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講演会のおしらせ

2017.10.21.19:05

 衆院選投票日もいよいよ明日となりました。「超大型台風」が直撃しそうだという話もあって大変ですが、僕は早々と期日前投票を済ませて、この前も書いたようにわが宮崎2区は選挙前から自民の2代目に「当確」が出ている関係から「清き死票」にしかならないのは虚しいのですが、比例の方は一応意味がある(最高裁判事の国民審査も)ので、行ってきた次第です。

 さて、今回はそれとは関係のない話です。あと2週間を切ったので、そろそろ書いとかないと…と思って、書くことにしました。「講演会? へえー。で、誰の?」ときかれそうですが、実は僕のです。来月頭の、11月3日、金曜日は「文化の日」に当たっていて、祭日ですが、さる禅寺で、「キリスト教異端カタリ派の思想と仏教」と題して、「講演会もどき」をやらせてもらう予定になっているのです。時間は午後1時半からで、休憩も入れて二、三時間の予定です。案内文を書けと言われて、僕はそこに次のように書きました。

『偉大なる異端』(英国の精神科医アーサー・ガーダムの著書、拙訳)を枕に、禅宗のお寺でお話させていただくということで、一応上のような演題にさせていただきますが、古代からの二元論宗教の歴史を手短に概観し、カタリ派思想と仏教の思想的類縁性(明確にそれはある)について触れた後は、自由に話を展開させていただく予定です。ご質問も承りますので、皆様と「共に考える時間」を共有できれば幸いと考えています。尚、話者はいかなる宗教組織・修養団体の類にも所属しない一個人、一生活人としてそうしたお話をするものである点、あらかじめお含みおきいただきたいと思います。

 人前で話をするのは久しぶりですが、年齢のおかげで面の皮も相応に厚くなっているのでとくに緊張はしないものの、日本ではマイナー中のマイナーであるカタリ派(「語り派」だと思っている人までいる)について、しかもそういうことについて知る人はほとんどいない延岡のような田舎(元々は遠藤周作の『無鹿』にも出てくる隠れキリシタンの里の一つなので、その意味では無縁というわけでもないのですが)で話すというのは相当難しいことなので、それで人が集まるかどうかは疑わしいところです(一応、二十人前後を予定しているのですが…)。

 こういうのではなく、「子供を勉強好きにする育児法」とか、「偏差値を上げる勉強法」とかいうテーマでやれば、僕は長いキャリアをもつ大学受験塾の教師で、その道のプロの一人なので、話もしやすいし、教育ママパパたちの関心を引いて申込者が殺到(?)するのではないかと思われるのですが、あいにくなことにそうではないのです。

 もう一つ、おかしな宗教カルトの勧誘と間違えられる恐れもある。このブログの読者や塾の生徒なら、僕がその手の人間でないのはおわかりいただけると思いますが、最近はカルトも巧妙化していて、オウム真理教や統一教会の隠れ会員だったり、新興カルトの疑いもあるというので、警戒される恐れなしとしないのです。

 いや、このブログの読者であっても、前に「斜陽産業」たる塾業界から撤退して、水晶玉を買い、長いあごひげなどつけて、「うーん。あなたの運勢は…」なんてやろうかと思っていると冗談で書いたことがあるので、やっぱり怪しいと思うかもしれません。かなりの程度、宗教やオカルト方面には通じているので、なおさらです。おまけに、臨床心理学なるものまで大学院というところで齧ったことがあるとなると、邪悪な人心操作術に長けているかも知れず、「危険度指数」はいや増すのです。

 自分でそんな人を脅すようなことを言って何とする? ともあれ、何でそんなテーマで話すことになったのかといえば、8月に、北九州在住のある団体の主宰者から、『偉大なる異端』を百冊買い上げるから、それを使って訳者に何回か話をさせたらどうかと延岡支部の人たちに「提案」があったという話を聞いたからです。そんな奇特な人がいるのかと僕は驚いたのですが、とにかくあの本を「高く評価」して下さったのはたしかなようで、それもおかしなヒモつきではなく、その団体とは無関係に訳者に自由に話をさせればいいと明言しておられるということだったので、ちょっと考える時間をもらった上で、その奇特な申し出に応じることになったのです。

 だからその講演会の参加者には、すでにお持ちの方は除外されますが、その団体(別に宗教カルトではない)の代表が自費で買い取って下さった百冊の本の一冊が無料で支給されるのです(ご夫婦や親子の場合は併せて一冊ということにさせていただきますが)。本の定価が税抜き2300円で、参加費が千円なので、「そんな本、要らんわ」と言う人は初めから来ないでしょうから、損はしない計算です。「それはなおさら怪しい」と思う人もいるでしょうが、そういう事情なので、別に何も怪しくはないのです。

 実のところ、僕はあの本の訳を出して、「これでやっと肩の荷が下りた」と思ったものです。版元のナチュラルスピリットには大いに感謝しているのですが、自分の「カタリ派ミッション」はこれで済んだと思ったので、今度は別のことをやろうと思い、翻訳ももう少しやっておきたいので、候補の本を物色し、一冊面白いのを見つけて、その翻訳に取りかかった矢先でした(昨日、その作業が一通り終わったところです)。だから、『偉大なる異端』を材料に話をしろというのは妙な感じだったのですが、もとより僕は今の一般日本人にも意味があると思ったからあの本の訳を出したので、それがどういう「意味」なのかについて話せる機会がもてたのは有難いことです。これから「あとがき」を書くつもりの新しい訳本の内容もそれと実は関連する(そもそも人生とは何なのか、という点に関わる)ので、そういうこともからめ、ざっくばらんに話をさせていただく予定です。

 それで、場所はどこかということですが、延岡市須美江町の普門寺という曹洞宗の由緒あるお寺です。住職は吉井泰俊師で、時々海外にも出かけて座禅指導に当たっておられる「国際派」の由。場所は、次のサイトだとお寺の詳しい説明も地図も両方出ていて便利なので、クリックしてごらん下さい(駐車スペースは十分あるようです)。

普門寺(ふもんじ)

 申し込みは、案内チラシには世話係の人二名の電話番号も、お寺の電話も出ているのですが、ネットに出すと迷惑が及ぶ恐れがあるので、この記事を見てという方は、今月末までに、このブログ経由のメールでお知らせいただければと思います。一応、椅子や茶菓子の準備などがあるようなので、事前にわかる方がいいのです。

 尚、小さいお子さんには話がわかりづらいだろうというので、一応「高校生以上」としています。塾の生徒たちに聞いたところでは、三年生は全員11月3日は模試なので、普通科高校の高3は無理だということになりそうです。

 以上、おしらせでした。

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