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「カラむ」が2017年の日本の流行語になる?

2017.01.14(16:20) 428

 受験生たちがセンター試験を受けている間に、僕はこちらを書いてみることにします。

「からむ」というのは通常は「絡む」ですが、こちらは「韓(カラ)む」と書きます。意味は「しつこく一方的な主張を感情的に並べ立て、自らの主張が百%認められないとどんな約束も反故にして恥じず、いっそう非難をエスカレートさせる態度」とでも言うべきでしょうか。

「やっぱり…」と僕が笑ってしまったのは、次期大統領候補の一人でもある潘基文・前国連事務総長の豹変ぶりで、いかにも「韓流政治家」です。

 国選事務総長在任時には合意を「歓迎する」としていた潘基文(パン・ギムン)氏も、合意に否定的な立場に転じつつある。中央日報によると、ニューヨークから韓国に帰国する際の機内で潘氏が同紙記者の取材に応じ、
「(日本側合意に基づいて拠出した)10億円が少女像撤去と関係があるものなら間違っている」「むしろお金を返すべきであり、話にならない」
 と述べた。日韓合意では慰安婦像の撤去を韓国側が確約する内容ではないが、「努力する」とある。潘氏の主張は、そもそも10億円と慰安婦像の撤去をリンクさせるべきではないとの立場で、国内世論を背景に、合意を支持していた立ち位置を大きく転換させた形だ。(J‐CASTニュース)


 これと前後して、「韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する『少女像』が設置された問題で、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相は13日、『国際社会では外交公館前に施設物や造形物を設置することは望ましくないというのが一般的な立場』と述べ、設置は問題があるとの認識を示した。国会外交統一委員会で議員からの質問に答えた」「また、野党側が慰安婦問題の日韓合意の破棄を訴えていることを念頭に『合意が破棄されれば、韓日関係だけではなく、韓国の対外信頼度など国益に深刻な影響が出る』と理解を求めた」(朝日新聞)というニュースもありましたが、そういう今さらながらの「理性的な態度」は「焼け石に水」で、韓国政治家たちは「あれは屈辱的な合意だった。10億円を日本につき返そう!」と言い、大いに反日世論にアピールして、潘氏も含めて、これで与野党の全大統領候補が「日韓合意破棄」で足並みを揃えたようです。

 トランプは相変わらず「暴言」を連発しているようだし、今年は国際政治がどうなるか、お楽しみなことですが、こういうので喜んでいるのは中国、ロシアと、ISなどの国際テロ組織(北朝鮮も、と付け加えておくべきでしょうが)だけでしょう。韓国もこれで、確実に「東アジア情勢の不安定化」に貢献して下さるわけです。

 この前も書きましたが、こういう動きに、日本は冷静に対応すべきです。10億円を集めて「突き返す」というのなら、その通りにしていただいて、黙って受け取る。そうして、合意を破棄しないと気がすまないと言うのなら、合意というのは双方の同意がなければ成立しないものなので、「そうですか、仕方ありませんね」ということでそれに応じる(その際、揚げ足取りのネタになるような「右翼的言動」は厳に慎むこと!)。日本がやるべきことは、韓国の対外宣伝を黙視せず、そちらにはカウンターの広報で応じて、国際社会で誤解されないようにすることだけです(これには力を入れる必要がある)。その代わり、今後韓国とは一切約束などはしないことです。政権が代わるたびに前の約束も平気で反故にするような国とは、外交なんてものは基本的に不可能なので、大体の話、世界の歴史を見ればわかりますが、「過去の恨み」をいつまでも言い立ててしつこく絡み続けるのでは、平和条約や和解はどんな国同士でも成立しないわけで、韓国というのは歴史的に見ても、最も無能かつ劣悪な支配階級に悩まされ続けてきた国の一つですが、そういう「自己虐待」ぶりはきれいに棚に上げて、他国非難にだけ異様な情熱を傾け続けるというのはふつうの人たちではありません。「距離を取って最低限のおつき合いにとどめる」以外に、対処のしようがないのです。

 かつてわが国は朝鮮半島伝来の文化に大きな益をこうむりました。人的交流も盛んで、全体に両者の関係は良好だったと思うので、近代以降の不幸な関係を清算してまた仲良くできればいいのにと僕は思っていましたが、いかなる歩み寄りも拒否する今の韓国のような国柄ではそれは不可能だと思います。「日本相手だとどんなにゴネても折れてくる」と彼らは勘違いしているとしか思えないので、そうではないのだということを認識していただくべきときだと思います。

 それで東アジア情勢に緊張が生じても、致し方はない。モンスター・クレイマーが自身のモンスターぶりを自覚せず、かえってそのモンスターぶりをエスカレートさせるというのでは、距離を取る以外に方法はないのです。それとこれとは別なので、在日朝鮮人の人たちへの差別や圧力が強まらないよう、それは日本人として注意しないといけないと思いますが、今の国家としての韓国は「国家以前」です。まともに相手にしたのではロクなことにはならない。一部の政治団体の煽りに乗せられた「熱しやすく冷めやすい」世論の風向きによって政治、行政、司法、いずれもが露骨に左右され、どう転ぶかわからない。自己や派閥の保身のためなら何でもするというところがかつての朝鮮王朝の支配層、両班(ヤンバン)たちには顕著(これは韓流歴史王朝ドラマの類を真に受けて言っているのではなく、ある程度史実を調べた上での話です)でしたが、今もその心理構造は基本的に変わっていないのです。そういう支配者層に率いられて民衆は塗炭の苦しみを味わう羽目になったのですが、国民の側にもその自覚はなさそうに思える。だから「歴史は繰り返す」のです。

 だから、うまく距離を取らないと、こちらまでその混乱に巻き込まれる。唯一の希望は、韓国にも長期的な視野に立ってものを考えられる人は絶無ではないことで、マスコミにも次の朝鮮日報の記事のようなことを言う人はいることです。

(朝鮮日報日本語版) 【寄稿】慰安婦合意の再交渉主張、韓国の国際的信用落とす

 こういう冷静な意見に対して、韓国の人たちは「聞く耳」をもっているかどうか、そこが問われているのです。同国人が言っても聞かないようなら、僕ら日本人が何を言おうとなおさらです。そう見て、腹をくくるしかないでしょう。かえすがえすも韓国の人たちというのは「残念な人たち」です。「カラむ」のも、いい加減にしてくれればよいのですが…。
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祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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