ともちんは議員も弁護士もやめておうちに帰りましょう

2017.06.29.13:01

「ともちん」なんて気安く呼ぶと、夫の龍示氏に叱られてしまうかも知れませんが、おもうに、安倍夫人アッキーと彼女には頭のネジのゆるみ方と、独善的な思い込み、その“信念”に基づくパフォーマンスの脱線ぶりにおいて、共通点があるように思われます。それで、安倍晋三は、それも「類は友を呼ぶ」の別バージョンなのかどうか、特にこういう女性に弱いのです。今騒ぎになっている新たな「稲田失言」は、朝日新聞によれば、次のようなものだったそうです。

 東京都ではテロ対策、災害、首都直下型地震も懸念される中、防衛省・自衛隊と東京都がしっかりと手を携えることが非常に重要だ。地元の皆さまと国政をつなぐのは自民党の都議会の先生しかいない。(演説会場の)板橋区ではないが、隣の練馬区には自衛隊の師団もある。何かあった時、自衛隊がしっかりと活躍出来るためには、地元の皆さまと都民の協力、都議会、都、国のしっかりした連携が重要だ。下村(博文)先生との強いパイプもあり、自衛隊・防衛省とも連携のある○○候補(※実際の演説では実名)をお願いしたい。防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい。

 要するに、自民党を仲立ちとしてこそ、「防衛省・自衛隊と東京都がしっかりと手を携えること」が可能になるので、他の政党では駄目だから、自民党に入れなさい、という話に聞こえるわけです。言い換えれば、防衛相・自衛隊は国家ではなくて、自民党に所属していて、だから自民党に投票しないと彼らはあなた方を守ってくれませんよ、と言ってるのと同じになるのです(こう言えば、「不当な印象操作だ!」とまた文句を言われそうですが)。

 これはおそらく、彼女のホンネの感覚に近いものなのでしょう。その「自民党」も、安倍自民、日本会議の自民、神道政治連盟の自民、「南京大虐殺はなかった」のネトウヨ自民なので、それは彼女にとっては「国家」と同義語なのです。

 彼女はネトウヨの間では「保守派の論客」として知られているそうですが、「論客」と言えるようなレベルのものではなく、いわゆる南京事件関連の裁判では弁護士として「全敗」していて、それは別に法廷が「左翼の支配下にあった」からではありません。単純に「根拠薄弱」として訴えが斥けられたわけで、まともな法廷弁論一つできなかったのです。

 しかし、その偏り具合が安倍と同じで、だから彼に気に入られてその勧めで政界入りしたわけで、悪くいえば、弁護士としては使いものにならないから、政治家になったようなものなのです。安倍政権が咲かせたあだ花の一つと言ってよいでしょう。メガネがよく似合っていて、年の割には可愛いから、相応の人気も出た。それだけの話だったのです。

 安倍政権崩壊を願う立場からすれば、こういう「失言製造機」みたいな人は有難いのですが、あらためて考えると、このレベルの人物を防衛大臣に任命するなんて、安倍はメチャクチャです。政治は子供のママゴトなのかと言いたくなる。僕は「もう安倍からツキは完全に落ちたな」と見ていて、野党との政権交代はなくても、自民党の中でのそれは近々起きて、安倍の腰巾着(上の稲田「応援」に出てくる下村博文なんかもそうです)は安倍と一緒に表舞台から消えることになるだろうと見ていますが、それは本当に幸いなことです。

 可愛いともちんはもう十分傷ついただろうから、おうちに帰してゆっくり休ませてあげた方がいい。その間、夫が頑張って稼いでくれるでしょう。またいつか“復活”したいと言うのなら、もっと幅広い勉強をして、ネトウヨのお友達ばかりとつるまず、サンケイ的な洗脳を脱してからにすることです。そうしないと不幸なことになるでしょう。アッキーよりは、昔お勉強ができた分、そこらへんの修正能力はあるかなと期待するのですが、これは甘い見通しにすぎないでしょうか? そうかもしれません。人間には二種類のタイプがあって、失敗から学ぶ人と、失敗すればするほど意固地に自分の思い込みに固執するタイプがあって、おかしなネトウヨ歴史裁判で完敗を喫して、それはネトウヨ史観がいい加減すぎるものだったからなのですが、彼女がそれで「もう一度公平な目で歴史を学び直さないと駄目だな」と気づいた形跡は全くなく、むしろ「妄想」に拍車がかかったように見えるからです。

 にしても、こういう「失言」は例の「もり・かけ」問題とも同じで、安倍政権の「本質」が露呈したものにすぎないのですが、マスコミも有権者もそのことにどの程度気づいているのか、そこらへんがまだいくらか心許なく思われます。ほんとにわかっていれば、支持率も2割台に落ち込むだろうと思うのですが。
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