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敵が弱いうちに…安倍のモリカケ解散

2017.09.19.15:09

 以下は、日本版人民日報、安倍御用新聞の“名声”を不動のものにしている読売新聞の本日付社説です。

 安倍首相が、衆院解散・総選挙に踏み切る意向を固めた。「10月10日公示―22日投開票」の日程を軸に調整している。
前回の衆院選から3年近く経過しており、この時期に国民に信を問うのは異例ではない。首相は、衆院選の意義を丁寧に説明することが求められる。
 首相が解散を決断したのは、一時は急落した内閣支持率が回復傾向にあることがある。
 民進党は離党ドミノで混乱している。小池百合子東京都知事に近い若狭勝衆院議員らによる新党結成の動きも緒に就いたばかりだ。野党の準備が整う前の方が有利だという戦術面の判断もあろう。
 首相が解散権を行使し、衆院選に勝利することで、重要政策を遂行する推進力を得ようとすることは理解できる。そのためには、きちんと争点を明示すべきだ。
 今回は、北朝鮮の核とミサイルの脅威が拡大した中での選挙戦となる。いかに日米同盟を強化して抑止力を高め、中国、ロシアを含めた国際包囲網を構築するか、しっかり論じ合う必要がある。
 安倍政権は、安全保障関連法が日本の平和を守る法的基盤として機能していることを具体的に訴えることが重要だろう。
 政府は、北朝鮮の新たな軍事挑発にも即応できる体制を常に維持し、1か月前後の「政治空白」の影響を最小化せねばならない。
 経済政策アベノミクスに関する評価も問われよう。
景気は緩やかに回復しているものの、力強さを欠いている。成長戦略をどう強化するのか。2019年10月の消費税率10%への引き上げを予定通り実施するのか。各論を深めることが大切である。
 憲法改正について自民党は、9条1、2項を維持しつつ、自衛隊の根拠規定を追加する案などを争点化することを検討している。
 衆院選で首相は、改正の必要性を堂々と訴え、その具体像を分かりやすく語るべきだ。
 安倍自民党は国政選に4回連続で大勝している。だが、今回は、政権の驕おごりと緩みが問題視されており、決して楽観はできまい。
 民進党など野党は、今回の解散について、森友学園や加計学園の「疑惑隠しだ」などと批判している。臨時国会で追及する機会が失われることを踏まえたものだが、政権選択の選挙でこの問題ばかりを論じるわけにはいくまい。
 民進党は、現実的な政権構想と政策を提示し、政権担当能力を示さなければ、国民の信頼を回復することは望めない。


「問われよう」とか「できまい」「いくまい」とか、やたら勿体ぶった割には中身は何もない駄文ですが、あのヨミウリがこう書いているくらいなのだから、これはホントなのでしょう。最近安倍は鳴りを潜めていて、おかげで僕もイライラさせられずにすんでいるのですが、日本人は概して淡白なので、それだけで支持率は回復基調にあり、民進党は四分五裂で、「敵が弱いうちなら、不人気でも勝てる!」と計算したのでしょう。いかにも卑怯者の安倍らしい考えです。ま、安倍ごときに上杉謙信の美徳を期待するのが、そもそも無理というものですが。

 こういう状況で選挙をやれば「サルでも勝てる」と僕は思いますが、安倍はもう完全に「賞味期限切れ」なので、それでほどほどの戦果を収めた後は、岸田あたりに“禅譲”して、「名誉ある撤退」をはかる、という腹積もりなのでしょうか? それならまだ許せるが、彼はカン違いしやすいタイプなので、「国民の支持は私にある。まだやれる!」なんて思い込まないかどうか、それが心配です。選挙戦ではそれには極力触れないようにしておいて、終わったら「これでモリカケ問題についてのみそぎはすんだ」なんて言い出すのです。破綻したアベノミクスと例の「異次元の金融緩和」の深刻な副作用が出てくるのはまだこれからですが、それのツケに苦しめられるのは後の後の政権ぐらいからです。今はまだ大丈夫というわけで、妄執と化した「悲願の憲法改正」「祖父も成し得なかった偉業」に“邁進”されては困る。そのためには北朝鮮にミサイルをたくさん飛ばしてもらって、例の「Jアラート」なるものを鳴りっぱなしにして(ホリエモンは怒ると思いますが)、国民の正気を失わせるにかぎる。サンケイやヨミウリも一緒になって騒いでくれるでしょう。

 何はともあれ、茶番の解散総選挙が近いということで、またしばらくは騒がしくなりそうです。安倍に選挙の必勝秘策を授けるとしたら、「これを花道に私は首相の座を去ります」と彼が確約することでしょう。そしたら、日本人の困った習性で同情票が集まって、自民は今と同じぐらいの議席を確保できるかも知れない。安倍にはそんな潔いことはできそうにないから、あえてこうして書くのですが…。にしても、今の政界というのは、どうしてこうも良識の欠落したのばかりが目立つんでしょうかね? 例の騒ぎで自民を離党した、豊田議員みたいなのまでまた出るという話で、「一体何を考えているのだ?」と空恐ろしくなってきます。

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