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「タバコのみ撲滅法案」施行

2020.04.01(22:07) 706

 昨日、このブログには不具合が発生して、画面の一部が表示されなくなり、問い合わせたら、一時的なものだったらしく、いつのまにか元に戻っていました。その途中で、「これが原因かな?」とあれこれいじくり回しているうちに、記事が一つ消えてしまったりしたのですが、めんどくさいのでそのままにして、夜が明けてから、「そう言えば、ふつうには今日から新年度だな」と思って、模様替えすることにしました。といっても、テンプレートを借り替えただけなのですが、今度のは画面が広く、文字も大きくて、僕同様、老眼に悩まされるようになった年配の人たちにも読みやすくてよいのではないかと思います。元々広告なんか入れていないのだから、それ用の空白部分がよけいだったのです(そういうのを入れてこづかい稼ぎにするというのもめんどくさい)。

 さて、今日から「改正健康増進法」なるものが「全面施行」されることになりました。次は時事通信の記事です。

飲食店やオフィス、屋内禁煙 小規模店・専用室は例外 改正健康増進法が全面施行

 僕はこれをかねてから「タバコのみ撲滅法案」と呼んでいます。この「タバコのみ」というのは、「酒飲み」というのと同じで、喫煙者のことです。今では喫煙者はほとんど犯罪者と同じです。タバコは値上がりを続けて、その大半が税金なのですが、余分に税金を払っているというので評価されるなんてことは全くなく、喫煙のせいで病気になる率が高いから、医療費の高騰に拍車をかけていると非難される。いや、私、タバコを吸ってても元気で、今まで医者にかかったことは全然タバコを吸わない人よりずっと少ないと思うんですけど、などと言っても無駄で、有害な副流煙のせいで無数の犠牲者を周囲に出しているのがわからないのかと非難されるのです。

 たしかに、昔駅のホームでは、吸殻入れからもうもうと煙が上がっているなんてことがありました。ああいうのは迷惑そのもので、ちゃんと消してから入れない馬鹿がいるから、中の吸殻に燃え移ってそうなるのです。また、体調が悪い時などは、タバコのみでも他人のタバコの臭いに不快を感じることがあって、僕なども昔は、そういうとき駅のホームでタバコを吸っている人のところに近づいて、「こんなところでタバコを吸うんじゃない!」と文句を言ったりしたものです。ちゃんとそこには吸殻入れがあって、当時は吸ってもよかったのですが、相手は「すみません」と勢いに押されてあわててタバコを消す。体調が悪いと機嫌が悪いので、下手に抵抗すると殺されるかもしれないという雰囲気があったせいか、そういうときにトラブルになったことは一度もないのですが、後で考えると自分勝手極まりないので、相手も何で謝らなければならなかったのだろうと後で思ったはずです。

 しかし、近年は社会の雰囲気が全く違う。数年前、こういうことがありました。スーパーでコピーを取っていて、そのときはかなりの枚数があったので、途中でコピーをとりたいのではないかという七十歳前後のご婦人の姿を認めて、「お先にどうぞ」といったんコピーをやめてその人に譲ったのです。するとそのご婦人、近づきながらいかにも迷惑そうな顔でゴホゴホと咳をして見せ、「あなた、タバコ吸うでしょう?」と言う。もちろん、そのとき吸っていたわけではないのですが、衣服にタバコの臭いがついていて、その不快な臭いが咳を誘発したのだとのたまうのです(僕は洗濯したばかりの服とズボンを身につけていたのですが)。その人はそれで、当然のようにコピーをして、挨拶も何もなく、そこを離れて、そのまま遠ざかるのかと思いきや、近くでコホン、コホンとしつこくやっている。にっくき喫煙者を告発してやまないという感じで、このクソばばぁは何なのだろうと、さすがに僕もむっとしましたが、「われに正義あり」という感じで、この手の人が激増している印象です。

 上の記事には面白い記述があります。

 全面施行により、飲食店やオフィスなどの中も原則禁煙になるが、喫煙が主目的のバーや個人の自宅、ホテルの客室などは対象外となる。

「個人の自宅」まで含まれているというのが笑えるので、もしそれまで禁止にするというのなら、完全な「撲滅法案」になります。むろん、結婚して小さな子供がいるというような場合、タバコのみの夫は妻から「室内禁煙」を命じられるのがふつうで、アパートやマンションのベランダで、冬場は寒さに震えながらプカプカやるのです。タバコの先の火が点滅するので、彼らは「ホタル族」と呼ばれる。僕も昔、幼いわが子の健康に害を与えないよう率先してそれをやっていましたが、今だとこれも隣の住民から「有害な副流煙が流れてくる」と苦情を言われてしまうでしょう。

「ホテルの客室などは対象外」というのは“寛大な措置”と言えるかもしれません。アメリカなどでは久しい以前から客室でも吸えないからです。但し、今は全面禁煙のホテルも増えているはずで、「どこでも吸えない」という状況が多くなっているのです。商店街などにはよくあった、吸殻入れが置かれたベンチからも吸殻入れだけが最近は消えている。仕方なく、どこかの隅で携帯用の灰皿をもって吸っていると、白い目で見られるのです。歩行禁煙はとうに禁止されている。見つかると罰金をとられる地域まであるのです(上の記事にもあるように、今回の法施行で、「禁煙場所で喫煙した個人に30万円以下、禁煙場所に灰皿を設けた施設管理者に50万円以下の過料」が科されることになる)。これではまだ手ぬるいと、そのうち懲役刑まで検討されるようになるかもしれません。

 今回の新型コロナでは、喫煙者は重症化して死にやすいと言われています。喫煙によって肺に障害(無自覚でも)が発生しているからだと思われますが、皮肉な言い方をするなら、喫煙によって早死に傾向が高まるというのなら、医療費高騰の大部分は高齢者の増加によるのだから、その方が老人の数が減ってよさそうなものです。僕自身は認知症になるのを最も恐れていて、長生きするとそれは避けられそうもないので、そうなる前に死ねる方がいいと思っているのですが、喫煙がそれをサポートしてくれるとすれば、それはむしろ望ましいものと感じられるのです。

 しかし、実際問題としては、タバコのみに長生きな人は結構多い(有名人では、養老孟司氏や山崎正和氏など)。だからこの願望は実現しないかもしれないので、概していえば、大酒飲みの方が早死にするのです。僕も昔はいくらか飲んだことがあって、一時うつ気味になったときはがぶ飲みしたこともありますが、ちっとも酔えなくて頭が痛くなるだけなのでそれもやめて、今はふだん一滴も飲まないのですが、これは元々酒が好きでなく、中毒になることがなかったからで、努力してそうなったというわけでは全くありません(若い頃、大酒飲みの年上の知り合いが何人かいて、よくお供させられたのですが、自分は大して飲まなかったのです)。タバコやコーヒーは好きで、こういうのは体質的なものでしょうが、人によって何にはまるかは違うのです。

 アメリカはかつて「禁酒法」なるものを制定して、そんなもの守れるはずがないので、密造酒製造が盛んになって、アル・カポネなんかのギャングを儲けさせるだけに終わったのですが、中毒性のあるものは禁止が難しい。だからタバコも「禁煙法」を制定して、タバコそのものの製造販売を禁止するのは難しいので、こういう外的規制に訴えるのでしょうが、飲酒と喫煙のどちらが有害かと言えば、それはむしろ前者でしょう。「ほど」をわきまえればいいが、酒好きの人はどうしても度が過ぎてしまって、健康を害することになりがちです。酩酊による「酒の上での失敗」というのもあって、どさくさまぎれセクハラ行為に及ぶ輩もいる(そういう卑怯な馬鹿はその場で殴ってやるのが一番です)。タバコで人格が変わるなんてことはありませんが、酒はそうではない。その意味でも、タバコより酒の方が問題は深刻ですが、今はもっぱら「タバコの害」ばかりが言い立てられるのです。

 今の状況では、喫煙者は十字軍の旗を掲げるキリスト教徒に追い立てられる異教徒のようなものです。道徳的優位があちらにあって、こちらは「何とかお目こぼしを…」という感じにならざるを得ない。罪人もしくは三等国民で、タバコ会社の陰謀で中毒にさせられて、そこから離脱できない哀れな意志薄弱者であるのみならず、副流煙という害をまき散らす犯罪的存在でもあるのです。だから先のご婦人のように、わざわざ近づいてくんくん嗅いでみせ、タバコの臭いが服に付着していることを咎め立てするような人まで出てくるのです。

 この問題をどうすればいいのか? 一律に禁止するのではなく、それぞれの地域に「喫煙特区」というのを設けて、そこだと喫茶店でも飲み屋さんでも、自由にタバコが吸えるようにすればいいのではないかと、僕は思います。吸いたい人はそういうエリアの店に行くのです。非喫煙者が間違って入り込まないように、入口にはWARNINGのネオンでも点滅させる。その下には「ここから先は喫煙許可区域です。副流煙によってあなたが健康被害を受けても、それは自己責任と見なされます」というような掲示文を出す。

 この場合、とくにそこだけ治安が悪くなるということはないでしょう。先にも言ったように、喫煙によって人格が変わるというような異変は起きないからです。吸わない人には迷惑だというのなら、吸う人間だけが集まるエリアを作ってやればよいわけで、十字軍的情熱からすれば、こういうのは「後退」であり「妥協」と思えるかもしれませんが、その程度の寛大さは示していただきたいものです。

 今は通常の電車はもとより、特急や新幹線でも全面禁煙です。空港に行くと、狭苦しい喫煙室なるものがあって、それでもないよりはあった方がマシなのですが、そういうのまで全部なくなると、どこでもタバコは吸えなくなる。「だからやめるのがいいので、それが正しいんですよ」と言われるかもしれませんが、そういう「正しさ」の押しつけは僕のようなつむじの曲がった人間には承服しがたいので、何だか宗教カルトみたいで気持ちが悪い。

 昔から「百害あって一利なし」と言われるように、喫煙は健康によくないから、撲滅すべき悪しき習慣なんですよと、医者は言うかもしれません。しかし、こんなことを言っても通じるかどうか知りませんが、生きていること自体が健康にはよくないのです。この不潔で醜悪な社会がもたらすストレスは並々ならぬもので、たとえば今の安倍政治なんて、僕の健康にとってはすこぶる有害なものです。タバコでも吸って煙に巻いていないとやってられるか、と言いたくなるようなもので、酒飲みの人たちにしても、若い頃僕が知っていた人たちはいずれも仕事ではピカ一の有能な人たちでしたが、酒(当時は大方の人がタバコも吸っていた)でバランスを取っていた部分があったように思うので、酒もたばこもやらない、しかし無能この上ない人たちより、生産性はずっと高かったのです。だから人間的な魅力があって、話をしていても面白く、学ぶことが多かった。仮にそれで人よりいくらか早く死んだとしても、長生きした人より残したものは大きく、その人生も充実していたかもしれないのです。身体的に健康でありさえすればよいというようなものではない。健康に配慮するのは結構ですが、あなたはそもそも何のために生きているんですかとおたずねしたくなるようなただの「健康おたく」も少なくないのです。そういう人たちには spirit(精神/酒精)がない。

 十八の時分から吸っている僕の場合は、タバコと人生の喜怒哀楽を共にしてきたというところがあって、こういう文章を書くのだって、タバコという伴走者に助けてもらっているので、こう書くと、「それそれ、それを依存というのだ!」と言われるかもしれませんが、別にそれで正体不明になっているのではなく、むしろそれを借りて集中力を上げているのです。いや、それは錯覚なんですと、こう言うとまた医学者先生たちがここぞとばかり講釈を垂れてくれそうですが、医者の言うことも出鱈目が多いので、それは今現在の支配的な学説ではそうなっているというだけの話だったりするのです。とにかく、周囲への配慮はそれ相応にしながら吸っているものを犯罪みたいにとやかく言われたくないので、今のタバコのパッケージには、書くのを義務付けられているのでしょうが、パッケージのデザインをぶちこわしにする大きな文字で、「たばこの煙は、周りの人の健康に悪影響を及ぼします。健康増進法で禁じられている場所では喫煙できません」と書かれているのです。わかっとるわい、そんなこと! やや前だと、こういう脅迫文も入っていた。「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、愛煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。」

 ご親切なことですが、喫煙率は下がり続けているのに、肺がんによる死亡率は上がり続けているというデータがある(下のURL)ので、これは喫煙以外の肺がん誘発原因が他にあるのでなければ説明できません。こう言えば、喫煙撲滅に十字軍的使命感を抱いている人たちは、男女比で男性の肺がん死亡率がダントツで高いのは、男性に喫煙者が多かったことと関係するのだと言うかもしれません(ほんとはそれだけでは説明できないが)。そして、元喫煙者は、途中で禁煙しても肺がん罹患率は高いのだと。なるほど、それなら今さら僕みたいな年配の人間が禁煙してもほとんど意味はないということになるわけです。

肺がんの患者数

 だったら、「何十年も吸い続けてきた人の場合、今さらやめても手遅れです」と付け加えてもらわないと。今の若い人は、「喫煙有害教育」の成果と、タバコの値段が高すぎることから、喫煙者になる比率は激減している。僕も息子に、「ああいうのは、初めから吸わなければやめる必要もないから、吸わないのが一番だ」と言って、周りの仲間にも吸う人間はほとんどいないようなので、喫煙者にはなりませんでしたが、こちらはそれでいいわけです。

 問題は前からずっと吸ってきた人たちで、今の原理主義的なタバコ撲滅運動は、愛煙家にとっては迫害に等しい。禁煙しないと生存権を奪われるみたいなこういうやり方は感心できないので、「ここらで一服」の場所を設けてもらわないと、社会生活を営めなくなってしまうのです。愛煙家の中には社会貢献している人も結構多いと思うのですがね。

 今回のコロナウイルス騒ぎでも、「喫煙者は重症化する可能性が高い」と言われていますが、僕自身は、自分がそれで死んでも仕方はないと思っています。仮にそれで死んだとしましょう。今手掛けている訳本は、作業は完了しているので、死んでから出ることになるでしょう(訳者の遺作ということで、珍しく売れるかもしれない)。次の候補が見つかったので、それを訳してから死にたいという気もちょっとするのですが、それは遺書でも書いて、息子に代わりにそれをやらせることもできるし、是が非でもというほどではない。僕は隠居生活に憧れる気などは元からない人間なので、65年も生きれば、人生たくさんです。

 それと、こういうのは運命みたいなものです。小学校に上がる前か、上がったばかりの頃、はしかが流行して、ああいうのは早くかかった方が軽症で済むというので、僕のせっかちな母親ははしかで寝込んでいる同い年の子の母親に頼んで、症状真っ盛りの彼の隣に布団を敷いて、そこにわが子を一晩寝かせることにしました。彼女にはこれは名案であると思われたのです。周知のように、あれは麻疹ウイルスによるもので、その感染力は「極めて強い」とされ、飛沫感染はもとより、空気感染もします。一晩隣で寝ていたからには間違いなく感染しただろうと彼女は喜びましたが、いっかな発症せず、全然感染していなかったことがのちに判明しました。近隣の子がバタバタはしかになったのに無事で、「何でおまえははしかにならないのだ?」と悩ましげな顔で言いましたが、数年後、何かの折に感染して発症したのです。

 だから、なるときはなって、ならないときはいくらそうなるよう努めてもならないのです。僕の場合、精神だけでなく、身体もつむじ曲がりにできていたからなのかもしれませんが、人生かくの如しで、禅僧・良寛の言葉ではありませんが、「病むときは病むがよろしく、死ぬときは死ぬがよろしい」のです。むろん、わざわざあえて危険を冒すのは愚かでしょうが、人の生死は喫煙やコロナウイルスで決まるのではない、それは運命なのだと達観した方が、精神衛生上もよろしいのです。

 そろそろ終わりにしましょう。副流煙が有害で迷惑だということなら、さっき言ったように喫煙者専用エリアのようなものを作って、そこのパブや居酒屋、喫茶店ではタバコが自由に吸えるようにすればいいのです。喫煙者は一定数いるから、商売は十分成り立つ。これは一種のアパルトヘイトみたいなものですが、タバコのみにとっては、禁煙社会に強制同化させられるよりはずっとマシなわけです。健康のことは別に心配してくれなくていい。喫煙による害と、禁煙によるストレスが健康に与える害を考えると、どっちが大きいかはわからないので、心身複合体の人間存在はそうそう単純なものではないのです。

 僕もいつかは禁煙するかもしれませんが、それも自発的なものでありたいと思うので、目の敵にされるとかえって意地でもやめてやるかという気になってしまうものです。その意味でも、今のいくらか全体主義じみた、原理主義的「北風作戦」は賢明なやり方とは思えない。上の記事には、先の引用に続けて、

 飲食店でも、経営規模が小さい個人店は事業への影響も考慮し当面は対象外にした。具体的には、資本金5000万円以下かつ客席面積100平方メートル以下の既存店では、店頭に「喫煙可能」などと標識を掲示すれば、店主判断で喫煙できる。一方、1日全面施行の東京都条例は、従業員を雇う飲食店は面積に関係なく原則禁煙としており、改正法より厳しい規制になる。

 とあって、禁煙原理主義者に支配された東京都は駄目なようですが、それ以外の県の「経営規模が小さい個人店」なら、「店頭に『喫煙可能』などと標識を掲示すれば、店主判断で喫煙できる」とあるので、そういう店が残ってくれればと思います。

 何にしても、こういうのを見ると、タバコをやめでもしないかぎり、僕が東京に行くことはもうないだろうなという気がします。学生時代、喫茶店にたむろして、タバコとコーヒーをさかなに、あれこれ仲間と長時間議論していた頃が懐かしい。飲み屋さんでも、タバコとビールグラスを代わる代わる口につけて、文字どおり口角泡を飛ばしていたのです。そういう空間は、もはや東京には存在しなくなったということです。今は副流煙もなく、衛生的かつ健康的な環境の中で「盛り上がって」いるのでしょうか? 僕にはかなり想像しにくい光景ですが、そうなのだろうなと思う他はありません。

 最後に、タバコ会社にも注文を付けておくと、今の大方の紙巻タバコには中毒性を強化するためや、早く燃えるようにするためにいらざる化学物質がたくさん添加されているようなので、よけいなものをくっつけるな、ということです。真っ正直に、タバコの葉っぱだけで作れ。そうすれば有害さも多少は減るでしょう(いわゆる「健康的な」人たちの、自他の健康に深刻な悪影響を与えているであろう「有害な思考習慣」についても書くつもりだったのですが、長くなりすぎるのでそれはまたの機会にします)。

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祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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再び「新コロナウイルス=人工説」

2020.02.16(09:26) 690

「えっ、先生って、和歌山出身なんですか?」
「そうだよ。ものすごい山奥だけど、何で?」
「いや、何でもありません…」

 というようなやりとりが塾でこの前あったよなと思って、何でかなと思ったら、和歌山県有田の病院で新型コロナウイルスの患者が出たというニュースとあれは関係していたのではないかと思い、後で笑ってしまいました。塾の教師はしゃべるのが商売ですが、喉が枯れてコホコホしばらく咳が止まらなかったので、受験生たちは本能的に「ヤバい」と思ってしまったのかもしれません。しかし、僕はずっと延岡にいるのだから、別にそれで影響を受けているわけではないのです。あれも、しかし、最初外科医がかかったようですが、感染経路が全くわかっていない。言えるのは、東京や他県でもすでに患者はかなりの数出ているので、新型コロナウイルスは完全に「日本上陸」を果たしているということです。

 かかっても軽症だから、騒ぐには値しないと言う専門家が多いようですが、専門家というのもあまりアテにならないもので、僕らはそれを福島原発事故のときにこれでもかというほど思い知らされました。僕個人も医者の言うことが全くのデタラメだったという経験をしたことがある(「あんたは一生病人で、死ぬまでずっと薬を飲み続けなければならない」と脅されたにもかかわらず、薬も通院もすぐやめて、それから三十年たっても問題なく生きている)ので、「ははあ、今の学説ではそういうことになっているんですね」という程度の受け止め方しかしないのですが、下らない脅しは信じなければすむだけとして、これとは逆の「大したことない」が実は大嘘だったというケースは深刻なものなので、後で「医学の標準的なテキストには載っていませんでした」と言い訳されても、患者は困るわけです。

 次の記事はグーグルのニュースサイトの「ピックアップ」のところに出ていたから、非常に多く読まれている記事なのでしょう。この「大紀元」というサイトは中国共産党に敵対的なスタンスを取り、その闇を暴き続けているようですが、それはデマを流しているわけではなく、これまでのところ、正しい指摘が多かったようです(手段をえらばないあの独裁権力によく潰されないものだなと感心する)。この記事も、僕にはウイルス学の専門知識などないので、信憑性の正確な判断はできませんが、きわめてロジカルで説得力のあるものに思えます。

欧州のウイルス専門家、新型コロナウイルスに「消すことのできない人工的痕跡」

 要するに、今回の新型ウイルスは、当初武漢の海鮮市場から出たものだとされましたが、そことは無関係な人にも初期感染者が出ていたことから、同市にある管理が杜撰なウイルス研究所が火元ではないかと疑われ、この記事はその疑いに合理性があるとするものです。ポイントは次の箇所です。

 ある2本の論文は、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質にある4つの重要なアミノ酸残基が人為的に替えられたと指摘しました。4つのアミノ酸残基が替えられたにもかかわらず、スパイク・タンパク質と受容体の結合性に変化がないのです。1本の論文は、中国科学院パスツール研究所の専門家、崔傑氏が書いたものです。もう1本の論文は、インド工科大学のプラダン(Pradhan)教授らが執筆したものです。インドの研究チームは、新型コロナウイルスのタンパク質はHIVウイルスと酷似していると指摘しました。中国の研究チームは、新型コロナウイルスがACE2(血管機能に関わるアンジオテンシン変換酵素2)細胞受容体に結合して感染するとの見方を示しました。

 遺伝子の突然変異について、特にウイルスの遺伝子突然変異は一般的に、自然突然変異と言います。これは無作為で、いかなる機能性や目的性を持たないので、遺伝的浮動(genetic drift)と言い、ウイルスの自然的な再集合とも言います。しかし、新型コロナウイルスについて、われわれはこのウイルスが、受容体タンパク質の働きを保ちながら、正確に「異変」していることに驚いています。

 このウイルスはなぜ、その働きを保ちながら、正確に異変したのでしょうか。自然界では、このような現象はありますが、しかしウイルス研究者として、このような現象を目にする確率は非常に低いのです。だから、その2本の論文は、新型コロナウイルスが人為的に合成されたものだという仮説を唱えたのです。


「米国の科学者、ジェームス・ライオンズ・ウェイラー(James Lyons-Weiler)博士」はこう述べたという。

「なぜこのウイルス(2019-nCoV)の多くの遺伝子の中で、このタンパク質だけが配列が全く異なっているのでしょうか。これは全く筋道が通らないことです。他の場所から由来したとしか考えられません」

 要するに、遺伝子操作技術を使って「人工的に合成された」ウイルスである疑いが非常に濃い、ということです。

 ジェームス博士はその後、分子生物学のゲノム解析方法で、新型コロナウイルスのあの不自然なシークエンスを、非ウイルス由来のシークエンスと比較しました。この結果、博士は、SARSウイルスの再集合に必要なpShuttle-SNと呼ばれる特異の遺伝子配列に非常に近いと気づきました。Shuttle bus、シャトルバスをよく聞きますね。Shuttleは、定期往復便という意味です。遺伝子の研究では、Shuttleというのはある種を別の種に運ぶことを指します。遺伝子を運ぶ道具だと言えましょう。このpShuttle-SNを開発した実験室は、中国のSARS遺伝子ワクチンタンパク質を生成した実験室であります。

 ジェームス博士は、新型コロナウイルスが人為的に作られた生物兵器だとは思っていませんが、しかし実験室で行われた遺伝子組み換えによって、非常に危険なウイルスが合成されたとの見方をしています。研究員があるウイルスの一部の配列を別のウイルスの一部の配列に組み込んだことで、人工的な遺伝子組み換えウイルスを作り出したのです。このような人工的な遺伝子組み換えウイルスは、予想もしなかった毒性を持つようになるかもしれません。


 物騒きわまりない話ですが、要するに、疑われているのは「中国のSARS遺伝子ワクチンタンパク質を生成した実験室」だということです。中国発のあのSARSは世界を震撼させましたが、今度はそれを利用したとんでもないものをラボで人為的に作って、それが外に流出してしまったとなると、中国国内はもとより、世界中の人が激怒するでしょう。

 新型コロナウイルスのもう一つの特徴は、ヒトからヒトへの強い感染力です。このウイルスの潜伏期間に、他の人に感染する可能性があるのです。一般的なウイルス性伝染病の場合、症状が現れてから、初めて他の人に感染するのです。なぜなら、症状が出た時、体内にあるウイルスの毒性がピークになっているから、人にうつすことが可能です。

 しかし、新型コロナウイルスは潜伏期間内に他人にうつしています。公共施設にいる市民のなかに、誰がこのウイルスの感染者かを知る余地もないでしょう。だから、感染拡大防止に大きな困難をもたらしました。すべての人にウイルス検査を行うのは不可能だからです。

 新型コロナウイルスの致死率の高さにも注目しなければならないです。SARSが発生した当時は、致死率が9.3%でした。最近、医学誌「ランセット」で発表された論文は41人の感染者について調査を行い、致死率が15%だという見方を示しました。

 したがって、新型コロナウイルスの毒性が非常に強いとわかるのです。毒性は、ウイルスのタンパク質の機能と特性によって決められます。これが、私がなぜ新型コロナウイルスのゲノム配列をさらに研究する必要性を訴えるかの理由です。スパイク・タンパク質はこのウイルスの感染力を決めるのです。スパイク・タンパク質によってこのウイルスが人体の細胞に侵入するのです。だから、どのようなタンパク質がこのウイルスの毒性を生じさせたのか、どのように受容体、あるいは細胞に結合するのかなど、このような研究にさらに取り組む必要があります。


 詳しくは全文をお読みいただくとして、結論は、「中国で起きた今回の災難は、重大な人道的な災難だと言えます」ということなのですが、日本の多くの医学専門家はこういうのを「たんなる陰謀説もどき」と一笑に付すかもしれません。その根拠は、「まさかそんなことがあるはずはない」という非科学的な憶測にすぎなかったりするのですが、専門家というのはえてしてそういうものなので、彼らは概して独善的で、自分の「想定の範囲外」に出ることを嫌うのです。それは実際は効果が疑わしいとされる強力な抗癌剤を使った癌の標準的な治療(癌細胞だけでなく、健康な細胞まで攻撃するものが欠陥治療でないはずがない)をさも絶対的な、唯一の「正しい治療法」であるかのように言い張るのと同じです。

 話を戻して、この見立てが正しかったとして、中国共産党政府はその場合、国際的な非難の矢面に立たされることになります。それは「善意の」研究ではなく、危険な「生物兵器開発」とリンクした大失態であるとみなされるのは避けられないからです。それによって中国は世界中の人々に脅威を与えた。いくら世界第二位の経済大国になっても、やってることは北朝鮮以下だということになって、国際的な信用を一気に失う。それで亡くなった人たちは間接的な殺人の犠牲者だということになるからです。

 だから、善意の科学者、医学専門家たちがいくら真実を解明しようとしても、中国政府は巧妙にそれを妨害しようとするでしょう。アメリカ政府あたりも、ロクでもない生物兵器研究などをしているのは同じ(もう少しウイルス管理は厳格にしているとしても)なのだから、「明日はわが身」と、そこらへんは見て見ぬふりをして、いずれいったん終息はするだろうから、その時点でのわかったようなわからないような、中国御用学者のごまかしの説明を容認する。日本の専門家たちも、それが見抜けなかったのを糊塗するのには好都合だから、それは正しいものだとお墨付きを与える。今からそれが目に見えるようです。

 こういうのは、しかし、徹底的に究明してもらわないと困るので、中国共産党政府がやることには、今後そういう方面の妨害もないかどうか、細かく監視する必要があるでしょう。その結果、こういうのが「深読みのしすぎ」だったということもありえますが、その場合、そう主張する専門家たちには明確な論拠を示す責任が課せられる。上の記事に紹介されている研究からしても、それは「下衆の勘繰り」レベルのものではないことがはっきりしているからです。



祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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新型コロナウイルスがあぶり出した醜い人間模様

2020.02.13(17:50) 689

 一党独裁の中国の発表データは、経済指標でも何でも、信用できないとみなされていますが、今回のコロナウイルスの件でも同様で、「ほんとのところはどうなんだ?」と大方の人は思っているでしょう。中国国内でもそれに対する不満は高まっているようで、そういうのを意識してかどうか、新たにこういう発表がなされたようです。

中国湖北省の死者1310人、感染者4万8206人 計算方法変更で増加

 こういうのはあくまで「最低値」で、ほんとはもっとずっと多いのでしょうが、今回の件では“国際的な機関”であるはずのWHOでも、そこの事務局長がエチオピア人で、エチオピアは中国の投資でもっている(海外からの投資の85%を中国が占める)国なので、習近平のご機嫌を損ねてはいけないと「最大限の配慮」を行ない、ために緊急事態宣言の発表が遅れたと世界から疑われています。それはたんなる「疑惑」ではないでしょう。何でも、テドロス事務局長は中国の後押しのおかげで事務局長選挙にも当選できたのだという(以上、遠藤誉氏等の記事による)。それで「習近平のポチ」になっているわけで、機関の重要性に鑑みて、馬鹿馬鹿しいでは済まされない深刻な問題です。

 その中国、政治的言論の自由ゼロでも有名ですが、経済格差の甚だしさでも有名で、医療も「カネ次第」だという、次のような記事が出ています。

【新型コロナ】日本人の想像を遙かに超える中国の医療格差 「不老長寿」というまやかし

 記事に出てくる「富裕層専門病院」については、僕も前にドキュメンタリーで見たことがあって、いい気なものだと呆れましたが、ウイルスは当然ながら、人の貧富をえらばないので、ロクな医療も受けられず、ウイルスに感染しても治療を受けられず放置されている貧しい人たちが多いと、拡大は止められず、それは富裕層にも直接跳ね返ってきて、かえって事態を悪化させることになるわけです。記事には、

 中国の富裕層は、世界でもトップクラスの金持ちになった。今や“モノ”で満足することはない。
「マンション価格や株式市場の下落を、中国共産党は必死に買い支えています。貧困層が共産党に反旗を翻しても、幹部連中はそれほどの恐怖は感じないでしょう。しかし、もし中間層や富裕層が党に逆らう事態になれば、中国共産党は大打撃を受ける可能性があります。そのために党幹部は、不老不死という新しい夢を国民に提示したわけですが、今回のコロナウイルス騒動で中国の医療制度がどれだけ脆弱かを示してしまいまいました。これを中間層や富裕層がどう受け止めるのかは未知数で、これを今後、ウオッチする必要があると思います」(同・報道関係者)


 とありますが、そもそもの話、自分たちの健康さえ守ればいいという中国富裕層がジコチューそのもので、それが危うくなったから共産党政権に反旗を翻すということ自体、ジコチューの結果でしかないので、その結果がどうなろうと、そういう国に明るい未来はないでしょう。共産党幹部と富裕層は所詮「同じ穴のムジナ」でしかないわけです。

 そのあたり、アメリカなどでも事情は同じで、政権が共和党だろうが民主党だろうが、それが「ウォールストリート政権」であることには変わりがなく、政治権力を政治資金で操る業界団体、既得権益層に好都合なように税制も経済システムも作り替えられてしまった。だから経済成長の果実は、1%、0.5%、0.1%(上に上がるほど、資産増加率は高くなっている)に全部吸い上げられ、労働者の実質賃金はひたすら下がり続けるという悲惨な結果となり、「中間層は没落」したのです(オバマ・ケアも骨抜きにされて、アメリカにはいまだにまともな国民的な健康保険システムがないのは周知のとおりです)。収奪可能なフロンティアが消滅すれば、内部にそういう格差を作り出してもうけを増やすしかなくなるわけで、これは資本主義が行き着く終末的な光景です(戦争も新たな金儲け手段の一つとして渇望される。イラク戦争がその一例です)。

 ところが、ウイルスのようなものが出てくると、人間世界のそうした格差にはお構いなしだから、それによって生じた医療システムのひずみがあだとなって蔓延が食い止められなくなるという皮肉な結果となる。WHOのような国際的機関まで、中国に買収されたも同然になっているのだから、何ともはや、です。

 新型コロナウイルス=生物兵器説は下火になっているようですが、見方によっては、あれはパンデミックをひき起こすには好都合にできています。潜伏期間が長く、かつその期間でも感染し、軽症者はわからないからそれと認知されず動き回って、感染者を増やす。そうしてどんどん増えて行ったある時点で致死率の高い強力なウイルスへと変異するという性質のものをもし人工的に作り出すことができれば、それは恐るべき「大量破壊兵器」となるでしょう。自分たち用だけにワクチンを開発して用意しておけば、それは兵器として使えるわけです。こう言えば、専門家たちは笑うでしょうが、それが技術的に可能になりさえすれば、上に見たような今の人間のジコチューぶりからして、やらかさないという保証は何もない。あるいは、ウイルス研究所に勤める、カルト的な終末思想にかぶれたマッド・サイエンティストが、「人類は絶滅させるべきだ」と考えて、そういう破壊的なウイルスを開発、持ち出して、空港などでばらまく。テリー・ギリアム監督の映画『12モンキーズ』の悪夢が現実となるのです。

 一方、地球温暖化や環境破壊は容赦なく進行する。昨日、こういうニュースも出ていました。

「昆虫50万種が絶滅の危機に」 科学者ら警告

 これ、ものすごく深刻な問題ですよ。前から言っていますが、このまま行けば今の文明は百年ももたずに崩壊する。昨日、塾の生徒たちの入試用英作文の添削を返却していて、ある生徒の過去問の課題は、「地球温暖化を食い止めるための自分のアイディアを書け」というものだったのですが、文法的なミスが多く、書き直すよう指示したのですが、生徒と話をしていて、その理由がわかりました。彼は書こうとして、「ほんとはこんなのはどれも問題の解決にならないんじゃないか?」」と思ってしまったのです。そう思いながら無理に書こうとしたものだから、文もおかしくなってしまった。こういうのは、言い訳でなく、実際そういうことはあるもので、日本語の小論文でさえ、納得が行かないまま書き出すと「てにをは」がおかしくなって、論理展開も支離滅裂になってしまうということが起きる。英文ならなおさらです。スーパーで買い物をするとき、買い物袋を用意して、ビニール袋の消費を減らすとか、そんなもの、ほんとはただの気休めでしかないわけです。彼はそう感じていて、それは尤もなことなのです。しかし、いいアイディアが浮かばない。

 それで話をしていて、結局のところ、先進国の無駄が多すぎる生活水準を下げて、シンプルな生活にして、エネルギー、モノの消費量を大幅に減らすとか、国連などでも足並が全く揃っていないので、事態の深刻さを認識して、世界の協力体制を整えるなど、そういう大きなところから変えないとどうにもならないだろうという話になりました。アメリカみたいに石油メジャーの言いなりに、「温暖化問題は存在しない」なんてアホなことを言う政治家は選挙で落として、スポンサーの言いなりにいい加減なことを言ったり、したりしている政治家は選挙でも勝てないように仕向ける。中国みたいな独裁国ではそれは無理ですが、それでも国際的な非難の矢面に立たされれば、面目は潰れるので、それを恐れるようになる。だから、国際的な協力を求めるいわゆる「草の根」の運動は大きな意味をもつだろう。そういう話になって、実際グレタさんのような十代の声が影響力をもち始めているのだから、そういう方向で書けばという話になったのですが、こういうのはもはや小手先の対応ではどうにもならないレベルになっているのに、いわゆる既得権益層が術策を弄して妨害し、それにいいように操られている人もたくさんいるのです(ついでに言うと、あの悲惨な福島原発事故にもかかわらず、原発はCO2を出さず、クリーンだからいいなんてボケたことをまだ言っている人がいるのには呆れます)。

 今は何かと言えば「経済が…」と言いますが、先に見たように、人間社会内部でさえそれはいびつな、偏頗なものになっていて、自然全体との関係で考えれば、経済システム全体がそれから遊離した、対立的なものになっているのです。それで自然を破壊してしまえば、自然の恩恵を失って経済は崩壊するしかなくなる。これはかなり頭の悪い話ですが、ジコチューの賢い人なんて世の中には存在しないので、それで人類がこの先悲惨な状況に陥っても、それは全くの自業自得でしかなく、地球史に「最も愚かな生物」として記録されるだけになるでしょう。忍耐の限界に達した自然は、ひょっとしたらそのうちかつてなかったほどの凶悪なウイルスを生み出して、この傍迷惑な住民を根絶しようとするかもしれません。それもありそうな話だと、僕は思っています。



祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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だんだん聖書のアポカリプスみたいになってきた?

2020.02.04(00:22) 687

 今年は異常な暖冬ですが、お天気関係のニュースによれば、「5日(水)から6日(木)にかけて」数年に一度という強烈な寒波が日本を襲うそうです。自然も今は極端になって、バランスというものを失っている。

 個人的なことですが、めったなことでは風邪を引かない僕が、今年は年明けにしつこい扁桃炎にかかり、一週間ほど微熱が続いて、市販の風邪薬が効かないので、仕方なく医者に行って抗生物質を出してもらったらやっと治り、やれやれと思っていたら、先日土曜夜に再び発熱し、一晩で熱は下がりましたが、まだふらつきは残っています。前回ここに書いたロクでもない人物が不吉なものを運んできたのかと、オカルト的になってそちらのせいにしたくなるほどですが、あのコロナウイルスのニュースばかり読んだり、聞かされたりしたせいかも知れません(気分がいつのまにか肺炎患者になってしまった?)。とにかく、冬場にこんなに体調を続けて崩すのは珍しいので、何なのかなと思います(そのうち、不治の病にかかっていたと判明するのかもしれませんが、僕ぐらいの年になれば、長引くのは嫌だとして、死ぬことそれ自体は何ら問題ではない)。生徒たちの受験が無事終わって行き先が確定するまで、それなりにプレッシャーはかかるのですが、それは毎年のことなので、今年はどうもおかしいなという感じです。

 それで、ついでにというわけではありませんが、恐ろしい記事を二つ。

南北極の融解で進行する海の「腐海化」~海中の酸素が失われる「海洋無酸素事変」の恐怖
 
 これ、ものすごくこわい話です。溶け出した大量の氷の流入で、海流の流れに異変が生じて、それが遅くなっている(それが地球規模で異常気象をひき起こす)という記事を前に何かで読みましたが、事態がここまで進んでしまうと、人類も完全にアウトです。

 もし南北両極の氷がなくなると、海水の沈み込みが起きなくなる。すると海流が止まり、海をかき混ぜる力が失われる。酸素が送り届けられなくなった海底は無酸素となり、やがて深海に生きていた生き物(好気性生物)は窒息死する。

 その死体は、酸素がない状態では腐敗する。腐敗すると硫化水素などの毒ガスが発生し、海底の生物だけでなく、海面の魚も死に、海底へと沈む。海底の死骸が腐敗してさらに硫化水素を発生させ、それがさらに大量の魚を死に至らしめ・・・の悪循環が始まり、海洋生物の大量絶滅が起きる。これを海洋無酸素事変という。


 淡々と書かれていますが、これも地球温暖化がもたらす終局的な結果であるわけです。しかし、これは人類以前の、大昔にも起きていたことなのだと言う。

 実は、海洋無酸素事変こそ、石油を作った現象なのだと言われている。折り重なるように降り積もった海底の死骸が、やがて石油へと変質したのだという。

 もしそうだとしたら、人類は石油を燃やすことで地球を温め、南北両極の氷を融かし、海流を止め、海洋無酸素事変を招き、自らの屍と地球上の生物の死骸によって、石油を再生産しようとしていることになる。


「使った分は返しますからね」ということで、人類は人為的に同じ事態をひき起こそうとしているというわけで、なかなか律儀で感心(?)なことだと言えるかもしれませんが、その場合、その石油の一部は僕ら「人類の死骸」だということになるわけです。77億人分だから、一部とはいえ、それだけでも結構な量になるでしょう。

 もう一つは、僕はこれを読んで、昔見た映画『エクソシスト2』を思い出したのですが、飢饉が続くアフリカ(温暖化の進展で砂漠化が加速化し、それでなくても農地が減っている)に、それにとどめを刺すかのようなバッタの異常繁殖が起きているという話です。

ソマリア、バッタの大群襲来で国家非常事態を宣言

 中の「関連記事」を見てもわかるように、このバッタの大群自体、温暖化絡みと考えられているようですが、「過去25年間で最悪の蝗害(こうがい)」だそうで、当地の人たちの目には文字どおりの「世界の終わり」みたいに映っているでしょう。食糧支援を急がなければ、大量の餓死者が出るのは確実です。オーストラリアの山火事はやっと下火になったそうですが、衛星の地球画像を見るたびそこに大きな茶色のかたまりが映っていて、それだけ見ても深刻さがわかるので、憂鬱な気分になります。

 こういうニュースを集めるだけ集めたら、一体どういうことになるのか? 今大騒ぎになっている中国・武漢発の新型コロナウイルスについては、あれは実は海鮮市場ではなく、市内に二つあるウイルス研究所のどちらかから出たものかもしれないという疑いが新たに浮上しているそうで、何でも中国はそこに色々なウイルスを集めて(ときにはスパイが違法に他国から盗んで)、生物兵器を開発しているのだという。勘弁してくれよと言いたくなるような話ですが、共産党一党独裁の秘密主義国家のことゆえ、真相はたぶん永遠に闇の中でしょう。あの程度の殺傷力で「生物兵器」というのはありえないでしょうが、管理は恐ろしく杜撰らしいので、そこに集めていたコロナウイルスの一つが「うっかり」外に流出してしまった、というのはありそうな話に思えます。にしても、ロクでもない生物兵器なんぞ「開発」する必要はどこにもないので、そんなことのために研究所なんか作るな、とは言いたくなる。そういう連中だけ「選択的に」絶滅させることはできないものなのか、神様におたずねしたくなるほどです。

 何にせよ、「地球多難(イコール人類多難)」のニュースは今後も続きそうです。



祝子川通信 Hourigawa Tsushin


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人類は「ゆでガエル」状態のまま破滅に向かうのか?

2020.01.25(02:32) 684

 大学入試戦線の真っただ中ですが、金曜の昼間見たら、グーグルのニュースサイトに次のような記事が仲良く(?)並んでいました。

新型コロナウイルス肺炎、習近平の指示はなぜ遅れたのか?

「終末時計」残り100秒 地球最後まで、過去最短

 上のコロナウイルスの件は、宿主がコウモリだったというのと、ヘビだったという二説があるようですが、新型インフルエンザなどでは渡り鳥のそれにニワトリやブタが感染して、それが人間に移る(これもなぜだか中国発が多い)というケースがふつうで、コウモリはまだしも、何でヘビなんかが出てくるのかと不思議でしたが、上の記事を見て「なるほど、それでなのか…」と妙に納得したので、「ウイルスの発生源が野生動物なども売っていた海鮮市場」で、そこでは「タケネズミや蛇だけでなく、アナグマ、ハクビシン、キツネ、コアラ、野ウサギ、クジャク、雁、サソリ、ワニ…など、野生の動物が『食品』として日常的に売られて」おり、「それも調理して売るとは限らず、生のまま売ったり、目の前で殺したり、中には冷凍して宅配するというサービスもある」というのだから、思わずのけぞるのです。

 野ウサギはまだしも、タケネズミやヘビ、アナグマ、ハクビシン、キツネ、コアラに、サソリ、ワニまで食べているとなると、GDP世界第二位の経済大国で、アメリカに代わって世界の覇権を握ろうと目論んでいる国としては、いくら何でも外聞が悪すぎるでしょう。「そんなもの、中国の人はフツーに食べているんですか?」と立ち入った質問もしたくなるのです。

 かく言う僕も山奥の出身で、子供の頃は肉類はニワトリの他は、牛やブタではなく、イノシシとシカをよく食べていて、ウサギ肉も、何度かは食べたことがあると思います。高校生の頃は、休みに帰省した(というのも、山奥すぎて通える範囲に高校がなかったので、下宿せざるを得なかったからですが)とき、父にだまされてサルの肉を食べさせられたこともありました。たまたま母が留守で、きこりの父親がフライパンで調理して、僕に食べさせたのですが、彼は悪戯好きの側面があったので、何の肉なんだろうと思って訊いたら、「まあまあいいから食ってみろ」と言って、後でサルの肉だと聞かされたのです。驚いた息子の顔を見て、彼は満足げでした。あれはふつう狩猟禁止ですが、害獣として一定数の「処分」が認められ、尻尾か何かを役所にもって行くと、報酬がもらえるシステムになっていたようで、彼は知り合いの猟師にその肉をもらったのです。

 それでも、アナグマだのハクビシンだのまで食べるという発想はなかったので、ああいうのは見た目にも食欲がわく動物ではありません。ヘビも、昔の田舎にはそこらじゅうに色々な種類がたくさんいましたが、精がつくというので、マムシの乾燥肉は食べさせられたことがある(あれは香ばしくておいしい)が、他は食べるものだとは思っていなかった。かつては山男が面白半分タヌキ汁を作ったなんて話もあったそうですが、あれは猛烈な臭気がするそうで、鍋から臭いがどうしても抜けなかったという話を聞いたことがあります。その「海鮮市場」とやらでは、たぶんタヌキなども売られていたのでしょう。しかし、コアラなんて、あれは中国にはいないはずなので、わざわざオーストラリアから輸入して食べていたのでしょうか?

 問題は、このような野生動物を食べ物として売ることが許可されているのか否かということだ。
 実は野生動物の捕獲や摂取を取締る法律はいくつもあり、特に2003年のSARS(サーズ)発生以来、さまざまな規制が試みられてきた。
 たとえば「野生動物保護法」(第二十九条、第三十条)や「陸生野生動物保護実施条例」という観点や「食品安全法」あるいは刑法(第三百四十一条)においてさえ、さまざまな規制を設けている。
 この野生動物メニューの中に、合法的なものもあるかもしれないが、100種類も供されていれば違法性のあるものも含まれているだろう。その入手方法となると、「養殖が許されている野生動物」もあれば「捕獲自身が禁止されている野生動物」もあり、ましていわんや「食べていい野生動物」となると数が限られる。
 このような野生動物を食していること自体に違法性もしくは犯罪性がある。


 ご説ご尤もです。たんに外聞が悪いだけでなく、その市場には「違法食材」が多く出回っていた可能性があるのです。それが中央政府にバレては困ると、「武漢政府の当局は、今回の新型コロナウイルスによる肺炎の発症を、できるだけ外部に漏らさないようにしたことが考えられる」わけで、その新型ウイルスが突然変異を繰り返しつつ、より強力化して広がれば、パンデミックになり、「世界の迷惑」は測り知れないが、科学的に無知で、自分たちの目先の保身しか考えていないものだから、姑息な隠蔽工作に走って、事態を悪化させたのです。

 これは中国ではありがちなことで、前にも高速鉄道の脱線事故の際、証拠隠滅のために車両を丸ごと土の中に埋めてしまったなんてこともありました。「国民情緒法」の韓国も困るが、韓国が師匠と仰ぐ中国は「本家」らしく、輪をかけてこわいところがあるのです(いっときスーパーなどにたくさん出回っていた「中国製食品」が激減したのも、かの国の業者は危険で違法な化学物質も平気で使っていると知り、それを恐れて買う人がいなくなったからでしょう。僕も「殻付き落花生」だけは中国産のものを買っていますが、この程度のものなら大丈夫だろうと思っているからで、いくら安くても製造過程が闇に包まれているものはこわいのです)。

 習近平の中国が他国の研究者の力も借りて(見栄を張って協力を拒まれたのでは困る)、この新型コロナウイルスの拡大にストップをかけられるかどうか、アメリカと覇権を争うなどと言いながら、放置して凶悪化したウイルスの「輸出」で世界を震撼させたなんてことになると、洒落にもならないので、頑張って食い止めていただきたいものです。

 下の「『終末時計』残り100秒」の記事は日経のものですが、同じ問題を朝日はこう伝えています。

 危機が高まった理由の一つは核問題で、米国によるイラン核合意からの離脱、北朝鮮非核化交渉の停滞、米ロの中距離核戦力(INF)全廃条約の失効などを挙げた。
また、温暖化問題では、若者たちの世界的なデモにより意識は高まった一方、各国政府が具体的な対策を打ち出せていないとした。サイバー空間を使った偽情報が出回り、核や温暖化の問題に対応する取り組みを弱めているとも指摘した。


 温暖化に関しては、例のオーストラリアの山火事は途中大雨が降ったにもかかわらず、まだ続いていて、これは温暖化とは無関係だというようなフェイクニュースも出回っているそうです。次のニューズウイークの記事はそれと関係したものです。

 偽情報はすぐに出回った。森林火災防止のために政府が計画した伐採や野焼きを、環境保護論者が阻止していると、保守派の政治家と評論家が非難したのだ(「議論をそらす」ための「政治的レトリック」であり「陰謀論」だと専門家は一蹴したが)。
 オーストラリア出身のアメリカ人メディア王、ルパート・マードックが所有するメディアは偽情報攻勢を開始。山火事の主な原因は「放火」だというデマを広めようとした。これに対し、マードック所有のニューズ・コーポレーション内部から、同社が「無責任」かつ「危険」な報道をする「誤報キャンペーン」を展開していると告発する声が上がった。
 偽りの主張を一握りの影響力のある人々がSNS上でシェア。それを右翼のウェブサイトとプロのトロールやボットが大掛かりな偽情報に仕立て上げている。
気候変動否定派の嘘は少なくとも2つある。そもそも山火事の主な原因は実は落雷だ。たばこの投げ捨てなどで逮捕者が出たのは事実だが、それが主な原因だというマードック系メディアの主張は全くのでたらめだ。英ガーディアン紙によれば「地元警察の話では放火が原因という証拠はない」。
 だが2つ目のより大きい嘘は、「火元」が問題だと暗に主張している点だ。実際には、山火事がここまで悪化したのは記録的な猛暑と干ばつでオーストラリア全土が燃えやすくなっているせいで、それは人為的な地球温暖化でしか説明がつかない。
 マードック系メディアと化石燃料産業にとっては不都合な真実だ。世間が化石燃料による汚染と気候変動をめぐる偽情報と差し迫った危機の因果関係に気付けば、彼らを真の「放火犯」と見なすに違いない。


 これは、「オーストラリアの山火事をあおる、フェイクニュースの大嘘」という、日本語版のタイトルが反対の意味に取られかねない――これだと山火事を環境保護派が大げさに騒ぎ立てているだけ、みたいに読める――ので問題がありすぎる、マイケル・マン(米ペンシルベニア州立大学地球システム科学センター所長)による記事(22日付)の引用です(原題は、MURDOCH IS AN ARSONISTで、直訳すれば「マードックが放火犯」ですが、文面からもわかるように、これは「マードックこそがフェイクニュースの焚き付け役であり、事の真相を隠蔽しようとしている卑劣漢なのだ」という趣旨のタイトルなのです)。

 日本でも、今年は異常な暖冬で、寒いのが苦手な僕は喜んでいますが、これがときたまの異変ではなく、恒常化すると大変なことになってしまうわけです。

 もう一つの、「核戦争の危機」の方は、「危機が高まった理由の一つは核問題で、米国によるイラン核合意からの離脱、北朝鮮非核化交渉の停滞、米ロの中距離核戦力(INF)全廃条約の失効などを挙げた」と上の朝日の記事にはありますが、この前のアメリカによるイランの司令官暗殺で生じた衝突危機は、イランの方にいくらかの分別があったおかげで何とか回避された(あの民間航空機誤射はまずすぎたが)ようですが、北朝鮮は「危なさ全開」で、今はお隣の韓国が完全におかしくなっているので、何よりそれが心配です。文在寅の場合、表向きはともかく、うまく北朝鮮を宥めて、核廃棄の方向にもって行こうなんてつもりで、融和策を取っているわけではさらさらないので、「ゆくゆくは核兵器をもつ北朝鮮と合体して、経済統合もうまくやれば、強力な朝鮮半島統一国家が実現する」という傍迷惑そのものの「ありえない妄想」にとりつかれているのです(その暁にはあの日帝めに思い知らせてやる!)。韓国の実体経済自体ガタガタなのに、北朝鮮のインフラ構築や経済のバックアップなんてできる道理もありません(過去の植民地支配の「慰謝料」として日本から搾り取ればいい?)が、それだけでなく、自分の軽はずみな行動が周辺諸国にどういう影響を与えて極東情勢を不安定化させるかという読みも全くできていないようなので、ある意味で金正恩の方がまだしも大人びているくらいです。従って、文政権こそが「極東軍事危機最大の不安要因」なのだと言える。幸い、スキャンダル続きで「チョ・グク後継」の野望は潰えたようですが、野党・保守派の不人気が響いて、次期大統領も同じ左派政権になって、文と似たような手合いが大統領に就任するというようなことになると、よい見通しは全く立たないことになる。「反日教育」も熾烈の度をさらに高めて、というのは嘘がさらに増えるということですが、かの「反日種族主義」はいよいよ強化され、それに応じて日本人の「嫌韓」度も100%近いものになるのです。そこまで韓国の人たちがアホだとは思いたくありませんが、これまでの経緯からしてもかなり心配なのです。

 グレタさんがいくら頑張っても、オトナには「環境オタク少女」とみなされて、本当には相手にしてもらえていないようだし、地球温暖化の流れは変わらず、事態は深刻化する一方で、それに付随して世界経済も悪化すると、紛争が増え、「核の使用」への誘惑は高まる。最近はあまり聞きませんが、それはニュースがないだけの話で、あのインドとパキスタン間の全面核戦争の危険も、減っているわけではないのでしょう? 言うまでもないことですが、印パ戦争が起きれば、「核の使用」はほぼ確実なので、全地球的大惨事になるのです。

 致命的な新型ウイルス出現の可能性は今後もあり、それが世界的にも近視眼的ジコチュー人間が多くなっている今、今回の中国地方役人の愚かな隠蔽のような対応のせいで初動が遅れて、封じ込めに失敗する危険は増えそうだし、全くなあ…という感じですが、こういうのは「煽りすぎ」ですか?


【追記】新たに末永恵氏のこんな記事も出ています。

「これは全人類への“テロ”だ」

 そこには絶滅危惧種のセンザンコウまで含まれていた(シチューにして食うアホな連中より、地球的見地からすればずっと貴重な存在なのですが)というのだから呆れますが、最後は以下のように結ばれています。思えば、温暖化防止のための新エネルギー開発が進まないのも権力と結託した既得権益層の頑固な現実否認と妨害のためだし、根は全部人間の卑小なエゴなのです。

 密猟を調査する専門家らは、「密猟者たちは、金のなる木の野生動物を求め、常に新たな生息地を漁っている」と糾弾する。今、中国を中心にアジアや米国に感染拡大する新型肺炎は、SARSと同様、野生動物の売買が根源で発症したものだ。
 SARS発生の際、中国政府と早期診断検査法を開発した米国のコロンビア大感染症免疫所のリプキン所長は「このような野生動物の売買を厳しく取り締まり、市場を閉鎖できれば、今回のような大流行は起こらないだろう」と話す。
 劣悪な状況下に置かれた野生動物間では、さまざまなウイルスが介在するといわれている。
 その脅威は、中国だけでなく、中国と同じように密漁された動物市場が存在する東南アジア、さらには、新しい希少動物の密猟の“聖地”になりつつあるインドでも、こうした新型ウイルス性の疾病が起きないとはいえない。
 人間のエゴこそが、「人類崩壊の序章」を招く最大のリスクといえるのかもしれない。




祝子川通信 Hourigawa Tsushin


雑談
  1. 「タバコのみ撲滅法案」施行(04/01)
  2. 再び「新コロナウイルス=人工説」(02/16)
  3. 新型コロナウイルスがあぶり出した醜い人間模様(02/13)
  4. だんだん聖書のアポカリプスみたいになってきた?(02/04)
  5. 人類は「ゆでガエル」状態のまま破滅に向かうのか?(01/25)
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