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二次英語の注意点

2011.02.04.02:58

 大学入試センターから、センター試験の今年の平均点一覧(確定版)がやっと出たようです。今年の英語の平均を僕は「120~125点」とこのブログで予想しましたが、122.78だったようなので、ほぼその中間値で、「的中」を自慢してもよさそうです(リスニングの平均点の方はかなり下がったようで、25.17点)。あれをここに出したのは1月16日の午前零時か1時台だったので、少し幅をもたせたものの、具体的な予測としては大手予備校のどこよりも早かったでしょう。
 とはいえ、自分が解いてみたあとのカンだけでそう予想しただけなので、毎回当たるとはかぎりません。どんな商売でも長くやっていると職業勘のようなものが自然に身につくので、そんなに大外れはしないものですが、蓋を開けてみないとやはりわからないものです。
 それで今回は、このブログには受験生の読者も少しはいるようなので、塾の生徒たちにはしつこいぐらい言っている二次英語の注意点を書いておきます。「これだけは気をつけなさい」ということです。

 前にも書いたように、二次の問題はみんな大学によって違い、それぞれ「個性」があるのですが、たいていは記述が中心で、下線部訳や英作文が入っています。僕の見るところ、今の受験生はおしなべて英作文が下手です。かなり偏差値の高い生徒でも、基本文法完全無視の英文“もどき”を平気で書いてきたりするので、そうなってしまう理由については省くとして、それでは個々の単語そのものは合っていても、まともな点はもらえないでしょう。
 この英作で相当大きな差がつくと僕はにらんでいるので、そこをきちんと練習しておくことです。中学レベルの基本構文に、分詞や関係詞の知識を少しミックスすれば、申し分のない英作文が作れるのだから、基本を確認して、応用が利くようにしておきさえすればいいのです。これは日頃の勉強の仕方が相当影響するので、文全体を見て考えるという視点が今の受験生には乏しすぎるのかなと思うのですが、意識して基本文を読み返し、それを応用してその場で何か英作してみる、という練習をするだけでもずいぶん違うでしょう。これは書いて練習しておかないと、会話と同じでスムーズに出てきてくれないので、毎日少しずつでいいから練習しておくのです。作文の場合、読んで意味が取れるだけではない、正確に使いこなせる構文のストックがどれだけあるかがカギなのです(それもそんなに多くはいらない)。
 もう一つ、下線部訳の方も、個々の単語の訳としては合っているが、全体として何を言っているのだか皆目わからない、というような「てにをは」が混乱した訳文を作らないことです。これまた、全体に気をつける。そういう心がけがあれば、自分の誤読にも気がつきやすいもので、「あ、ここのつながりはこうではなく、こうか!」とパッと閃いたりもしやすいのです。
 部分部分の単語の訳は合っているが、全体としては支離滅裂なんて訳文は、僕なら零点をつけてしまうので、これに対して、部分的な単語の誤訳や脱落はあるが、構文と大意はほぼ正確にとらえられていて、訳文も読み終えたときに同時に了解できるものになっていれば、僅かな減点だけですむでしょう。
 とにかく「読んでわかる」(客観的に)日本語文にすることです。採点官も、とても正気の人が書いたとは思えないような文章ばかり読まされると、頭が痛くなってくるでしょう。そういうとき「砂漠のオアシス」と感じられるような「読んでわかる」明快な訳文に出くわせば、どういう反応になるか、おわかりでしょう。そういう答案を目指すのです。
 とにかく、「わけのわからない」文だけは断じて書くまいと決意してかかるのです(これは日本語での要約や、「何十字以内で説明せよ」というような設問に答える際についても同様です)。
 この二つを実践すれば、幸運の女神が微笑んでくれることは、ほぼ確実です。
 まあ、英語だけでなく、他の科目もあるから、そちらで大チョンボをしないように、気をつけてもらいたいのですが…。

 あとしばらくの辛抱なので、受験生たちは体調には気をつけて、あと一踏んばり、頑張って下さい。
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