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ひさしぶりに自民政治家のまともな発言を聞いた

2018.04.22.21:33

 そう思ったのは僕だけではないようで、この記事は複数のニュースサイトで上位に来ています。

・セクハラ巡る対応「国民をなめている」 自民・中谷氏(朝日新聞4.22 17:56)

 中谷元・元防衛相(発言録)

(財務省の福田淳一事務次官によるセクハラをめぐる問題について)非常に対応がお上意識で、国民をなめているようだ。誠実さを感じない。もう(問題が)積もり積もっている。いまだに(森友学園への国有地売却を巡る決裁文書)書き換えの報告も明らかになっていない。他の省でも(加計学園問題では)証拠の文書が出てきているのに「記憶にない」と言う。このままでは国民は納得いかない。
 若手の時にお仕えした宮沢喜一元首相には、「権力はできるだけ使わないようにしないといけないよ」と言われた。今回の一連の対処を見ていると、何か権力的なところに逃げ込んでいるような対応だ。
(政治のあるべき姿は)「巧詐不如拙誠(こうさはせっせいにしかず)」。巧みに偽りごまかす「巧詐」よりも、つたなくとも正直に誠意がある(「拙誠」の)人物の方が信頼に足る。(TBSの番組で)


「巧みに偽りごまかす『巧詐』よりも、つたなくとも正直に誠意がある(「拙誠」の)人物の方が信頼に足る」というのは、当節は「巧詐」のクソみたいな人間が増えすぎましたが、心ある人は誰しも人を見分ける基準にしていることでしょう。

「権力はできるだけ使わないようにしないといけない」というのは安倍に対する痛烈な皮肉です。独裁国家ならいざ知らず、彼ほど権力の乱用・悪用が甚だしい政治家も珍しいからです。それももうじき終わりですが、自覚というものが全くない彼は、「桜を見る会」とやらでもこんな挨拶をしたとか。

・安倍首相「責任痛感、うみ出し切る」=桜を見る会で釈明(時事通信)

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が21日午前、東京・新宿御苑で開かれ、首相は昭恵夫人とともに出席した。セクハラ疑惑による財務事務次官の辞任表明や財務省の決裁文書改ざんなどで政権批判が強まる中での開催となり、首相は「行政の信頼を揺るがす事態となっており、責任を痛感している」と陳謝。「徹底的に調査し、全容を明らかにしてうみを出し切って組織を立て直す決意だ」と述べた。 
 一方、首相は政権の実績として、賃上げの動きが続いていると訴え、先の日米首脳会談で拉致問題で成果があったと強調。米誌タイムの「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたことにも触れ、「少しはある影響力を使って、日本社会が活気ある社会になるように頑張っていきたい」と語った。
 桜を見る会は毎年恒例。今年は葉桜の中、将棋の加藤一二三・九段やスピードスケート女子の高木美帆選手、アルペンスキー女子(座位)の村岡桃佳選手ら約1万7500人が参加した。(了)


 開いた口がふさがらない責任転嫁のノーテンキぶりは夫婦同じで、「全容を明らかにしてうみを出し切」ると言うが、「おまえが最大の膿だろうが!」とツッコまないではいられないでしょう。「もり」も「かけ」も、不正の淵源は安倍夫妻にあるのは明白なので、それを糊塗するためのヒラメ官僚たちの虚偽答弁が続き、とどめのようにして福田事務次官のセクハラ事件が出てきた。親分がこれだと、官庁の綱紀もゆるみっぱなしになるわけで、誇りも、「国を支える気概」もあったものではない。嘘に嘘を重ねてしつこく政権にしがみつくものだから、国民のイライラはピークに達しているのです(やたらと話を盛りたがる安倍の手柄話については、論評する価値もないでしょう)。

 にしても、「今年は葉桜の中」というさりげない上の引用記事の一節は意味深長で、今回の「桜を見る会」は「とうに盛りを過ぎた」安倍政権のありようを象徴しているのです。

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