fc2ブログ

タイトル画像

9月28日「たね蒔きジャーナル消滅記念日」

2012.09.28(04:47) 170

 そういうことになったようです。今の日本はさっさと廃止すべきものほどしつこく残り、残すべきものにかぎって消される。そういうのの対比一覧表でもつくってやろうかなと思いましたが、疲れるのでやめました(どなたか代わりにつくって下さい)。

 文明や国家が崩壊するときは、こういうふうに内部から腐っていって、何かの拍子にぐしゃっといくものなのでしょう。芯から腐ってきたリンゴが、表面はまだつややかな色を保っているように見えても、とうの昔に駄目になっていて、皮に破れが見えたときはもうどうしようもなくなっているようなものです。

 たかがラジオの一番組が定時改編でなくなるだけなので、大げさなことを言うなと言うなかれ。一事が万事ということがあって、この件は僕には象徴的に感じられるので、こういうことばかりやっている国は早晩滅びるのです。

 悲観的になりなさんなって? なってませんよ、別に。根がひどいつむじ曲がりなので、それなら自分なりにとことん逆らってやるかと、かえってファイトがわいてくるほどです。

 別にテロや爆弾事件を妄想しているわけではないので、その点はご心配なく。いい加減こんな騒がしいブログは畳んで、日々仏典を昧読し、瞑想や写経に勤しみ、朝晩は欠かさず般若心経でも唱えて、円満そのものの好々爺になる準備をした方がいいかな…なんて思ったりもしていたのですが、そんな殊勝なことは僕みたいな人間にはおよそ不似合いな話なのだなと、あらためて痛感させられた次第です。

 僕は今後、この9月28日を勝手に記念日にして、よきジャーナリズムが潰えた日として、ひとり黙祷を捧げることでしょう。皆さんもいかがですか?

 Remember Seeding Journal!
スポンサーサイト




祝子川通信 Hourigawa Tsushin


原発関連 トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]
2012年09月
  1. 9月28日「たね蒔きジャーナル消滅記念日」(09/28)
次のページ
次のページ