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その名も日登美!

2012.08.09.05:33

 男子フェンシング団体の準決勝も、女子バレーの準々決勝も真に「手に汗握る」展開で、それだけに感動もひとしおでしたが(これはむろん、他の競技はどうでもよかったというのではありません)、レスリング女子48キロ級の小原日登美の勝ち進む姿と、最後の逆転優勝には何とも言えず感動しました。その静かなたたずまいと見事な戦いぶりには、ど素人の僕はこんな選手がいること自体、実は知らなかったのですが、いっぺんにファンになってしまいました。31歳で五輪初出場とはいかにも遅いが、元の階級にはオリンピックの枠がなかったがゆえに実力がありながら出場できなかった悲運、等々はすでに何度も中継のとき語られていたので省くとして、ご本人が泣くのは無理もない苦難の道のりの果てでの、晴れ舞台での優勝です。インタビューでの「プロセスが大事」という言葉には、ありきたりのセリフではない重みが感じられました。「周囲の人たちの支えのおかげ」という言葉にも、万感の思いが秘められていたのでしょう。

 親御さんは彼女の今日の姿を予想して「日登美」と名づけられたのかどうか、それは知りませんが、「名は体を表わす」とはよく言ったもので、「日が登る美」が、オリンピックの表彰台で現実のものとなる瞬間を僕らは目撃したのです。最高にカッコいいなと、僕はいい年こいて思いました。人柄のよさそうな彼女は、見た目にも風格があって、試合だけではなく表彰式を、僕はこんなに熱心に見たことはありませんでした。

 あんまり嬉しかったので、つい書いてしまいました(続いて伊調馨の五輪3連覇もあって、そちらも見事でしたが、小原日登美の金メダルには何か特別な感動を与えるものがあったと、それを言いたかったのです)。
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大野龍一

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