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70年代替え歌・選挙ヴァージョン

2012.11.18(14:30) 179

 久々の「ナンセンス・コーナー」です(「女子高生お言葉集」の続きはまた今度)。

 まずはペドロ&カプリシャスの『別れの朝』(1971)から。これは70年代前半を代表する名曲の一つであり、僕らの世代にはなつかしい歌の一つです。僕もときおり飲み屋のカラオケで熱唱し、「酒がまずくなった」とか、「恥を知れ。前野曜子や高橋真梨子に失礼だとは思わないのか!」「殺してやる!」「お客さん、もう帰ってください」(これは店のママさん)などと、美声に対する嫉妬としか思えない非難を受けることがあるのですが、とにかくいまだに根強い支持を誇る名曲です。
 それが、ゆうべ夢の中で「替え歌を作れ」というお告げを受け、目覚めるとそれが出来上がっていたので、皆さんに美声で歌ってあげられないのは残念(そういうことも今のパソコンではできるようですが、IT音痴の僕にそんな芸は無理)ですが、歌詞だけ忘れないうちに書き残しておくことにしました。
 後ろに元歌のURLも付けておくので、それも参考に各自で熱唱なさって下さい。

♪(民主党執行部から離党議員へ)
別れの朝 ふたりは
ぬるい汁粉 飲み干し
さようならのくちづけ
(気持ち悪いと言わない。歌なのだから)
わらいながら 交わした

別れの朝 ふたりは
白いドアを開いて
選挙区につづく 赤じゅうたんを
何も言わず歩いた

出さないで 離党届は
票が逃げるから
触れないで マニフェストに
心が乱れるから

やがて汽車は出てゆき
一人残る私は
そ知らぬ顔を装う
あなたの背中を 見ていた
あなたの背中を 見ていた

(落選を願いつつ…)

 お次は作詞作曲:井上陽水、歌は僕らの世代にはおなじみ石川セリの『ダンスはうまく踊れない』(77年)です。これも元歌は素晴らしい曲です。歌ってくださるのは、石原・橋下の「太陽維新」コンビです。

♪♪(最初は二人のデュエットで)
ダンスは うまく踊れない
解散が あまり急すぎて
タコは 足もとで踊り
私 それをながめてる
冬の夜は すでに暗く蒼く
こんなタマばかりで 一体どう戦う
誰も言わないし 誰も知らない


(石原パート)
ひとりきりでは ダンスはうまく踊れない
遠い なつかしいあの歌
私 戦前のドレス
あなた 限りない野心で
足を前に 右に 後 左


(再び二人で)
風のように 水のようにふたり
時を 忘れて 時の間を
La la la ……


(橋下パート)
今夜ひとりで ダンスをうまく踊りたい(ホントはネ)
丸いテーブルのまわりを
私 ナイトガウンのドレス
(コスプレも好きよ!)
歌は なつかしい君が代
部屋の中で 白い靴をはいて
ゆれる ゆれる 心 夢にゆれる
大阪は忘れて 総理の椅子に向かって
La la la ……


 最後は73年、朝倉理恵『あの場所から』(作詞:山上路夫/作曲:筒美京平)です。調べてみると、この歌は70年、Kとブルンネンが歌ったのが最初となっており、その後、柏原芳恵もカバーしたそうですが、僕にはやはり朝倉理恵の歌が一番ぴったりするし、記憶に残っているのも理恵チャンの声です。
 自民の石破幹事長にお好きなキャンディーズの『微笑返し』あたりを歌っていただくという手もありますが、ここは「美しい国」の安倍総裁にこの歌を熱唱していただくことにします。たぶん、ご存じでしょう。

♪♪♪(安倍式の微妙に鼻にかかった声で)
総理の椅子に 腰かけながら
騒ぐ野党を ふたりで見てた
できるならば 帰りたいけど
今は遠い あの日

こわれた政権を ふたり
取り返したいの あなたと
あそこから あの場所から
美しい国を 始めたいの

総理の椅子に 別れを告げて
ふたりどこに あれから行った
おなかをこわして 下野し
整腸剤で 復活を期した

忘れたものを ふたり
探してみたいの あなたと
あそこから あの場所から
愛国主義を 広めたいの

失くした政権を ふたり
見つめていたいの あなたと
あそこから あの場所から
何でもいいから始めたいの


 やや字余りの箇所もありますが、歌い手の心情をよく伝えるものとして、選挙期間中に愛唱していただけるものと自負しています。個人演説会場にカラオケセットを備え、熱唱すれば、票もたくさん得られるのではないでしょうか。師走の忙しい中、選挙カーで流すと、「この不景気でクソ忙しいのに、何をあいつらやっとるんだ!」ということで、裏目に出るおそれなしとしませんが、演説会場にAKB48など招き、その“前座”として歌うのであれば、許されるのではないかと思います。僕もお呼びがかかれば、おやじバンドを引き連れて応援に駆けつけ、お気に入りのカルメン・マキ『私は風』なんかを熱唱するでしょう。あれは長い曲で、僕は全部歌わないと気がすまない(バンドも下手なのにヘンなプライドがあって、前奏・間奏を全部やりたがる)ので、十五分は時間を取っておいていただきたいと思うのですが。落選の恐怖におそれおののく候補者は、ぜひご相談ください。格安料金にてご奉仕させていただきます。

 それでは、最後に元歌でお口直しをなさって下さい。これらの歌を知らない若い世代も、本物には聴き惚れるのではないでしょうか。とくに石川セリのこれは最高です。

別れの朝(歌 前野曜子)
ダンスはうまく踊れない(歌 石川セリ)
あの場所から(歌 朝倉理恵)
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祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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