ史観の教科書をもっと増やせとわめくぐらいが関の山で、あの下村博文もクソだったが、これは輪をかけてひどい。

 煩雑なので詳しくは書きませんが、補助金を削ると脅して大学の人文系学部を潰そうとしたり(おかげで教育学部のいわゆる「ゼロ免課程」は消滅した)、入学・卒業式では君が代を歌わせろと大学の学長を集めて言ったり、安倍政権になってから、教育行政は悪くなるばかりです。上の記事にもある大学入試の新共通テストも、安易な英語の民間テスト導入など、頭が悪いとしか思えないもので、安倍内閣肝いりの教育再生実行会議(これまでやってきたことからして、再生ではなく破壊が正しい)とやらは、現実的なことを全く考えずに決めたのです。「大混乱になって、収拾がつかなくなるから、まあ見てな」と僕は塾の生徒たちに言っていたのですが、その通りになって、見直しや延期を求める声が高校・大学両方から噴出し、実施自体が危ぶまれているのです(僕の改革案はカネもかからなくてシンプルです。たんにセンター試験を全廃して、共通一次以前の大学別の個別試験だけにすればいい。そうすれば受験生も負担が減るし、勉強の仕方ももっと深みのあるものに変わるのです。自前でまともな試験も作れないような大学は、教育機関として無能すぎるのだから、少子化の今、潰してしまえばいいのです)。

 昔は文部大臣というのはある程度「品性・教養」を考慮して選ばれていたように思うのですが、今はたんなるゴマスリ腰巾着への「ごほうびポスト」でしかないのです。そこには「教育は国家百年の計」というような真剣なまなざしは全くない。こういうのも、しかし、韓国・文政権の「疑惑のタマネギ男」法相任命と較べると、まだマシであるように思えてくるから不思議です。文在寅は、タマネギ男の任命に際して、「本人が責任を負うべき明白な違法行為が確認できないのに、疑惑があるというだけで任命をしないなら、悪しき先例となる」と言い訳したそうですが、「理屈はどうとでもつく」の見本みたいなもので、徴用工問題でも、慰安婦問題でも、自分の歴史ファンタジーに基づいて「疑惑」を「違法行為」に勝手に格上げして決めつけ、自分の方は国際法を無視しながら、激しく日本を非難しているのはどこの誰なのかと言いたくなります。そもそもの話、チョ・グク氏の場合には、「本人の明白な違法行為」がなくとも、地位を悪用した不正を家族や親族に許したということ自体、「黙認責任」というものがあるので、本人が直接法に触れる行為をしたかどうかは決定的なことではないはずです。それが文政権の謳い文句の「正義・公正・平等」を根本から否定するものであるのは明らかなのに、党派根性と自分のメンツだけで恥ずべき人事を強行するのは驚くべきことです(皮肉なことに、韓国も日本と同じで野党に力がない)。

 安倍政権にとっては、韓国・文政権は「神風」のような働きをしていて、文政権の相次ぐ非常識対応に対する怒りのために、国民は安倍政権のお粗末さを問うことは忘れてしまうという状況に陥ったのですが、今回も、あの法相任命の非常識さと較べれば、安倍政権のお手盛り新内閣(言論統制派のあの高市早苗の総務相なども問題です)など、何ら咎めるに値しないという感じになっているのです。実に、文在寅サマサマではありませんか?

 新内閣発足に当たって、安倍は「新体制のもと、わが党の長年の悲願である憲法改正を党一丸となって力強く進めていく」と抱負を述べたそうですが、これも韓国・文政権のおかげで現実味を帯びてきている。文が北朝鮮べったりの姿勢をそのまま続け、GSOMIA破棄で日韓の軍事的な連携もなくなり、北朝鮮は今後も熱心にミサイル発射実験を重ね、アメリカが在韓米軍の撤退に舵を切って、中国やロシアの不穏な動きも目立つようになると、「このままでは危険だ! 早く憲法改正して、自前の防衛力を強化しなくては!」ということになって、今の安倍自民の改正案より「さらに進んだ」かたちの憲法改正が実現するかも知れないからです(日本の左翼には、「韓国左派権力の批判をしてはならない」というおかしな不文律があるらしいことを今回僕は学習しましたが、そのことで彼らは国内での説得力、影響力をいっそう失ったことはたしかで、それも安倍政権にはプラスになっているのです)。

 こう見てゆくと、韓国・文政権の病的な「反日」行動は、安倍政権を助けるのにどれほど大きな助けになっているか、はかりしれないほどです。韓国のマスコミはそういう視点を全く欠いていて、「危険な安倍政権は極右の布陣を強化している」みたいなことばかり並べ立てているようですが、あんたの国のイカれた政権のおかげでそうなってしまうので、こちらは困っているのだと言いたくなるのです。早く文政権が潰れてくれないと、安倍自民の「野望」はヴァージョン・アップして実現されかねない。困るのは、どこにも苦情をもって行く先がないことです。こういうのはWTOに提訴なんてことはできませんからね。

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