トキとカラスの会話

2011.01.29.02:14

カラス「トキっち、ドジョウ食いすぎて、脚気やて? やっぱ、あんたら人工飼育のもんは、あきまへんなー。わしらみたいな野生のもんの知恵がない」
トキ「ほっといてんか! おたくみたいな、メタボガラスに言われとうないわ!」
カラス「め、メタボやて! わしのこのヘルシーでエレガントなスタイルのどこがメタボなんや!」
トキ「ふん! 見た目だけでわかるかいな。うちは知っとりまっせ、おたくがゴミあさりで脂もんばっかり食うてるちゅうことを。せやから、内臓には、ぎょうさんアブラ巻いてまっせ」
カラス「せ、せやけど、どこにもそんなニュースはないやないか!」
トキ「それはかんたんな話や。うちらみたいな天然記念物のキチョーな鳥と違うて、おたくみたいなのは掃いて捨てるほどおって、希少価値いうものが全くおまへんからや。人間の世界でも見てみい、エリカ様の離婚沙汰はニュースになっても、そこらへんのしけたオバはんの離婚がニュースになるか? それとおんなじで、あんたが糖尿で、目ぇ見えんようになって、そこらの電柱にふつかって落ちて死んでても、人間にイヤな顔されて、生ゴミとして処理されて、それで終わりや。うちらは注射受けたり、あれこれ介抱されて助かるけどな」
カラス「そやろか? やっぱりわしはメタボやろか…。鳥インフルエンザには気ぃつけてるつもりやけど、そっちも気ぃつけんといかんのかいな」
トキ「そやで。エラそに、ひとを人工飼育がどうの、言うてる場合と違う。カラスは勝手にしたらええて、ほっとかれとるだけの話。うちらと違うて、おたくらは自己責任でちゃんとせなあかんわけや。まあ、町場のカラスは、エサが人間の出すもんに偏っとるだけに、それにはよっぽどの知恵がいるけどな」
カラス「わしらにも、『○○カラス保護センター』いうのが出来へんもんやろか?」
トキ「それは、無理やと思うわ。さっきも言うたように、貴重さの度合いが全く違う。見た目も、おたくでは絵にならへんやろ? 怪奇映画に出てくるだけでんがな」
カラス「もうええわ…。どうも、人工飼育のもんは、口が達者でいかん」
トキ「何言うてますねん。先にインネンつけてきたのは、おたくの方でっしゃろ?」
カラス「ときに、わしらは何でこんなおかしな関西弁で話しとるのやろ?」
トキ「それは、これを書いとる奴が、ニュース見て、いらんこと書いてみたろ、思うたからや。あれは性格悪いよってに、それで関西弁に翻訳されてしもた。これではうちの気品が台無しや。おたくには、関西弁はよう似合うてますけどな」
カラス「傷つくわ、そんな言われ方…。これでもわしは東京の成城と田園調布を縄張りにしとる上品なカラスでっせ。何で山の手言葉に翻訳せんのかいな?」
トキ「そんな上品なカラスが、何でわざわざ佐渡まで来たんかいな…。まあ、ええわ。お互い鳥インフルには気ぃつけましょ。今年もあれはヤバそうなよってに」
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