神社の霊験他

2011.01.05.02:22

 日付が変わって一昨日の三日は、箱根駅伝を見て疲れました。学生時代はほとんど授業に出ず、ドサクサ紛れ“不正卒業”した愛校心には甚だ乏しい僕も、人情の自然として、優勝争いを演じた母校の応援につい力が入ってしまったのです。
 前日の往路では27秒差の二位。今年はすでに「二冠」を達成しているほど強いというので、「これならいけるかも…」と思いつつ、駅伝というのは何が起こるかわからないので、努めて期待しないようにしていました。が、デットヒートの上、抜き返して再び首位に立つ!(六区で転倒した選手はよく怪我をしなかったものです)。しかし、一時は一分以上差をつけたものの、最後は東洋大の猛追に遭い、それが40秒、20秒と縮んで、最後の区間、見ている側には生きた心地がしませんでした。
 それでも21秒差でからくも逃げきり、大会新記録と「三冠」のおまけつきの総合優勝だというので喜んだのですが、ほんとにハラハラさせられました。このところ、他の大学は“山のぼりのスペシャリスト”柏原一人にやられているという印象が強くて、あそこで彼に太刀打ちできないのは仕方がないが、毎回それで大勢が決してしまうのは面白くないので、別にどの大学でもいいから、そこをもう一度ひっくり返してくれないかな、と思っていたところでした。まあ、五区でのリードが守れるというのも、東洋は後続の選手も強いからなのですが、あそこで差がつきすぎるのです。
 それにしても、駅伝にかぎらず、今はどれも学生スポーツはレベルが高い。出場大学全部の選手たち(補欠も含めて)と監督、関係者すべてに、よいものを見せてもらったお礼を言いたいと思います。大変な日々の努力だったことでしょう(国学院の選手は、ゴール直前でコースを間違えて、せっかく手にしかけたシード権をあやうく棒に振るところでしたが、最後の全力疾走で順位を一つ戻せてほんとによかったですね)。
 ワセダは実に十八年ぶりの箱根の優勝だったとのこと。僕の喜びはプロ野球の阪神タイガースファンのそれに似ているかも知れません。喜べるときに“固めて”喜んでおくのです。昨秋は野球も優勝できたし、ラグビーも決勝に勝ち進んでいるし、こういうのはめったにないことです。

 今年は他にもささやかながら、いいことがありました。二日、箱根駅伝の往路のテレビ中継が終わった後、親子三人で恒例の初詣に出かけたのですが、夜になって二ヶ月ほど前から右腕が上がらなくなっていたのが、治っているのに気づいたのです。肩の付け根の関節に問題があって、何もしていない分には痛みはないが、着替えをするときなどは苦労したので、腕を肩より上にあげようとすると強い痛みが走って、思わず顔をしかめてしまう。肩を軸に腕を回そうとしても痛くて回らない。いつまでたっても変わらないので、この分では整骨院にでも行くしかないなと思っていたのですが、それが解消したのです。支障なく上下左右に腕をぶんぶん回せる。そうするとまだかすかな痛みはあるが、時間の問題でそれも消えるでしょう。今年は神社二つとお寺一つを“はしご”して帰ってきたのですが、他に何をしたわけでもないので、これはその“霊験”だとしか思えない。不思議なことがあるものです。
 むろん、僕はそんなことの治癒を“お祈り”したわけではありません。世界が平和でありますようにとか、家族・知人・友人の健康・無事や、塾の受験生たちの努力が報われますように(彼らにだけ有利にとりはからって下さい、ではなく)とは祈りますが、それで終わりです。大体、自分の肩のことなどすっかり忘れていたので、脳裏をかすめることすらなかった。思わぬかたちで“お年玉”をもらった感じです。
 神社の類は、それが小さな氏神様の社(やしろ)であっても、地球をからだにたとえると、神経の通り道のようなものに当たっているらしいので、いわゆる“気の流れがよくなる”現象が起きるのかも知れません。僕の父親は熊野のきこりで、“超”がつくぐらい実際的な人間ですが、知らない土地を車で通りかかっても、神社が近くにあると気配ですぐにわかると以前言っていました。だから、ああいうものは人間の都合で勝手に場所を移したりするものではない、というのですが、何らかの科学的には未知のエネルギーがそういうところには作用しているのかも知れません。昔の人はそういう場所をえらんで社を建てたのでしょう。そう考えれば、説明がつきます。
 初詣に行きそびれた人は、心配事でからだが固くなっているとそういう効能は期待できないかもしれませんが、雑念を払ってお参りすれば肩こりや頭痛程度のことは解消するかもしれません。まだの人はお出かけになってはいかがでしょう。受験生なら、頭の働きがよくなるかもしれません。ちなみに、日本の神社の神様が一番好むのは無欲と正直さだそうです。それが健康にも一番よいのは、心理学的にも明らかと言えるようですが。
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