さすがは安倍晋三、やることが汚い

2014.12.27.01:58

 中教審の大学入試改革案について書こうと思っていたのですが、ニュースサイトを見ていたら、次のような記事にぶつかったので、先にこちらを書いておきます。朝日新聞の「2014年12月26日23時28分」の日付の記事です。

 安倍政権、沖縄振興予算の減額検討 辺野古反対を牽制

 安倍政権は、2015年度予算の概算要求で3794億円を計上していた沖縄振興予算を減額する検討を始めた。政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設の阻止を掲げる沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が就任したことを踏まえ、予算減額をちらつかせて県内移設反対の動きを牽制(けんせい)する狙いがありそうだ。
 政府は「振興策と基地問題はリンクしない」(菅義偉官房長官)との立場だが、辺野古の埋め立てを承認した仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事時代には「大盤振る舞い」してきた。今年度予算には3501億円を計上、沖縄振興予算を21年度まで3千億円台とした。
 だが、辺野古移設阻止を主張する翁長県政が始動し、衆院選では翁長氏は県内移設反対派の候補を応援。自民党候補は沖縄の小選挙区で全敗した。こうしたことから、安倍政権は沖縄振興費を使って、翁長知事側を揺さぶる狙いがあるとみられる。


 原発に関しても、再稼働を促すために「経済産業省が、原発が立地する自治体を対象とする電源三法交付金について、原発が再稼働した自治体に重点的に配分する方向で検討している」とのこと。「具体的には、再稼働した原発の自治体向けの交付金を手厚くする一方、停止中の原発についてはこれまでより減らす。再稼働に事実上必要な立地自治体の同意が得やすくなる効果が見込まれる」(中日新聞 22日付)とあって、この政権が「原子力ムラ」と一体(安倍のお好きな seamless という言葉はむしろこちらにふさわしい)になっているのがよくわかる話ですが、沖縄は、この前の衆院選で自民党が全敗したのを見て、安倍がキレまくっていたらしいので、「ボクに逆らったら痛い目に遭わせてやるからね!」ということで、そうなったのでしょう。

「あんた方は国策に逆らうとんでもない知事や議員を選んだ。それでもらえるものももらえなくなったわけで、これで思い知って、少しは利口になるんですな」

 というわけです。夜郎自大な馬鹿に権力をもたせると、こういうさもしいことを得意になってやらかす。その程度の脅しで沖縄県民が「安倍様に逆らった私たちが悪うございました」と詫びを入れて泣きつくことになるとは僕にはとうてい思えないし、予算は元々国民の税金です(電源三法交付金も電気代に上乗せして集めたもの)。それを自分のポケットマネーと勘違いして、エラそうに脅しに使うとは許しがたい奴だと僕は思いますが、他の人たちはどうなのでしょう?

 身近にこういう卑劣なふるまいをする奴がいたらどうします? 血の気の多い人間が一定数いた昔なら、この手の奴はその場でボコボコにされたものですが、今の日本は善良な平和主義者ばかりになったので、「やむなし」と力なく笑って見過ごすのでしょうか? 安倍内閣支持率は依然5割あるとか。全くもって「美しい国」です。
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