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政治が「完全に死んでいる」国のうっとうしさ

2018.07.25.16:29

 今年の夏はほんとに暑いなと思いますが、皆さんはご無事ですか? 「いい加減にしたら」と言われながら、僕は「生涯クーラーなし」をモットーとし、いまだにそれを続けていますが、正直今年は扇風機だけではきついな、という感じです(むろん、塾ではエアコンをつけています。建物がぶ厚いコンクリのかたまりなので、なければサウナ並で、お勉強どころではない)。

 一昨日などは東京でも40度に達し、暑いので有名な埼玉県熊谷市では日本観測史上最高の41.1度を記録したとか。ずっと南の九州の方が最高気温が低い(あの日は34~5度だったはず)のは皮肉ですが、僕は若い頃東京に住んでいて、それも高層ビル群が見える西新宿のアパートが4、5年で一番長かったのですが、扇風機もなくて済んだのだから、いかに今が暑くなっているかがわかります(気象庁の最高気温のランキングを見ても、上位は2000年以後のものばかりです)。いわゆる「ヒートアイランド現象」の加速もあるようですが、今年などは世界的に高温で、北極圏でも33度を記録したところがあったそうで、科学者たちは主因は地球温暖化にあると見ているようです。

 そういう暑い中、政治はだれ切っていて、「腐敗の中の停滞」を続けているので、なおさらウンザリさせられるのですが、安倍3選がほぼ「確定」した模様です。いくら人がいないと言っても、まだ安倍晋三に続投させるという自民党の人材の払拭ぶりと非常識にはほとほと呆れますが、国が本格的に駄目になるときはえてしてこういうもののようです。それは歴史の法則みたいなもので、駄目になるときはとことん駄目になる。安倍長期政権はその象徴で、後世の歴史家たちは「なぜあのような無能かつ危険な政治家に長期政権を委ねたのか?」と日本人の無気力を訝ることになるでしょう(理由の一つとして、その前の民主党政権への「失望」が挙げられ、あれを境に日本人は改革への希望を完全に失ったのだと説明されるかもしれません)。トランプがアメリカ断末魔の象徴なら、安倍晋三は日本のそれなのです。

 今の安倍政権は、一部の戦前回帰願望をもつ極右やネトウヨを除いて、一般国民には不人気です。最近の各種メディアの世論調査でも不支持が支持を上回っているものの方が多い。不支持がすべて40%台に乗っている(これは狂信的な安倍信者を除けば不支持が6割近いことを意味する)のに、自民党内部では「安倍おろし」の風は吹かず、今度の参院選も、「野党があのていたらくだから、支持率が3割台もあれば、連立仲間の公明党=創価学会の組織票を組み込んで十分勝てる」と踏んでいるのでしょう。「なめとんのか!」とそれに国民が怒ることもない。怒る気力を失っているのです。アベノミクスへの期待などというものはとうの昔になくなっている(株価はいわゆる「官製相場」で維持されている)が、方針をガラリと変えて、「今より悪くなったらどうしよう」という不安の方が強いので、現状維持を望んで「消極的支持」に回ってしまう。「外交の安倍」などというのも根拠の全くないプロパガンダで、平身低頭のゴマスリでトランプには気に入られているとしても、他の先進国首脳は「あの馬鹿が…」と見ている。しかし、そのあたりがよくわかっているのは日本人のせいぜい1~2割だから、「大勢に影響はない」のです。

 それで今度の自民党総裁選は、安倍と石破の一騎打ちになり、安倍が楽勝して、3選になる。優柔不断の岸田はついに不出馬を表明したそうですが、政治信条のみならず、性格も「穏健派」の彼は、総理総裁の器ではないことを自ら証明してしまったので、もうその目はなくなってしまった。早く「安倍支持」を打ち出さなかったというので安倍の不興を買っているそうなので、「禅譲」も望み薄、彼は「喧嘩のし時」を知らなさすぎたのです。性格的に彼は安倍のような悪辣な「工作」をすることができない。それは美徳ですが、他方、勝ち目がなければ動かないという臆病なところがあって、それは「打算的」「主体性がない」とみなされて、人気を失う羽目になったのです。仮に彼がもっと早い時期に出処進退を明確にしていれば、国民からは安倍を上回る支持が得られて、そうなると所詮政治家というのはトップドックの後を追いかける習性の生きものだから、自民党内部での力関係も変わっていたはずが、それができなかった。年中つまらないことで喧嘩ばかりしているのはただの馬鹿で、トラブルメーカーにすぎませんが、ここぞというときに喧嘩ができないのはただのフヌケです。そういうのは男ではない。昔は秀才にも夜郎自大のヤンキーボス相手に正面から喧嘩を挑んで、相手をビビらせる度胸のある頼もしいのがたまにはいたものですが、二流の秀才岸田にはそんなことは無理だったのです。

「軍事おたく」の異名をもつ石破は、“麻生語録”にもあるように、「暗すぎる」。あの妙に勿体ぶった語り口、じとーっとした感じは、女性の人気を取り付けるのが難しい性質のもので、いかんせん華がなさすぎるのです。だから国民的人気も一定以上には上がらない。女性人気は申し分なくあるイケメンの小泉進次郎はまだ若すぎるというわけで、僕ら国民はみたび連続して安倍のあのむくんだ「サイコパス的公私混同顔」を毎日ニュースで見ざるを得ない羽目になるのです。それを思うと暑さ、うっとうしさがいっそう募る。中国やロシア、アメリカ、韓国、北朝鮮はまっぴらですが、どこかもっとマシな政党と政治リーダーがいる国に移住したくなる。目下のところでは北欧あたりが一番無難そうですが、「難民」申請でもすれば受け入れられますかね?

 最後に、安倍政権の公私混同のお粗末ぶりをまとめた記事をネットで見つけたので、それをご紹介しておきます。プレジデント・オンラインの記事で、筆者は元週刊誌編集長の元木昌彦氏ですが、いつもの週刊誌評とはだいぶ趣が違って、気合が入っている。自民党の「嘘つき」の系譜に触れながら、安倍政権に至って「嘘しかない」事態に辿り着き、けれども国民の正常さへの感覚はすでに麻痺していて、社会的にも「安倍症候群」が蔓延するにいたったことを記したものです。前にも何度も書いたように、安倍政権の問題点の一つは、「韓国も顔負けの情実政治」に日本を陥没させたことです。自分に敵対する者はどんな卑劣な手を使ってでも潰そうとするが、仲間内の便宜は当然のように公正さを犠牲にして図る。民度の低い発展途上国並になってしまったので、今は官僚たちの頭の中にも「公正」の観念はもはや存在しないでしょう。こういう国に明るい未来はありえませんが、その元凶たる安倍を自民党は総理総裁に3選するわけで、僕ら国民は今一度それを確認しておいた方がいいのです。「どうしてこんなことに…」と後で嘆く前に、です。そのときは「当然の報いが来た」と受け止めるのが正しい。

日本を私物化して開き直る安倍夫妻の異常

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