こういうのはもはや「チン切り」の刑しかないと思いますが、いかがですか?
・「私はレイプされた」。著名ジャーナリストからの被害を、女性が実名で告白
文中、「警察の捜査によって、タクシー運転手や、ホテルのベルボーイ、ホテルセキュリティーカメラ映像、下着から採取したDNA片の鑑定結果などの証拠が揃い、2015年6月にいったんは山口氏への逮捕状が発行された。しかし、捜査員からは逮捕直前、『上からの指示で、逮捕できなかった』と連絡があったという」とありますが、何で「上からの指示」があったのかというと、この山口敬之なる人面獣心のヘンタイ男は、安倍のお友達、忠実無比の飼い犬で、当時の肩書はTBSテレビ報道局ワシントン支局長、折も折、安倍のヨイショ本『総理』を出版しようとしていた矢先だったからです。
この件はすでに週刊新潮5月25号で報じられていました。「準強姦逮捕状の『安倍総理』ベッタリ記者にアッキーが『いいね!』した“女の敵”」という記事ですが、要は、
…彼女が被害届を出した警視庁高輪署の警部補が中心となって証拠を収集し、6月4日までには準強姦容疑で逮捕状が発布。8日、山口氏が米国から成田空港へ到着するまさにそのタイミングで逮捕する算段だったが、官邸が重用する警視庁刑事部長〔註:名前は中村格。同じ記事の別の箇所には「将来の警察庁長官の呼び声高い」とあります〕の独断で中止となった――。
というものです。ネットニューススクラップというサイトに紹介されているツイッターの一つに、kentarotakahashiさんという方の次のような気の利いた投稿があります。
時系列が凄い。
事件は2015年4月3日。
2015年8月26日に書類送検。
2016年7月22日に嫌疑不十分で不起訴に。
この間、
2016年5月に山口敬之はTBSを退社。
2016年6月に著書『総理』(幻冬舎)を出版。
つまり、フツーに逮捕されていれば、レイプ男が『総理』という本を出版ということで物笑いのタネになり、「究極のオウンゴール」となっていたわけです(まあ、それではいくら何でも間抜けすぎるので、企画段階で中止になっていたでしょうが、安倍の頼もしいお友達の一人である幻冬舎の社長には、逮捕も阻止できたし、出版後に不起訴処分が下されることも織り込み済みだったのでしょう)。安倍官邸は先日、「前川潰し」に読売に前事務次官の「風俗通い」をリークして書かせたわけですが、身内には全く反対のことをしたのです。首相権力をもってすれば、このような卑劣漢の逮捕を妨害して救うこともたやすい。だから、ヤンキー総理とは仲良くしているにかぎるのです。
山口敬之がやったことは明白な犯罪です。通常の警察捜査の結果、当然逮捕されるべき人間を逮捕させなかったのも等しく犯罪です。その逮捕妨害が安倍の直接の指示によるものか、取り巻きの「忖度」によるものかは問わない(夫人のアッキーが「いいね!」を押していたことからして、安倍もこの件は知らなかったはずがありませんが)。いずれにせよ、「官邸の意向」が正常な警察業務を害したことは明白で、それによって被害者に二重三重の苦痛を味合わせることになった。これはもはや法治国家ではありません。
こういう政権に「共謀罪」なんて、まさに何とかに刃物でしょう。それでも政権支持率が5割もあるなんて、日本人の「現状肯定」「事なかれ主義」も病膏肓に入ったと言うべきでしょう。折しも人手不足で有効求人倍率が上がり、「完全雇用」の状態に近くなった、という経済ニュースがありました。それは別に安倍の手柄でも何でもないが、株価も「安定」しているし、そちらがそうなら、「他のことは別にいいんじゃないですか?」ということなのでしょう。終わってますよ、この国は。
尚、Youtubeにこの会見の録画が出ていますが、そこのコメント欄がひどいのにはさらに驚きました。セカンドレイプとはこのことで、二人のメールのやり取りでの山口の対応も卑劣の極みですが、それに輪をかけている。安倍応援団のコア層はこの手のどうしようもない品性下劣なネトウヨどもですが、陳腐なハニートラップ説だの、「パヨクの陰謀」だのと、よく言うなとあらためて呆れます(上記新潮記事によれば、この警視庁刑事部長なる御仁は、高輪署の「捜査が杜撰だった」からだと言っているそうですが、そんな話、信じるのはその方が都合がいい人たちだけでしょう。「杜撰」ではなかったからこそ、高輪署は自信をもって逮捕に踏み切ろうとしたと見る方が自然です)。
いずれにせよ、被害者の詩織さんは「検察審査会に不服申立をした」そうなので、検察審査会が“忖度”に害されずにきちんと対応するかどうか、その行方を注視しましょう。
・「私はレイプされた」。著名ジャーナリストからの被害を、女性が実名で告白
文中、「警察の捜査によって、タクシー運転手や、ホテルのベルボーイ、ホテルセキュリティーカメラ映像、下着から採取したDNA片の鑑定結果などの証拠が揃い、2015年6月にいったんは山口氏への逮捕状が発行された。しかし、捜査員からは逮捕直前、『上からの指示で、逮捕できなかった』と連絡があったという」とありますが、何で「上からの指示」があったのかというと、この山口敬之なる人面獣心のヘンタイ男は、安倍のお友達、忠実無比の飼い犬で、当時の肩書はTBSテレビ報道局ワシントン支局長、折も折、安倍のヨイショ本『総理』を出版しようとしていた矢先だったからです。
この件はすでに週刊新潮5月25号で報じられていました。「準強姦逮捕状の『安倍総理』ベッタリ記者にアッキーが『いいね!』した“女の敵”」という記事ですが、要は、
…彼女が被害届を出した警視庁高輪署の警部補が中心となって証拠を収集し、6月4日までには準強姦容疑で逮捕状が発布。8日、山口氏が米国から成田空港へ到着するまさにそのタイミングで逮捕する算段だったが、官邸が重用する警視庁刑事部長〔註:名前は中村格。同じ記事の別の箇所には「将来の警察庁長官の呼び声高い」とあります〕の独断で中止となった――。
というものです。ネットニューススクラップというサイトに紹介されているツイッターの一つに、kentarotakahashiさんという方の次のような気の利いた投稿があります。
時系列が凄い。
事件は2015年4月3日。
2015年8月26日に書類送検。
2016年7月22日に嫌疑不十分で不起訴に。
この間、
2016年5月に山口敬之はTBSを退社。
2016年6月に著書『総理』(幻冬舎)を出版。
つまり、フツーに逮捕されていれば、レイプ男が『総理』という本を出版ということで物笑いのタネになり、「究極のオウンゴール」となっていたわけです(まあ、それではいくら何でも間抜けすぎるので、企画段階で中止になっていたでしょうが、安倍の頼もしいお友達の一人である幻冬舎の社長には、逮捕も阻止できたし、出版後に不起訴処分が下されることも織り込み済みだったのでしょう)。安倍官邸は先日、「前川潰し」に読売に前事務次官の「風俗通い」をリークして書かせたわけですが、身内には全く反対のことをしたのです。首相権力をもってすれば、このような卑劣漢の逮捕を妨害して救うこともたやすい。だから、ヤンキー総理とは仲良くしているにかぎるのです。
山口敬之がやったことは明白な犯罪です。通常の警察捜査の結果、当然逮捕されるべき人間を逮捕させなかったのも等しく犯罪です。その逮捕妨害が安倍の直接の指示によるものか、取り巻きの「忖度」によるものかは問わない(夫人のアッキーが「いいね!」を押していたことからして、安倍もこの件は知らなかったはずがありませんが)。いずれにせよ、「官邸の意向」が正常な警察業務を害したことは明白で、それによって被害者に二重三重の苦痛を味合わせることになった。これはもはや法治国家ではありません。
こういう政権に「共謀罪」なんて、まさに何とかに刃物でしょう。それでも政権支持率が5割もあるなんて、日本人の「現状肯定」「事なかれ主義」も病膏肓に入ったと言うべきでしょう。折しも人手不足で有効求人倍率が上がり、「完全雇用」の状態に近くなった、という経済ニュースがありました。それは別に安倍の手柄でも何でもないが、株価も「安定」しているし、そちらがそうなら、「他のことは別にいいんじゃないですか?」ということなのでしょう。終わってますよ、この国は。
尚、Youtubeにこの会見の録画が出ていますが、そこのコメント欄がひどいのにはさらに驚きました。セカンドレイプとはこのことで、二人のメールのやり取りでの山口の対応も卑劣の極みですが、それに輪をかけている。安倍応援団のコア層はこの手のどうしようもない品性下劣なネトウヨどもですが、陳腐なハニートラップ説だの、「パヨクの陰謀」だのと、よく言うなとあらためて呆れます(上記新潮記事によれば、この警視庁刑事部長なる御仁は、高輪署の「捜査が杜撰だった」からだと言っているそうですが、そんな話、信じるのはその方が都合がいい人たちだけでしょう。「杜撰」ではなかったからこそ、高輪署は自信をもって逮捕に踏み切ろうとしたと見る方が自然です)。
いずれにせよ、被害者の詩織さんは「検察審査会に不服申立をした」そうなので、検察審査会が“忖度”に害されずにきちんと対応するかどうか、その行方を注視しましょう。
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