韓国は北朝鮮と同じ~こういう韓流トンデモ論理を許すな

2017.02.15.14:34

 金正日の長男で、金正恩の異母兄に当たる金正男氏(45)が13日午前9時頃、クアラルンプール国際空港で北朝鮮の工作員によって殺害された(韓国だけでなく、米政府もそう見ている)、というニュースがありました。毒殺のようですが、彼はいかにも人畜無害そうで、跡目争いをしているわけでもないのに今頃何故、と思いますが、いかにも北朝鮮流で、人目をはばからずというところはいかにも金正恩流です。金正恩にしてみれば、世界から「狂気の独裁者」と見られているので、兄を殺しても今さら失うものは何もない、ということなのでしょう。

 さて、今回書くのはしかし、それとは別の話です。その北朝鮮と韓国の「論理」は似たり寄ったりだという話で、昨日ある記事を読んで、「韓国ではこういうトンデモ論理が平気で通用するのか?」と感嘆を新たにしたので、その病理分析も兼ね、書いておくことにした次第です。読者の中にはI’m fed up with Korean affairs(韓国関係のゴタゴタはもうたくさん)と感じている人が多いだろうし、僕も前回の記事でもう終わりにしようかと思ったのですが、とどめを刺しておきたくなったので、今一度お付き合いください。


・歴史・領土問題で挑発続ける日本 外交摩擦は長期化必至=韓国(聯合ニュース 2/14(火) 17:00配信)

【東京聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が韓国・釜山の日本総領事館前に設置された問題でこじれにこじれた韓日関係が、独島に対する日本政府の歪(ゆが)んだ教育の法制化でさらに悪化の一途をたどっている。
 少女像の設置に抗議し、日本政府が長嶺安政・駐韓大使と森本康敬・釜山総領事を一時帰国させてから1か月以上たつが、韓日間の対立はすでに敏感な領土問題に飛び火し、簡単には解消しそうにない。
 民間団体が設置した少女像に対する日本側の撤去要求が韓国で受け入れられない状況である上、日本政府が独島を自国領とする歪んだ領土教育を法制化する小中学校の学習指導要領改訂案をまとめたことで、韓日間の外交摩擦は長期化が避けられない見通しだ。
 これまでのプロセスを見ると、日本の措置はかなり意図的で、計画的だったとの感をぬぐえない。
 ソウルの日本大使館前には数年にわたり少女像が置かれているにもかかわらず、日本は昨年末に釜山の日本総領事館前に新たな像が設置されたことを理由に、1月6日、長嶺氏と森本氏を一時帰国させ、金融危機の際に外貨を融通し合う韓日通貨交換(スワップ)協定の再開協議を中断することなどを発表。文字通り韓国を「挑発」した。長嶺氏らは同9日に帰国し、現在まで1か月以上にわたり日本に滞在している。
 その一方で、安倍晋三首相は同8日にNHKの番組に出演し、日本が2015年末の慰安婦合意に基づいて10億円を拠出したことを挙げながら、韓国に合意の履行を迫った。問題解決のために「日本が動く必要はない」という首相周辺の発言も、韓国国民の感情を刺激した。
 それからほどなくして、韓国・京畿道議会の団体による独島への少女像設置計画が発表され、独島を行政区域に持つ慶尚北道の金寛容(キム・グァンヨン)知事が独島を訪問。また、韓国人が長崎県対馬市の寺から盗んで韓国に持ち込んだ、数百年前に日本が強奪したと推定される仏像について、韓国の大田地裁が浮石寺(忠清南道瑞山市)への引き渡しを命じた。
 これらを受け、日本は妄言を繰り返した。岸田文雄外相は1月17日、独島への少女像設置計画について意見を問われると「竹島は日本固有の領土」だと述べ、韓日の葛藤を「わざと」領土紛争に広げるという「小細工」をろうした。3日後の衆参両院本会議での外交演説でも、独島が日本の領土だとの主張を繰り返した。
 菅義偉官房長官は、独島への少女像設置の動きに対し「竹島の領有権に関するわが国の立場に照らしても受け入れられない」と述べた。大田地裁の判決についても遺憾の意を示した。
 こうしたなか、日本の文部科学省は独島に対する領有権教育を義務付けることを盛り込んだ学習指導要領改訂案をまとめた。
 全体の流れで見ると、日本政府は釜山の少女像設置問題を理由に意図的にけんかを仕掛け、歴史問題から領土問題へと対立を広げた。韓日のあつれきを利用して日本国内の反韓ムードを助長したとの疑いさえ抱かせる。
 こうした状況で、北朝鮮による12日の弾道ミサイル発射が韓日関係のこう着状態を打開する糸口になるとの見方もある。日本は、少なくとも北朝鮮の核・ミサイル問題に関しては韓国と協力すべきと考えているためだ。
 また、「韓国たたき」で支持率アップという目的を果たした安倍首相が、以前よりも「柔軟な」政策を取ることも考えられそうだ。



 最後の一文など全く意味不明ですが、いかがですか?「興味深く、味わい深い」でしょう? これを見ると悪いのはひたすら日本で、今回の日韓対立も「意図的かつ計画的に」日本側がひき起こしたものなのです。関西弁ではこういうとき「よう言わんわ!」と言いますが、彼らは大真面目なので大変なのです。責任は全部相手にあって、自分のしていることを顧みることは全くない。だから「他人事」みたいで、その妙に尊大な物言いといい、どこの国にもそういう人は稀にはいますが、典型的なトラブルメーカーの特徴です。

 このブログの読者は、僕があの「日本会議」肝煎りの安倍政権に批判的な立場であることをよくご存じだろうと思います。ヘイトスピーチを繰り返すネトウヨの類も大嫌いです。

 しかし、こういう「お馬鹿な論理」を大真面目に振り回す韓国マスコミがいるからこそ、わが国の「右傾化」もいっそう進むわけで、こういうアホなことを書く韓国マスコミは日本の一部右翼以上に有害と思われるのです。

 順に見ていきましょう。まず「独島(竹島のこと)に対する日本政府の歪んだ教育の法制化」について言えば、それは以前から日本が領有権を主張していたものです。日本側からすれば韓国の方が「不法に占拠」しているわけで、領土権争いというものは大体がそういうもので、「こっちはこう考えるが、先方は違う解釈をしている」という理解で、それぞれの国が学校などでは「自国の領土」だと教えるのです。げんに韓国ではそう歴史教科書に書いて子供たちに教えているが、日本が同じことをすればそれは許しがたいというのは何なのか? 韓国の歴史教科書には自分に都合のいい記述がやたら多い(多すぎる)というのは有名な話で、第三者から見れば日本の歴史教科書の方が「公正度」はずっと上なのです(それが疑わしいネトウヨ教科書も一部あるようですが)。しかし、それについて日本政府やマスコミが韓国にしつこく激しい非難を浴びせてやまないという事実はない。韓国だけにそういう特権があるというのはどういうことなのか? 独善度が病的に強いというだけの理由でしかないのです。

「ソウルの日本大使館前には数年にわたり少女像が置かれているにもかかわらず、日本は昨年末に釜山の日本総領事館前に新たな像が設置されたことを理由に、1月6日、長嶺氏と森本氏を一時帰国させ、金融危機の際に外貨を融通し合う韓日通貨交換(スワップ)協定の再開協議を中断することなどを発表。文字通り韓国を『挑発』した」というのは、馬鹿もいい加減にしろと言いたくなる屁理屈で、「ソウルの日本大使館前には数年にわたり少女像が置かれている」のはかまわないと日本が思っていたわけでは元からない。日本側はそれを遺憾として撤去を要望していたのに、それを撤去するどころか、さらにこれ見よがしに「釜山の日本総領事館前に新たな像が設置された」からこそ、怒ったのです。

 日本側が10億円を新たに拠出して、政府間で「最終的かつ不可逆的」な合意を結んだにもかかわらず、ウィーン条約違反だと言われる大使館前の慰安婦少女像を撤去するどころか、新たに領事館前にまで同じものを設置するというのは、約束を反故にして新たに喧嘩を売っているのと同じです。「挑発」したのは韓国であることは明らかで、どこの国の人間が見てもそれはそう思うでしょう。一体どこからそんなトンデモ論理が出てくるのか?

 こういうのは北朝鮮と全く同じです。地下核実験だのミサイル発射実験だのを繰り返して、国連が非難決議を出したり、米韓が軍事協力を強化しようとすると、「不当な非難、挑発行為だ!」とわめく。だから今後も「正統な防衛」のためにミサイルをどんどん飛ばしましょうということになるわけですが、韓国ではこういう場合、「北朝鮮の偉大な将軍様を怒らせてしまったので反省しましょう」ということになるのでしょうか? ひょっとしたらなるのかも知れません。少なくともあの廬武鉉の後継である次期大統領候補の政治家先生たちの場合には。

 あの仏像の件に関しては前に書いたことで十分だと思うので繰り返しませんが、「岸田文雄外相は1月17日、独島への少女像設置計画について意見を問われると『竹島は日本固有の領土』だと述べ、韓日の葛藤を『わざと』領土紛争に広げるという『小細工』をろうした」というのも卑劣な言い分で、先にいらざることを発案して「領土紛争に広げ」たのは明らかに韓国の政治屋どもの方なのです。

 要するに、自分の側が喧嘩を先に仕掛けておいて、その第一段階は抜きに、そのあとの日本側の反応を第一原因にして、「だからあいつらが喧嘩を売っているのだ」という理屈にする。全くもって性格が悪いというか、腐った連中です。こういうの、個人レベルのことなら、その場でボコボコにしてやりたくなるでしょう。

 並外れて「頭が悪い」と思われるのは、慰安婦合意に関して、自国の政府は責めても、日本を責めることは本来できないということがわかっていないことです。韓国政府は「民間がやったことだから」と慰安婦像も撤去できない(本気でそうする気があるのかも疑わしい)わけですが、国家間の合意である以上、韓国政府にはその「民間」を説得する義務があるのです。それが全然できそうもないというのであれば、初めからそんな合意をしてはならない。それは責任ある大人のすることではないのです。

 そして韓国民は、「自分たちの話をよく聞いてくれなかった」と自国政府は非難できても、その合意の相手先の日本政府を非難することはできない。なぜか? たとえば家族の誰かが外部の誰かと分の悪い契約を結んでしまったというので、家族内で内輪揉めが起きたとします。こういう場合、それが違法なものであれば別として、だからといってそれを当然のように取り消すことも、契約の相手方を非難することもできないのです。それを解消したいと思うなら、相手が怒るのは当然だということを承知の上で、「なかったことにしてもらえませんか?」と頭を下げるしかない。そしてそれを取り消してもらえなくても、それは仕方がないので、相手を恨むことはできない。

 近代市民社会の、それが常識です。ところが韓国の場合には、家長が結んだ契約であっても、他の家族が平気でそれを取り消すと言うのみならず、契約の相手方を激しく非難・攻撃するのです。家長がした契約だから、それはその家族の未成年相手にしたようなものとは違って公正で、信頼も置けるだろうと思っていたら、気に入らないから破棄するというだけでなく、こんな契約をするとは何事だ、おまえは道義にもとる薄汚い奴だと非難されるのです。

 むろん、慰安婦合意はふつうの契約ではない。日本側には見返りは何もないので、今までも賠償は二度行ったし、それなりに経済支援もしてきたが、慰安婦問題に関してはまだ十分ではないというので、まだ存命者が残っているうちに、ということでしかるべき金額が渡るように、そして今度は韓国政府の手から直接手渡しできるようにということで、10億円出しますからよろしく、それで露骨なあてつけみたいなあの慰安婦少女像(実際にはあんな年頃の慰安婦はほとんどいなかったが)は、少なくとも大使館前からは撤去してもらいたいんですが、と伝えたわけです。それはべつだん「横暴」な注文ではない(アメリカが間を取り持ったからといって、自分たちがそれを選択したのだから、アメリカに責任をなすりつけることも当然ながらできない)。

 ところが、こんなとんでもない合意、日本の責任逃れ以外の何ものでもない、今後も謝罪し続けろ、それが十分かどうかはこちらが判断するので、こちらが「よし」と言うまで懺悔を続けるのは当たり前だ、とこうのたまうのです。今後も、韓国内のみならず、アメリカの慰安婦少女像も増やす計画だし、いずれヨーロッパなどにも設置を広げるであろう、それで文句を言ったら、それはおまえらが反省していない何よりの証拠だ、と胸を張るのです。

 こういう「韓国ご一家」とはおつき合いしかねる。ふつうなら、それが何国人でも思うのではないでしょうか? それがわからないのは韓国人だけです。

 いや、ウチだけでなく、中国も非難してるだろうって? しかし、中国の非難は、また性質が違うのです。中国人はオトナです。尖閣をめぐる対立にしても、少なくとも共産党首脳部は、「戦略的に」それを行っているわけで、自国の領有権主張が絶対正しいと思っているからではない。要はそう主張した方がトクだからやっているのです。中国庶民の場合には、学校でそういう教育を受けて、頭から信じ込んでいる人もいるでしょうが、上はそうではないので、うまいタイミングをみはからって、以前のように「棚上げ」する交渉もできるでしょう。そしてそのときは中国国民もそれを受け入れるだろうと思われるので、そのあたりが韓国とはだいぶ違うのです。

 今回の件で明らかになったのは、韓国とは国家間合意なんかしても何の意味もないということです。政府が変わるごとにひっくり返され、その不当性は棚に上げて、その都度また一方的で勝手な要求をする。そして政府に統治能力がないのは李氏朝鮮時代と同じで、盲目的な世論の動向に振り回されていつどう転ぶかもわからず、それに振り回されないように気をつけていないと、中国も、アメリカも、日本も、とんだことで衝突させられることになりかねない。次の政権が北朝鮮相手に中途半端な「融和」策など取って、当然ながら彼らは北朝鮮をコントロールすることはできないので、朝鮮半島情勢は今以上に不安定になるでしょう。第三次世界大戦とは言わないまでも、それに他国も振り回されて東アジア戦争に発展することは十分ありえます。

 僕は三十代の半ばに、二足の草鞋を履いて大学院というところに籍を置き、臨床心理学をかじったことがあるのですが、韓国を相手にする場合には精神病理学の知識が役に立ちそうだと感じています。神経症患者の中には周囲の人間を振り回す人がいて、正常な人たちまで混乱・対立させられて、大変な事態に発展してしまうことがあるのですが、韓国というのは上に引用した文章を見てもわかるように(似たような論調のものは少なくない)、明らかにふつうではないのです。それを承知していれば、対処の仕方もおのずと違ってきて、その病的な論理に振り回される危険性は減るでしょう。それでも「お隣」なのでつきあいをゼロにすることはできないので、ある程度のとばっちりは覚悟しなければなりませんが、被害を最小限に食い止めることはできる。

 大げさだという人がいるかもしれず、また新韓派の人たちは「この上ない侮辱だ!」と怒るかもしれませんが、僕は言い過ぎだとは思いません。韓国はそれ自体、一個の神経症患者で、本人がそれを自覚しないかぎり、信頼できる交際相手にはなりえないのです。個人の場合にもその生活史の中にトラウマ的な体験があるように、韓国の人たちにも民族的なそれがあるのでしょう。しかし、彼らの一方的な他者非難を許容することによっては、それから癒されることはないのです。個人でいえば、彼らはいつまでたっても「自分と折り合いがつけられない」人たちなのです。だから過去の恨み、他者の責任ばかり言い募って、自らの責任には目を向けることがない。だから成長の機縁も訪れないので、不毛な独り相撲を取っているにすぎないことを、周りの人間はわからせる必要があるのです。相手が「難しい人たち」だというので、これまで日本は譲歩を重ねてきた。その結果がこれなので、「まともな、客観性のあることを言い、それを行動で示さないかぎり、もうお相手はしかねますよ」ということを態度で伝えるときがきたということです。

 常識(国際常識)で考えて物を言え。それがわからないなら先にその「常識」が何かを考えろと、こういう一方的な馬鹿げた記事を書くデマゴーグ連中にははっきりと言ってやった方がいいのです。国内受けを狙ったものであるにしても、よくもこんな愚劣な屁理屈がこねられるものだと、しんから呆れるのです。こういう「幼稚な病人」ばかりということはいくら韓国でもないはずで、中にはもののわかった人もいるでしょうが、そういう人たちがリーダーになる日は、一体いつになったら来るのでしょうか?
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