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ビミョーな選挙結果

2019.07.22.16:01

 昨日は小雨の中、僕も「清き死票」を投じに行ってきましたが、投票率は全国で48.80%だったそうで、「過去最低だった1995年参院選の44.52%に次ぐ低水準で、24年ぶりに50%を割り込んだ」(毎日新聞)そうです。われらが宮崎選挙区となるとさらに悲惨で、何と41.79%で、こちらは「過去最低」です。中には40%に届かなかった県(徳島)もあるそうなので、全国最低にならなかったのは幸いでした。田舎の場合、老人は投票率が非常に高いので、これは若い世代の投票率が異常に低いことを意味するものです。

 投票率が低いと組織票がモノを言うので、創価学会員を「熱烈ボランティア」として抱える公明党が一番有利で、次は利益誘導をエサに業界団体を動員する自民でしょう。それを思えば低投票率の中、野党はずいぶん健闘したと言えるので、「改憲勢力」が三分の二を超えるのを阻止したのはほめてもらえるでしょう(尤も、それも「国民民主党の動向次第」だそうで、「改憲の中身が問題」と言っていたのが、閣僚ポストなど提示されると変節しかねませんが)。

 低投票率には、「初めから結果が見えている」というのも関係します。宮崎選挙区の場合だと、いつも有力な野党候補が出ないので、組織票で固めた自民が勝つのがわかっているので、延岡などは政治的には割とリベラルな人が多いので、野党票が他の地域と較べて多いのですが、それでも県全体で見ると自民候補が勝つにきまっているので、「行っても無駄だな」となりやすいのです。僕もそう思いながら、比例は多少意味があるかなと思って出かけたまでです。宮城選挙区の立憲民主党の石垣のり子氏などは、元地元FM局のアナウンサーだそうですが、あれだけ美人だと、自民のむさ苦しいおっさんには勝てるということです。「消費税全廃」なんて、党の公約とは違うことを言っても大丈夫なので、やはり美人は得をするのです(こう言うと、「女性蔑視だ」と叱られるかもしれませんが、「美人ファクター」は「タレントファクター」に劣らず、選挙では強力な武器になるのです)。

 ついでに、「NHKから国民を守る党」が一議席を獲得したのは、めでたいことです。僕もほとんど見ていないNHKから強制的に視聴料を取られているのにかねて腹を立てているので、制度がおかしいのです。ニュースの類も人畜無害・表面的なだけで、役に立っているとは思えない。「権力の闇」を暴けるような独立性や気概など薬にしたくもないのです。それで、比例はあれに入れようかと思ったのですが、有力野党が一定の存在感を示してくれないと困るので立民にしたのですが、どちらかにしなければならないからそうしたので、国民の支持はかなりあるでしょう。頑張って強制徴収をやめさせて、NHKが映らないテレビ・装置の販売を自由化して、その場合は視聴料を払わなくて済むような法律改正をしてくれないかなと思います。ウィンブルドンを見るために払わされているようなものですが、一体その時間単価はいくらになるのか、考えてみると腹立たしい。どんな悪徳商人でもできないことを国家権力を後ろ盾にしてやっている(払わないと訴えられて、払わなかったほうが敗訴する)ので、モラル・ハザードの最たるものです。昔、新聞は「インテリが作ってヤクザが売る新聞」と揶揄されました。僕は新聞配達をしていたことがあるから、その裏事情はよく知っているのですが、拡張員というのがいて、連中の中には婦女暴行事件を起こす手合いまでいたのです(「団」というのがあって、彼らはそこから派遣されていた。僕は二度ほどその団員と大喧嘩したことがあって、それを書くと面白いでしょうが、長くなるので割愛します)。愚かな部数拡張戦争の中でそういうとんでもないのを雇うようになったのですが、NHKの場合は法律による強制力で有無を言わさず視聴料を巻き上げる。自由選択の余地がないだけ、こちらの方が悪質です。「NHKから国民を守る」とはよく言ったもので、国民はあれから守られる必要があるのです。

 まあ、トータルに言えば「こんなものかな」という感じで、日本人のバランス感覚はまだ保たれているという印象でした。奇怪な屁理屈をこねたがる韓国メディアはこの選挙結果をどう報じるか知りませんが、文在寅の無茶苦茶ぶりがなければ、国民の関心は他の国内問題に向いて、自民はもう少し票を減らしていたかも知れません。お月さん大統領はその点で安倍政権存続に貢献したということです。対韓塩対応もそのまま続くでしょう。

【追記】「NHKから国民を守る党」については、実はそんなものじゃないという恐ろしいことを書いている人がいます。今さっき読んだのですが、古谷経衡氏で、僕は彼らの政見放送などは全く見ていないので驚いたのですが、これが事実だとすれば、彼らの考えていることは僕が考えていることとは全く違うようです。「その内実は、10年近く前に隆盛したネット右翼の古参兵」であり、その支持者は「ノリで投票する『政治的非常識層』」だというのです。「NHKは問題がある」というその「問題」の立て方が全く違う。この通りなら、それはたしかに病的で、異常なことです。誤った情報を伝えては申し訳ないので、次をご覧ください。にしても、今の日本はどうなってるんでしょうか?

・『NHKから国民を守る党』はなぜ議席を得たのか?

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