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大学入試本番

2015.02.05(17:59) 301

 大学入試センターから平均点の確定版が発表されたようです(→こちら)。

 英語の平均点は、僕の予想がたぶん一番早かっただろうと思いますが、116.17点で、「少し下がって115~117の間ではないか?」というわがカンピューター予測がどんぴしゃりでした(エヘン!)。リスニングは、「今年はすごく易しかった」という話を聞いていたので、40点ぐらい行くのではないかと思いましたが、35.39の2.23アップにとどまりました。50点中のそれだから、割合としてはかなり大きいとは言えますが。

 今年の去年との一番大きな違いは、やはり国語で、119.22だったから、去年より20.55点も上がったわけです(これは「正常化」したということにすぎませんが)。一方、数ⅡBは、39.31で、14.63ポイントも下がった(ネットにはあれで「爆死」したという嘆きの書き込みがあふれています)。他は、理科は旧課程の浪人生との差が大きすぎるというので得点調整が行われたし、全体としては文系は10点近く上がったようですが、理系は変わらず、去年と大差ありません。

 二次試験の志願動向については、予備校の事前予想とはかなり違った結果になっています。昨日で国公立の出願は締め切られましたが、東大は昨年とほぼ同じ、「減る」と言われた一橋が微増、逆に人気が高くて「増える」と言われた京大は全体で300人ほど減らしています(難易度的にライバル関係にある一橋と京大の法学部の倍率を比較してみると、前者は3.0→3.5と大幅アップしたのに対し、後者は2.7→2.3とさらに低下している。東大の文Ⅰは微増で、センターの高得点層も増え、“復活”を印象づけています)。

 こういうのは、予備校の事前予想それ自体が受験生の動向に大きな影響を及ぼしている面もあって、同じ大学の中でもセンターリサーチで「志願者増」と言われた学部から「志願者減」と言われた学科への移動が見られて、ネットでリアルタイムの情報が収集できる時代ならではの現象として、興味深く思われます。受験生にとっては、そんな呑気なことは言っていられないでしょうが。

 今年、わが塾には旧帝大の受験生がいない(そもそも3年生が少ない)ので、難関大の動向についてはかなり気楽な立場で見ていられるのですが、全体に堅実な今の受験生には昔みたいな「記念受験組」や一か八かの「二次逆転狙い」がほんとに少ないので、倍率が2倍程度でもその競争には熾烈なものがあります。センターの判定がⅭやDでも、二次対策ができていれば受かるから、と僕はよく言う(実際受かっている)のですが、センターがいい上に二次学力も十分あるという受験生が、ことに難関大や医学部では多いのだから、メンタル面が強くて、本番で実力が十分に発揮できるかどうかが鍵になります。こういうのも、たとえは悪いが豪傑ぶっている奴にかぎって喧嘩ではからきし駄目だったりするのと同じで、見た目ではなかなかわからないものなのですが、自己を過信せず、かといって本番で緊張しすぎたり、ヤバそうな問題に出くわしても動転しない芯の強さのようなものが大きいということでしょう。申し分なく人のいい、善良そのものの人は、たやすく気おくれして、「何でそんなミスをしたのかねえ…」と後で聞いて呆れるような失敗をままするものなので、勝負事というのは少し「性格が悪い」くらいの方が向いているのかも知れません。

 何はともあれ、受験生たちはこれからが本番、体調管理に気をつけて最後まで諦めずに頑張って下さい。
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祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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