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アマゾンが死ねば、人類も死ぬ

2019.08.22(14:49) 647

 アマゾンといっても、ネットのアマゾンではありません。本物の、アマゾンの熱帯雨林のことです。

炎上するアマゾン、ネットで話題に ブラジル大統領はNGO非難

 僕はアナコンダをこよなく愛していますが、彼らも生息地を失うというような話はともかく、あそこは新薬原料の宝庫であるだけでなく、CO2を吸収したり、世界の気候を安定させてくれたりしているこの上なく貴重な存在です。このままでは時間の問題で草原地帯になってしまい、川は枯れ、次は砂漠化するというプロセスを辿りそうですが、そうなったら人類もジ・エンドです。いや、火星に移住すればいいのだなんてノーテンキなことを言う人もいるでしょうが、勝手に移住すればいい。日本の森林も、アホで無責任な農水省の際限もない植林奨励政策のために、奥山まで植林してしまい、原生林は大方なくなって、崖崩れ、洪水(スギやヒノキの人工林に保水能力はない、ましてや材木が売れずに放置されたままではなおさら)、花粉症蔓延の原因となるスギ、ヒノキだらけになって、川や海の生態系も深刻なダメージを受けています(クマやサルが里に出てくるようになったのもそのためです)が、あの広大なアマゾンが消滅するとなったら、その深刻さは想像を絶するものとなるのです。

 周知のとおり、広大なアマゾンは数ヶ国にまたがっていて、「60%はブラジルにある」(ウィキペディア)のですが、いずれの政府も発展途上国特有の工業化や、外資導入政策に熱心で、反対する先住民を圧迫して、密林伐採と鉱物資源採掘を推進(言うまでもなく、それは深刻な環境破壊、健康被害をもたらす)しようとしていて、それがいかに重要な「財産」であるかは認識していないのです。この記事によれば、ブラジルの「ボルソナロ大統領は21日…『こういったNGOが私とブラジル政府に対して人目を引き付けるために行った犯罪行為』が森林火災の原因かもしれないと指摘」しているのだとのこと。馬鹿言うんじゃない、という感じなので、「開発」側がこちらの方が手っ取り早いと火をつけたり、伐採によって乾燥化が進んでいるから、自然発火による火災も起きやすくなっているのでしょう。これは国連で話し合うべき問題で、これらの国の政府首脳にきちんとその重要性をレクチャーし、必要なら経済援助もして、密林と共生できる経済システムを作れるよう持っていくべきです。多国籍企業や投資家たちも、今の彼らは自分の金儲けのことしか考えていないように見えますが、密林破壊にひそかに加担している企業などはその名前を暴露して、社会的制裁を受けさせるべきです。全くもって、ロクでもない連中なのだから。

 こうした自然林の消滅はニュースにならないだけで、東南アジアでも進行していて、アマゾンの話だけではないようですが、こういう自殺行為をなぜするのかと言えば、全体や将来のことを考える気持ちが今の拝金主義の多国籍企業や投資家たちには全くないからです。彼らが現地の無知な権力者を陰で操っている。これは「陰謀論」の類でも何でもないので、今の文明社会は自己増殖にしか関心がなく、能がない、癌細胞に冒されているのと同じになっているのです。これをストップさせなければならない。

 というようなことを極東の島国の一介の塾教師が書いてもあまり意味はなさそうですが、あんまりやっていることがアホすぎるので、書かないではいられないのです。

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祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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