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「麻布」が一流の学校である理由

2018.02.15.09:51

 最近このブログの更新がないというので、何かあったのではないかと心配してメールをくれた人がいますが、幸いにと言うべきか、残念ながらと言うべきか、僕はいたって元気です。大学入試シーズンに突入して、生徒の過去問答案の添削やら小論文の直しやら、授業にプラスしていつもより仕事が増えている上に、試験を受けるのは受験生ですが、コーチ役の塾教師も無意識レベルでエネルギーを使ってしまうというところがあって、いくつか書いてみたいことはあったのですが、いずれもかなりの長編になりそうで、そこまでの余力はないなと思っているうちに時間がたってしまったものです。

 悪いことに、今年はこれに冬季オリンピックが加わっているので、ほとんど見ないテレビも多少は見るということで、なおさら時間がない。「日本人は集団になって妙な応援の仕方をして、選手に『日の丸を背負って』式のつまらないプレッシャーをかけすぎるから、逆効果になってメダルが減る(またはメダルのランクが下がる)のだ」というのが僕の持論ですが、幸い選手たちは頑張って、金はこれを書いている段階ではまだないが、七つのメダルを獲得しているようです。スキーのジャンプなんか、それでなくとも厳寒の中、選手のことは考えず、何だってあんな深夜にやるのだと思ったら、放映権料を出すテレビ局の都合でああなっているのだそうで、ビジネス最優先の今の文明社会のえげつなさにあらためて腹が立ったりするのですが、こういうことだって、掘り下げて議論したりすると長い話になってしまうので、片手間には書けないわけです。

 そういうわけで、当分はまだ書けそうもないので、今回は前回書いたこととも関連しそうな記事のご紹介だけ。

 僕はこの校長先生の意見に全面的に賛成です。麻布は言わずと知れた東京の私立の名門で、各界に人材を多く輩出している中高一貫の男子校です。よりすぐりの秀才ばかり集めているからそれでも秩序が保てるので、フツーの学校でそんなことができるか、と反論する人もいるでしょうが、僕は「できる」と考えています。愚劣な管理統制教育ばかりやって生徒から自由を奪い、自主独立の気概を育てないから、大勢順応型の小粒の保守主義者ばかり大量生産してしまうのです。僕は関西のふつうの公立高校の出身ですが、昔は生徒の自由の度合いがずっと大きかった。今は社会の方は創造力・突破力と明確な個性をもつ人材を必要としている(でないとこのまま全体が沈没する)時代になっているのに、学校教育の方は逆行しているのです。それが深刻な問題であることに気づいている人が少ないらしいことに、僕はいつも呆れています。中でも学校の先生たちが一番その自覚に乏しい。

 それは「ヤバい」ことなので、このインタビューを読みながら、「教育は何のためにあるのか?」あらためてよく考えていただきたいと思います。コメントしたい箇所はたくさんあるのですが、それは機会があればまた他日ということにしたいと思います。

茶髪も私服もOK、校則のない「麻布学園」校長が語る「自由」を育てることの大切さ

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